2021年12月27日月曜日

土曜朝塾無事に終了しました♪

10月〜12月までの約2ヶ月半、大学生が小・中学生のお勉強をサポートする「土曜朝塾」。

教員志望及び教育に関心のある大学生インターンを募り、事前研修等をしっかりやった上で学習支援を行うこの取り組みは、今年で8年目!

若狭小学校区まちづくり協議会と連携しておこなっています。

1016日(土)〜1225日(土)までの期間、全11回で開催しました。



学習支援を開始する前に、学生インターンを募集し、インターン向けの事前研修を行います。
このインターンプログラムの運営を行うのも大学生です。
前年度のインターン生を中心に、運営メンバーを募り、それが引き継がれていく仕組みになっています。

去った10月9日、若狭公民館でインターン生に向けた事前研修を行いました。


宮城館長より「土曜朝塾」を公民館で行う意義について


若狭公民館の取り組みを紹介しながら、公民館という生涯学習の場でいろんな選択肢をつくる中で「土曜朝塾」が生まれたキッカケ、土曜朝塾で小中学生の学習支援をしながらもインターン生自身の実践練習や子どもたちとの関わり方も学ぶことができるそれぞれのメリットなどを紹介してくれました。
小中学生が日頃あまり関わりあうことがない、「お兄さん・お姉さん」世代の方々と関われる「ナナメの関係」を築いていく大切さをお話ししていただきました。


次は、糸数温子さん(沖縄セーフティネット協議会)より、近年話題になっている「子どもの貧困」について、子どもの権利という視点からお話いただきました。


糸数さんはリモートからでの参加で、「子どもの貧困」に関する新聞記事を読みながらワークショップを行いました。
「自分の身近に(紙面で紹介されている事例と)同じような子がいたらどう対応するのか」という問いかけに研修生からは「行政機関と連携して解決していく」や「その子に寄り添って、話を聞いてあげる」など一人一人違う意見が述べられました。


続いて、翁長有希さん(キャリア教育コーディネーター)より「社会の変化と育むべき力について」の講話。


これからの社会がどう変化していくかをお話ししてくださり、これから産まれて育ってきた子どもたちは、AIやスマホ・タブレットを使用したテクノロジーを活用することが普通になってくる。
研修生が先生になった時に時代の変化にどう対応していくべきかということを参加者に意見を聞いていました。


学習支援は、10月16日から授業スタートしました。 (第1回の様子はこちら
土曜朝塾の学習支援は、前半は宿題などの家庭学習支援。後半が大学生インターンが考案した探究学習の実践です。

12月11日には子どもたちがどのような様子で探究授業を行っているのかを関係者の方々に見ていただく授業参観を行いました。




保護者の方からは「土曜朝塾に参加するようになってから毎回楽しそうに朝塾のことを報告してくれます」「いつも親子の会話は多いですが土曜朝塾が始まって“特に”よく話をしてくれるようになりました」という意見をいただきました。

最終日となる12月25日はクリスマスパーティも行い、飾りつけやゲーム等わいわい楽しみました。




地域の方から子ども達にといただいたお菓子を大学生がきれいにラッピングし、プレゼントしました。





土曜朝塾が終わった際に「また来年の土曜朝塾でね」と帰っていったのが印象的で、参加してくれた小・中学生と大学生の絆ができたことがうれしくなりました。

来年度も子どもたちの興味関心を引き出す学習の取り組みを行っていければと考えています。



(石田)






2021年12月24日金曜日

「公助×共助」防災専門家・行政で話し合う

12月20日、なは市民活動支援センターで「なは防災キャンプ'21 秋 シンポジウム 〜地域防災『公助×共助』ベストの方程式を考える〜」が、災害プラットフォームおきなわ主催、若狭公民館共催で開催されました。

自然災害が多発する昨今において、被害を最小限に抑える為には、自助・共助・公助の連携が不可欠です。

今回のシンポジウムは、地域住民が互いに助け合う「共助」と公的機関が救助活動や物資などを支援する「公助」がどう連携すべきかを考え、また、そのために平常時から取り組むべきことについて話し合うために開催されました。



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「なは防災キャンプ'21 秋 防災シンポジウム 〜地域防災『公助×共助』ベストの方程式を考える」

第1部 基調報告・避難所検証・地区防災計画実践

稲垣 暁 氏(一般社団法人災害プラットフォームおきなわ共同代表) 


第2部 パネルディスカッション「地域防災『公助×共助』ベストの方程式は何か?」

【論点1】「公助」あっての「共助」では?行政と地域の関わりで「公助」と「共助」はどうかみあうべきか?

