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2023年10月26日木曜日

第1回防災キャンプ(名護市大北公民館)へ見学行ってきました



 10月21日(土)〜22日(日)第1回防災キャンプ(名護市大北公民館)へ見学行ってきました。

主催の名護市子ども会育成連絡協議会と企画の名護市シニアリーダーの方たちが春と夏に行われた「なは防災キャンプ'23春(那覇市立曙小学校報告ブログはこちら)となは防災キャンプ'23夏(新都心銘苅市営住宅報告ブログはこちら)に参加されたメンバーが地元の名護でも防災キャンプを企画してくれました。


会場となった大北公民館

手書きの当日の流れ


メンバーは最初名護市にある防災研修センターへ行き、防災の施設を見学と体験をしました。

消火器を画面の炎の映像を初期消火体験をすることができるゾーンがあったり。



水害時脱出体験ができるゾーンがあったりと県内でもここでしかできない体験ができる施設となっています。(名護市防災研修センターのHPはこちら


その後に大北公民館に戻った参加者は3つのグループに分かれて、大北公民館が避難所となった場合の資源や課題について外や中を周りながら、気づいたことをグループで話し合い、発表しました。


建物の裏側には積まれたブロックが。これは資源?課題?

建物の和室が誰が使える?仕切りがあるのかな?


それぞれが気づいたことを共有して、避難所となった場合の資源や課題を共有しました。


各グループの発表を張り出していました。





理想的な避難所を参加者で共有した後は、ダンボールトイレ作りのワークショップを行いました。
動画を確認しながら、重量がある方でも崩れないトイレ作り方を学んでいきます。




上手にできたかな?


残ったダンボールで自分のスペースを作ったり、寝床に活用したりして、大北公民館で宿泊しました。


2日目は振り返りを行いながら、大北公民館が避難所となった場合のレイアウト案について話し合いながら、共有しました。


主催の名護市子ども会育成連絡協議会と企画の名護市シニアリーダーの皆様、お疲れ様でした。
今後も名護市では防災キャンプを行なっていくそうです。

若狭公民館では11月2ー3日に天妃小学校にて「なは防災キャンプ’23秋」を企画しています。ご参加よろしくお願いします。(詳細はこちらから

2023年10月2日月曜日

なは防災キャンプ'23秋(那覇市立天妃小学校)開催します!

 令和4年はわかさ防災教室や防災講座が多くありました。

令和5年11月には「なは防災キャンプ'秋」が開催されます。昨年度の那覇市総合防災訓練のメイン会場として活用された指定避難所の『那覇市立天妃小学校』です。

災害時は必要備品、寝床、食料などは誰も教えてくれません。

避難所へ向かう際に何が必要か?何日分を想定するか?避難場所は雨風がしのげる場所なのか、火器はあるのか、水やトイレなどはあるのか、夏なら冷房、冬なら暖房といったインフラが整っているかなど考え出すとたくさんの疑問が浮かんできます。

今回の防災キャンプも避難を想定したキャンプを行うので、ご自身で考えた荷物をバック一つを目安に宿泊参加していただきます。

夜のふりかえりでご自身が何を想定して、どのような道具などを持ってきたかを共有する場を設ける予定です。

その際に参加者の皆様の防災グッツやキャンプ用品などが災害時にとても役に立つことがわかりますし、避難時の備えや考え方がわかると思います。

2日昼・3日朝プログラムは小学生高学年であれば子どもだけでの参加可能です。(19時ごろまで)

宿泊は事前応募が必要です。詳しくは下記応募・お問い合わせを確認ください。




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【スケジュール】

11月2日16:00~

・防災さんぽ 

・避難所運営代表者会議 

・テント設営・夕食 

・防災工作 (ダンボールトイレ、紙食器など予定)

・防災絵本かせ 

物情報シェア 

21:00~

11 月 3 日(日) 起床 6:30 

ジオ

備 

防災キャンプのり 

防災演劇ワーショプ 8:00~10:00

解散 ~10:30 


【申し込み】

受付期間:10月10日(月)〜10月31日(火)

定員:20組(宿泊)※2日昼・3日朝のプログラムは定員なし

持ち物:自己完結できるようにバック一つを目安に避難を考えて、食料、寝床、荷物をお持ちください。夜に持ち物を共有する時間を設ける予定です。


お電話:098-917-3446(平日9時〜17時)

メール:kouza@cs-wakasa.com

WEB申し込み:(こちらから


①氏名 ②性別 ③年代 ④連絡先 ⑤在住地域 ⑥情報源 ⑦日帰りか宿泊 

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よくある質問!

駐車場はありますか?

A:駐車場はありません。近隣のコインパーキングの利用をお願いします。


②ご飯やテントなどはありますか?

A:防災キャンプでは非常食や宿泊テントなどは原則ご自身で用意していただきます。今回テントは那覇市が各指定避難所に配備しているパーテーションに宿泊予定です。食事はご自身で用意お願いします。


③子どもだけの参加は可能ですか?