【論点2】地域の防災資源や拠点を再評価・リフレーミングする必要があるのではないか?

【論点3】早期解決が必要!国が求める「地域での安全な場所確保」と「物資/情報支援」をどうしたらよいか?


パネリスト

稲垣 暁 氏(災害プラットフォームおきなわ共同代表)

渡嘉敷 洋美 氏(那覇市まちづくり協働推進課主幹) 

李 仁鉄 氏(にいがた災害ボランティアネットワーク理事長) 

屋良 剛 氏(那覇市防災危機管理課課長) 

前原 土武 氏(災害NGO結代表) 

小濱 裕子 氏(那覇市公園管理課主査) 

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参加者に配布した資料(レジュメ)を共有します。


まず、はじめに稲垣 暁 氏(災害プラットフォームおきなわ共同代表)より基調報告がありました。


第1部 基調報告・避難所検証・地区防災計画実践:稲垣 暁 氏

稲垣 暁 氏(災害プラットフォームおきなわ共同代表)

「公助や共助」という言葉は、阪神淡路大震災をキッカケに使われるようになってきました。

当時新聞記者だった稲垣さんも実際に阪神淡路大震災の現地で被災していたのですが、着の身着のままで周りの地域住民を救助した過去をお話してくださいました。

その住民同士の助け合い、救助活動が「共助」という言葉として広まっていったそうです。

・消防署も被災しており消防隊や消防車が来なかった。住民同士でバケツリレーを行い消火活動を行った。

・災害時に学校校舎の鍵が閉まっており、避難ができない状況があった。

・災害時に誰が避難所を運営するかが決まってなかった。

災害時の「公助」の準備が整っていなかったという課題が見えてきたとお話してくれました。




休憩時間には参加者の意見(「公助」と「共助」どう考える?)なども張り出しました。
時間の都合上、パネルディスカッションでは全てを紹介することができませんでしたので、こちらで共有します。イラストや図を用いてわかりやすく表現されているものもありましたので、そのまま掲載しています。(一部見えにくいものもあります。ご了承ください。)

参加者意見:「公助」と「共助」どう考える?









第2部では地域防災『公助×共助』のベストの方程式について話し合いが行われました。

■パネリストの紹介■

稲垣 暁 氏(災害プラットフォームおきなわ共同代表)


渡嘉敷 洋美 氏(那覇市まちづくり協働推進課主幹)


ボランティアのマッチングや那覇市のそれぞれの課からの情報を集めて、必要情報を市民と繋ぐの窓口業務としての役割も果たしている「まちづくり協働推進課」が入居している「なは市民協働プラザ」は、災害時の指定避難所として設置されています。

李 仁鉄 氏(にいがた災害ボランティアネットワーク理事長) 

2004年に新潟中越沖地震の前の新潟の水害の時に被災した李さん。その被災した時のボランティア経験を活かして、新潟中越沖地震の際にボランティアセンターで活動したことをきっかけに、いつのまにかボランティアセンター設置のプロフェッショナルとなり、今では全国各地の被災地で活躍しています。


屋良 剛 氏(那覇市防災危機管理課課長) 


令和3年度から那覇市防災危機管理課の課長に就任した屋良さん。それまでは消防の救助隊として30年間活躍していました。災害が起きたら一番最初に災害対策についての判断をしないといけない立場です。防災危機管理課に配置される前に、内閣府の防災担当部署にて3ヶ月間勉強したそうです。

前原 土武 氏(災害NGO結代表) 

沖縄出身で、ラフティングで世界を旅しており、東京で添乗員で働いていた土武さん。東日本大震災をキッカケに災害支援のコーディネーターとして被災地で地域や行政の方々と一緒に活動しています。


小濱 裕子 氏(那覇市公園管理課主査) 


普段は公園の活用や美化活動の業務をしている小濱さん。防災キャンプの取り組みに実際に参加して、防災が公園にどう活かしていけるかを考えています。



第2部のパネルディスカッションは稲垣 暁 氏(災害プラットフォームおきなわ共同代表)が
ファシリテーターで論点にそって話をまとめてくださいました。


【論点1】 「公助」あっての「共助」では?行政と地域の関わりで「公助」と「共助」はどうかみあうべきか?
〜避難所運営での「国」「自治体」「地域」の視点のズレをどうする?〜

防災士の教本や自主防災組織の手引きでも地域で避難所運営をしましょうと記載されているが、避難所運営のノウハウがなかったり、地域の方に情報が届いていなかったりとわからないことが多い。
このギャップについてそれぞれの立場から意見を述べていく。

稲垣 暁 氏(災害プラットフォームおきなわ共同代表)
・避難所運営のマニュアルなどは自主防災組織のような地域住民と行政職員が一緒に作成していくのが理想。
・「公助」と「共助」の接点を作っていくことで、顔見知りを作ることが大切。

渡嘉敷 洋美 氏(那覇市まちづくり協働推進課主幹)
・避難所運営に関しての不安がある。
・行政だけが対応していくには限界がある。
・イザ!避難所開設した時に普段施設では活動していない本庁職員が派遣され、対応マニュアルもなし、コロナ対策もなしでこれからどうしていけばいいのか市役所職員でも不安なので、地域住民はもっと不安になると思う。
・地域住民の力をもっと借りることができるような話し合いの場が必要。
・普段の防災訓練がいつもと同じ自治会の役員だけということがあった。多世代の方々に参加してもらいたいがそのような場を作ることはとても難しい。

屋良 剛 氏(那覇市防災危機管理課課長)
・台風の際にはあらかじめ避難所開設の準備を行い運営対応をしている。
・地震などの大震災の場合は地域の83ヶ所(小中学校も含む)の近くに住む職員を現場へ派遣する予定だが、行政だけで全て運営するのは難しい。
・短期的(2~3日)な避難所運営は行政職員だけで完結できるが、長期になればなるほど、地域の自主防災組織の力が必要になってくるが、今はそのマニュアルの作成をしている最中。

李 仁鉄 氏(にいがた災害ボランティアネットワーク理事長)
・災害時のチェックリスト(電気は点いているか、備蓄はあるか、命を守るルール作り)などの作成は必要だかマニュアル(災害後どのように対応していくか指針に従った行動内容)はきっちりルールを作ってしまうとマニュアル以外のことができない場合があるので作成には注意が必要。
・ガイドライン(指針や指標、方向性)を作成する場合は避難所での共通の目標を定めるといい(災害復興までのビジョンを共有する)。
・チェックリスト・マニュアル・ガイドラインも作成する場合は行政だけで決めず、地域住民と話し合いながら、お互いに擦り合わせて歩み寄ることが必要。
・市民ができること(運搬や清掃、仕分けなど)・行政職員ができること(り災証明書、被災証明書の発行など)をお互いの立場を話し合うことが必要。
・キーワードは「納得」。行政・地域住民がお互いの状況を理解していくことが必要。
・社会福祉協議会がどのように日頃動いているか、どのような理念で動いているかで災害時に現場が大きく変わっている。

前原 土武 氏(災害NGO結代表) 
・行政と住民だけでは、すり合わせることは難しい。中和剤のような第三者(よそ者/NPO)の関与が必要になってくる。
・成功体験を一緒に体験すると連携がグッと深まる。(小さな連携の成功がより強い連携を構築していく)
・避難訓練をする場合は復興までを想定するべき。(避難所は行く場所ではなく、帰る場所になることを理解する)


論点2】地域の防災資源や拠点を再評価・リフレーミングする必要があるのではないか?
〜公園のポジション/災害時の学校に期待される役割/社会福祉協議会の役割と災害ボランティアセンターなど〜

公園は電線がなく延焼被害の可能性も低いと考える。さらに備蓄や貯水などの、災害時の一時的な避難生活をする資源もあることから、公園を避難場所として再認識する。災害時の学校の役割(児童の安全の確保をしながら、避難所運営をどうするか)や社会福祉協議会(福祉の専門性を活かして関わる)の役割も再確認する。


小濱 裕子 氏(那覇市公園管理課主査)
・公園管理者が「公助」としてどのような関わりを持つことができるかを平時から考える必要がある。
・「防災キャンプ」のような防災訓練に参加して社協やNPOなどの方と顔見知りになり、行政との連携をシュミレーションすることが災害時に大きな役割を果たす。
・公園には貯水槽や備蓄倉庫などもあるので、避難所の一つとして課題などを住民と解決していければ。

前原 土武 氏(災害NGO結代表)
・高齢者や障がい者、児童などを資源として捉える目線もあるのではないか。
例えば、小さい子もいるだけでみんなの癒しとなる。力仕事をする方を募集するだけではなく、避難所にいる方それぞれに役割を与える。
・社会福祉協議会やNPOの方々が日頃の付き合いで避難所の役割を見つけることができるのではないか。
・地域の方々も役割をこなしていくと、自信につながり、積極的な支援につながっていく。


学校と地域の連携構築について参加者からご意見を頂きました。

平得 永太郎 氏(銘苅小学校区まちづくり協議会)

・学校と地域と企業と共に美化活動を続けており、その中で生まれた繋がりが災害時に役立つと考えている。
・学校は学校長がどのような想いで活動しているかで大きく変わる。
・学校と地域との繋がりを今後とも深めていきたい。


【論点3】早期解決が必要!国が求める「地域での安全な場所確保」と「物資/情報支援」をどうしたらよいか?
〜避難所不足に対し、民間地/自動車/在宅避難者の支援、物資配布ルールづくり、オンライン活用/制度や専門にとらわれない「サードプレイス」〜

絶対的な避難所不足に対応するため、子ども食堂や集会所など普段避難所に指定されていない場所が災害時に避難所として活用される可能性を考える。その時に避難所にこ来れない行かない者たちとどう連携をとることができるかを話し合う。
その際に公助の制度や情報を共有して、解決策を見つける。


李 仁鉄 氏(にいがた災害ボランティアネットワーク理事長)
・自主防災組織を各自治体に作る動きなどがあるが、地域によっては既にある団体に防災の機能をもってもらうような柔軟性が必要。
・市役所のOBや地方だとお寺の住職さんの奥さんなどが行政と住民のクッション役を果たすことができるだろう。
・「日々の防災訓練は成功をしたら、失敗」ということを覚えておいてほしい。失敗をしないと検証する課題などが見つからない。

公園が避難所となった場合に設置されるマンホールトイレについて参加者から意見を頂きました。


平田 徹 氏 (那覇市上下水道局 下水道課 技査)

・マンホールトイレは新都心公園に30ヶ所あるが全ての公園にはマンホールトイレは整備されていない。
・マンホールトイレは不法投棄の懸念があり普段は鍵をかけている。
・鍵が2ヶ所あるが、防災危機管理課と新都心公園内の緑化センターが所持している鍵がないとマンホールトイレは設置することができない。
・職員が到着するのを待つのではなく、住民だけでマンホールトイレを設置できる体制が必要。


屋良 剛 氏(那覇市防災危機管理課課長)
・防災訓練はやらないとできない・わからないということが多い。やってこその防災となると考えている。
・公的立場である私たちが地域住民とコミュケーションをとり、お互いの弱み・強みを理解していくことが必要。
・施設や備蓄などの整備や準備は行政が行っていくが、地域や市民には心の備えの必要性を伝えていきたい。
・顔が見える関係を構築するため、住民・行政の垣根を越えて日頃から防災訓練のイベントなどに参加し交流していきたい。


最後に県外講師の方々からのメッセージ

前原 土武 氏(災害NGO結代表)

・「受援力(信じる力)」を身につけてほしい。信じきれない人たちでは連携を構築することはできない。平時にできないことは急時でもできない。日頃から信頼関係を築くことが災害時に役立つだろう。


李 仁鉄 氏(にいがた災害ボランティアネットワーク理事長)

・「公助×共助」を実現するためには、住民は普段の生活で行っている作業(掃除・荷物運搬等)を行い、行政は必要な備品や物資などを調達してくるなどの環境整備を行う。というような役割分担の整理が必要になってくるだろう。マニュアルやルールなどは、イザというときにルールを変える必要が出てくる可能性がある。その際のルールの変更の仕方なども事前に話しておくことが大切。



最後に災害プラットフォームおきなわ共同代表の有村博勝氏より閉会の挨拶を兼ねてコメントをいただきました。

有村 博勝 氏(災害プラットフォームおきなわ共同代表)

・「公助×共助」という言葉があるが、その前に災害時は人びとが助け合わなければ生きていけない状況になるということを理解してほしい。
・公助と共助には垣根はない、お互いを助け合わなければ人は救えない。


今回防災の専門家・行政・地域の方々からそれぞれの目線の意見を伺い、共有できたことは今後に繋がるキッカケになったと感じています。
今後も意見交換の場を定期的に設けて、平時から繋がる関係性作りをおこなっていきたいと思います。

(崎枝)


主催:一般社団法人災害プラットフォームおきなわ / 那覇市若狭公民館 / NPO法人地域サポートわかさ
協力:那覇市(防災危機管理課・公園管理課・まちづくり協働推進課・上下水道局) 人も犬も猫も幸せなまち創り隊OKINAWA
助成:沖縄しまたて協会

2021年12月22日水曜日

わかさ手仕事、次回は草編み!

 わかさ手仕事教室vol.3は「チガヤでコースター」を開催します。
沖縄の暮らしで使われた民具をベースに身近な自然素材を活用したかご作りの基礎を学びませんか?

公園にいくとたくさん生えているチガヤ。よくみる雑草としておなじみだと思います。
乾燥させて編んでいくと素敵なコースターになりますよ♪
編み方を覚えてしまったら鍋敷きや座布団にも!
アレンジを加えてツボも作れちゃう♪


そんな万能なコースター作りを、あるむんじゅくい主催の有谷元子さんに教えていただきます。

開催日:2022年1月30日(日)9時半〜12時
場所:若狭公民館ホール
対象:那覇市在住・在勤・在学の方
定員:20名
参加費:150円(材料費、保険料)
申し込み:2022年1月11日〜28日

若狭公民館ホールにて開催予定です!
新型コロナウイルス感染拡大状況によってはオンラインに切り替えて開催します。

あるむんじゅくい
そこにあるものに命を吹き込んでいくものづくりをめざし、さまざまなものづくりを指導する。


第四弾は台湾へ♪コーパオで昼ご飯

NAHAで世界旅行第四弾は台湾へ♪講師は若狭公民館の台湾民族サークルの講師、秀麗先生にお願いしました。肉餡などの具材を包んで蒸す蒸すもち料理、コーパオ(粿包)を2種類教えていただきます。台湾茶も一緒に台湾気分の昼食はいかがですか?(材料費:1人前500円以内)



日時:2月6日(日)10時~12時

場所:オンラインZOOM

対象:那覇市在住・在勤・在学の方。オンラン環境があり、リアルタイムで調理できる方。

定員:15人

受講料:無料(希望者のみお茶代:300円)

募集期間:1月11日(火)~2月2日(水)

お申し込みは11日からです!↓

・お電話:098-917-3446または来館にて。(9時〜17時)

・メールで:kouza@cs-wakasa.com(件名を「台湾」とし、以下の情報をお送りください。)①氏名②性別③年代④連絡先⑤在住地域⑥情報源

ご参加お待ちしております♪


インドネシア⭐︎レシピ動画公開!

 12月10日に開催したNAHAで世界旅行第三弾「インドネシアの家庭の味」で紹介したサンバルゴレンテリとナシゴレンのレシピを公開しました!


今年の田作りはインドネシア風でいかがですか?



おなじみのナシゴレンは赤くなかった!エビが香る


ぜひ、作ってみてくださいね♪

※インドネシアの材料のセットが数名分ならお譲りできます。公民館までお問い合わせください。
インドネシア材料5名分
(トラシ 、クツプックウダン、ケチャップマニス、ガランガル、ダウンサラム)

2021年12月20日月曜日

【朗報】第4回インターネット活用コンクール金賞!

この度、公益社団法人全国公民館連合会が主催する「第4回全国公民館インターネット活用コンクール」において、若狭公民館が金賞を受賞しました!


同コンクールは、全国公民館連合会が公民館の総合的なインターネット活用を推進し、運営に役立つ事例を奨励するために優秀な活動の表彰を行うもので、平成27年度より隔年で開催しています。

 若狭公民館は、第1回から3回連続で最優秀賞を受賞。今回からは最優秀賞がなくなり、金賞・銀賞・・・に変更とななりましたが、今回金賞を受賞したことで4回連続の日本一となりました。

若狭公民館は、ホームページはもとより、ブログフェイスブックツイッターメールマガジン公式LINEインスタグラムYoutubeなど、多様なツールを活用した広報に加え、コロナ禍で臨時休館が繰り返される中においても、オンラインを活用した学びの機会と地域住民との繋がりを感じられる企画の充実に努めてきました。

今回の受賞はこれらの取り組みを総合的に評価されたものだと理解しています。


賞の受賞によって、地域の皆さまや利用者の皆さまに喜んでいただけたら、私たちの喜びにもつながります。

今回の受賞を励みに、ますます充実した取り組みができるようにいろいろチャレンジしていきたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いします!


審査結果については、 全国公民館連合会ホームページにも掲載されています。

詳細はこちらからご確認ください。




【OTVニュースで紹介されます】
本日(12/24)の沖縄テレビのニュース(18時過ぎ)で、若狭公民館が全国公民館インターネット活用コンクールで金賞受賞したニュースが放送されました。

こちらから見ていただくことが出来ます♪


2021年12月14日火曜日

【ご案内】社会教育・成人教育の課題と展望~おとな・ユースの学びを取り残さない

少し先のことになりますが、年が明けた2022年2月5日に開催される第7回ユネスコ国際成人教育会議にむけたナショナルミーティング「社会教育・成人教育の課題と展望~おとな・ユースの学びを取り残さない」に、館長の宮城が参加します。

地域の社会教育やNGOによる市民性や市民参加を培う教育活動について考える、第1分科会「アクティブ・シティズンシップを育む教育とは」において、若狭公民館での取組事例を報告いたします。


オンラインでの開催ですので、インターネット環境さえあればどこからでも参加可能です。

興味のある方は、どうぞお申し込みください。

詳細は以下の通りです。 


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「社会教育・成人教育の課題と展望~おとな・ユースの学びを取り残さない」

(第7回ユネスコ国際成人教育会議にむけた ナショナルミーティング)
http://www.dear.or.jp/event/8382/
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▼日時
2022年2月5日(土)13:00-17:00

▼対象
社会教育実践者・研究者、NGO/NPO関係者、テーマに関心のある方  

▼定員:100名程度(先着順・要事前申し込み)

▼会場
オンラインにて開催(zoom) 
※参加をご希望される方に、後日URLをご案内します。

▼参加費
無料

▼プログラム
1. 全体会 13:00-14:30
「社会教育・成人教育の課題と展望~おとな・若者の学びを取り残さない」
ユネスコ国際成人教育会議の概要や、国内の社会教育・成人教育の現状課題と展望を有識者から提起していただきます。

司会:片岡麻里(ガールスカウト日本連盟)
あいさつ: 青柳茂(ユネスコ・アジア太平洋地域教育事務所 所長)
パネリスト:
・文部科学省(調整中)
・上野景三(日本社会教育学会会長/西九州大学)
・岡田敏之(基礎教育保障学会会長/同志社大学)
・近藤牧子(DEAR副代表理事)

2. 分科会 14:40-16:40(選択制)
▼第1分科会「アクティブ・シティズンシップを育む教育とは」
地域の社会教育やNGOによる市民性や市民参加を培う教育活動について考えます。
<アクティブ・シティズンシップスキル>

司会:近藤牧子
発表者:
・的野信一(板橋区教育委員会)
・宮城潤(那覇市若狭公民館 館長)
・内田聖子(アジア太平洋資料センター共同代表)

▼第2分科会「識字教育・基礎教育の実践から」
国内外での識字教育や基礎教育について、夜間中学などの実践から教育保障について考えます。
<識字・基礎スキル>

司会:大安喜一(ユネスコ・アジア文化センター)
発表者:
・工藤慶一(北海道に夜間中学をつくる会共同代表)
・菅原智恵美(日之出よみかき教室(木)、識字・日本語センター)
・小荒井理恵(教育協力NGOネットワーク)

▼第3分科会「エンパワメントのための職業教育」
資格や職業技術獲得のための教育や研修に留まらない、ライフスキルとしての職業教育、女性のエンパワメントなどについて考えます。
<継続教育・専門性発展(職業スキル)>

司会:中村絵乃(DEAR)
発表者:
・三宅隆史(シャンティ国際ボランティア会)
・正井禮子(認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべこ)
・文部科学省(調整中)

3. 全体会 16:40-17:00
各コーディネーターからの報告とまとめ
進行:近藤牧子

▼申込方法
http://www.dear.or.jp/event/8382/
※1月25日(火)締切

▼背景
2022年6月にモロッコで第7回ユネスコ国際成人教育会議が開催予定です。これは、12年に一度開催される、成人教育に関する貴重な国際会議となります。
これまでの会議の成果文書では、全ての人に対して個人をエンパワーする学習保障と、持続可能な社会構築を推進するための理念や具体策が記されてきました。

また、2015年の国連総会で採択されたSDGsの教育目標である、SDGsの目標4(質の高い教育を全ての人に)達成において、成人教育の推進は不可欠です。
しかし、世界でも日本でも教育施策における成人教育への比重は決して高いとは言えません。

本イベントでは、第7回会議に向けて、日本の成人教育への関心喚起を目的とし、第7回会議の趣旨や、その鍵となる2015年にユネスコ総会採択された、「成人学習・教育に関する勧告(通称:2015年勧告)」の理解共有を図ります。

▼主催
認定NPO法人開発教育協会(DEAR)

▼協力
基礎教育保障学会、日本社会教育学会 、教育協力NGOネットワーク(JNNE)

▼後援
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟

▼助成
独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金

▼本件に関するお問い合わせ
開発教育協会(DEAR)
事務局担当:伊藤 E-mail: yito@dear.or.jp
※在宅勤務を行っています。
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防災番組が公開されました!!(動画あり)

 今年の夏、奥武山公園セルラースタジアムにて開催を予定していた「那覇市防災FESTA」。

那覇市市制100周年記念事業として一般社団法人那覇青年会議所と共に企画していましたが、緊急事態宣言延長に伴い、残念ながら中止になってしまいました。

「那覇市防災FESTA」で行う予定だったプログラムを防災番組として作成することになり、12月5日にQAB放送にて「親子で学ぶ|那覇の防災」が放映されました。

防災FESTAでは、若狭公民館で取り組んでいる「リッカ!ヤールーキャラバン」や「なは防災キャンプ」を行う予定でしたが、番組内でも紹介していただきました。

親子が地震を体験したことをきっかけに防災について学んでいく、というストーリー仕立てで防災を学べるようになっており、番組を見ている人にもわかりやすくできています。

最新の防災設備も紹介されており、イザ!災害にあった場合の心構えにもなりますよ。

 ↓ の動画から防災番組を視聴することができます。




チラシのQRコードを読み込んでも動画を視聴することができます。

チラシは公民館にも置いていますので、興味がある方は取りにきてください。

再放送日も決定!26日(日) 14:50~15:20琉球朝日放送(QAB)にて放映予定です。
ぜひ、ごらんください。



協賛・協力企業・団体 国土交通省気象庁沖縄気象台 株式会社オキジム 沖縄気象災害防止協会 株式会社クリード沖縄 株式会社クオリティーモンド (一社)災害プラットフォームおきなわ 拓南製鐵株式会社 津軽事務用品店 大同火災海上保健株式会社 NPO法人電線のない街づくり支援ネットワーク【沖縄支部】 有限会社ナンセイ日本商事 株式会社りゅうせき  那覇市若狭公民館  アースウィング株式会社 株式会社OMecotec OXUN株式会社 株式会社よしもとエンタティメント沖縄 こどものためのドラマスクール沖縄 パナ・ワークス 那覇市市制100周年記念提案事業 一般社団法人那覇青年会議所プレゼンツ 「親子で学ぶ那覇の防災」 事業担当者:前泊和宏 ディレクター:宮平貴子 助手:神谷邦昭 赤嶺幸則  カメラマン:森優斗 砂川幸太 録音:新崎盛斗 喜瀬眞也  照明:富田貴 ナレーター:矢島晶子 役者:山内千草    岩田勇人(ごはんマン)    大城絆花

2021年12月13日月曜日

報告♪本場のナシゴレン!

12月10日(金)に、NAHAで世界旅行第三弾「インドネシアの家庭の味」を開催。12名の方にご参加いただきました。

第一弾はベトナム(8月)、第二弾はネパール料理(10月)をとりあげた世界を旅するオンライン料理講座NAHAで世界旅行!

第三弾のインドネシア料理では、在沖26年のヤユさんを講師に招いて、人気のインドネシア料理、ナシゴレンと、香りが美味しい煮干しの炒め物、サンバルゴレンテリを教えていただきました。

インドネシアへは、沖縄からの直行便はありませんが、成田や羽田、関空から直行便で約7.5時間でつきます。1万数千もの島々からなるというから驚きです!周囲はマレーシアやシンガポール、ブルネイ、フィリピンなど、日本の約5倍の国土を持つ大きな国です。それだけの島があるので、そこに住む民族は約490種、言語も250種類くらい、あるというから驚きです。今回の講師のヤユさんは、ジャワ島のご出身です。

いろいろな国のお料理を習ってみると、国の特徴が見えてきますが、インドネシア料理の決め手はなんといってもニンニクとエシャロット!
エシャロットは玉ねぎで代用できます。とお伝えしていましたが、インドネシア料理には玉ねぎが使われることはないそうです。あるにはあるけど、もっぱら在住のオランダ人が自国の料理を作るためにに使われるのだとか。(※講座中に、ポーランド人と言ってしまい、失礼したしました。)
じっくり炒めて旨味をだして他の具材や調味料と合わせてソースをつくりました。

今回はこれまでよりも早く調理が終わり、ヤユさんにインドネシアのお話をたくさん伺うことができました。独特の宗教感があったり、昔のバリ島の話など、もっと聞いてみたいお話がたくさんありました。参加者の方に、直接質問をしていただけたのも良かったです。

レシピ動画も公開しますので、楽しみにしていてくださいね。

       公民館で撮影した動画を見ながら、ZOOMで講座を開催しました。

今回でオンラインの料理講座は3回目ですが、リピーターの方が多く嬉しいです♪

コロナの感染拡大防止のためにはじまったオンライン講座ですが、「zoomで自宅で受講できること。料理下手ですが、チャレンジする意欲をかきたてる。アジアのいろんな国の情報が得られる。」といったご意見もいただき、もちろん対面で行いたいけど、オンライン講座も時代にあっているのかなと感じています。 たくさんのご意見、ご感想ありがとうございました。みなさんのご意見は、今後の講座に生かしていきたいと思います。 

                        参加者の皆さんからお写真をいただきました♪


ご参加の皆さん、ヤユさんありがとうございました。

第四弾は若狭公民館で30年、台湾民俗舞踊サークルの講師をしてくださっている張本 秀麗先生にのりもちを教えていただきます。2月6日の午前中に開催予定です。
お楽しみに〜(sato)