A:今回の防災キャンプでは2日の昼のプログラム(16時から19時ごろ)と3日の朝(8時から

10時)まで小学校高学年の方からは子どもだけの参加は可能で調整しています。ですが、できるだけ親子での参加をお願いします。子どもだけの参加希望の場合は事前に連絡ください。宿泊に関して未成年親子同伴(事前申し込み)



【関係・協力団体
主催
: 天妃小学校まちづくり議会/那覇市若狭公民館 共催:(一社)災害プラトフムおきなわ / NPO 法人地域サポートかさ

那覇市福祉協議会 / 那覇市防災危機管理課 / 協力:一般社HDC 人もせなまち隊 Okinawa

那覇市立天妃小学校 / 天妃小学校 PTA /天妃小おじの会 / 天妃ぼうさ い井戸端会議 / 公名桜大/ 株式社 TEAM SPOT JUMBLE


2023年8月3日木曜日

なは防災キャンプ'23夏(新都心銘苅市営住宅)開催します!

 令和4年はわかさ防災教室や防災講座が多くありました。

令和5年8月にはなは防災キャンプ夏が開催されます。場所は那覇市『新都心銘苅市営住宅』です。

災害時は必要備品、寝床、食料などは誰も教えてくれません。

避難所へ向かう際に何が必要か?何日分を想定するか?避難場所は雨風がしのげる場所なのか、火器はあるのか、水やトイレなどはあるのか、夏なら冷房、冬なら暖房といったインフラが整っているかなど考え出すとたくさんの疑問が浮かんできます。

今回の防災キャンプも避難を想定したキャンプを行うので、ご自身で考えた荷物をバック一つを目安に宿泊参加していただきます。

夜のふりかえりでご自身が何を想定して、どのような道具などを持ってきたかを共有する場を設ける予定です。

その際に参加者の皆様の防災グッツやキャンプ用品などが災害時にとても役に立つことがわかりますし、避難時の備えや考え方がわかると思います。

昼プログラムは小学生高学年であれば子どもだけでの参加可能です。(19時ごろまで)

夜プログラムは宿泊と市営住宅のメンバーのみでの参加となります。宿泊は事前応募が必要です。



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【スケジュール】

825日(金)

昼プログラム

16:00 ~ 18:30 まで(小学生高学年であれば子どもだけでの参加可能です。(19時ごろまで)

【防災さんぽ】【防災工作】


19:00~ 宿泊と市営住宅のメンバーのみでの参加となります。宿泊は事前応募が必要です。

宿泊者+市営住宅住民

夜プログラム 宿泊者(親子同伴)+団地住民

【テント設営】【防災読み聞かせ】【ふりかえり】

※当日、プログラム変更の可能性あり

21:00 消灯 ※消灯後は、一般利用者や近隣住民の迷惑となる行為は行わないよう十分に配慮する。

8月26日(土)2日目

6:00 起床・ラジオ体操

9:00 参加者でのグループワーク・ふりかえり

10:30 片付け開始


【申し込み】

受付期間:8月1日(火)〜8月21日(月)

定員:20組(宿泊)※昼のプログラムは定員なし

持ち物:自己完結できるようにバック一つを目安に避難を考えて、食料、寝床、荷物をお持ちください。夜に持ち物を共有する時間を設ける予定です。


お電話:098-917-3446(平日9時〜17時)

メール:kouza@cs-wakasa.com

WEB申し込み:(こちらから


①氏名 ②性別 ③年代 ④連絡先 ⑤在住地域 ⑥情報源 ⑦日帰りか宿泊 ⑧市営住宅かその他地域の方 ⑨宿泊者のみ テント 有無

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よくある質問!

駐車場はありますか?

A:駐車場は用意しています。台数に限りがありますので、事前に若狭公民館まで連絡ください。


②ご飯やテントなどはありますか?

A:防災キャンプでは非常食や宿泊テントなどは原則ご自身で用意していただきます。ですが、テントが無い方などにも参加してもらうために事前連絡をいただければ調整可能です。


③子どもだけの参加は可能ですか?

A:今回の防災キャンプではお昼のプログラム(16時から19時ごろ)まで小学校高学年の方からは子どもだけの参加は可能で調整しています。ですが、できるだけ親子での参加をお願いします。子どもだけの参加希望の場合は事前に連絡ください。宿泊に関して未成年親子同伴(事前申し込み)



【関係・協力団体】

主催: 新都心銘苅にじいろ会/ 那覇市若狭公民館 

共催:那覇市防災危機管理課/災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会 / 新都心銘苅市営住宅自治会

協力: 那覇市地域包括支援センター新都心

2023年7月18日火曜日

「なは防災キャンプ'23夏」開催へ向けて銘苅小学校PTCAと事前調整

 


7月15日(土)に銘苅小学校地域連携室にて「なは防災キャンプ'23夏」に向けた事前調整を銘苅小学校PTCAと那覇市防災危機管理課、災害プラットフォームおきなわとで行いました。

意見をすり合わせしていきながら、8月下旬に開催できるよう調整中です。

詳細が決まれば情報をアップします。お楽しみに〜。

2023年7月5日水曜日

なは防災キャンプ'23夏に向けて調整会議

 


7月5日(水)に銘苅小学校校長室にて「なは防災キャンプ'23夏(那覇市立銘苅小学校)」開催へ向けた校長先生への事前説明の場を設けていただきました。

銘苅小PTCAを始め、ゆいクラブの長堂さん、校長先生も踏まえて「防災キャンプ」についての説明と、これからの調整について皆で意見交換を行いました。

8月の「なは防災キャンプ'23夏」の開催へ向けて事前調整中です。


また、詳細が決まりましたら、情報をアップします。

2023年4月28日金曜日

なは防災キャンプ'23春(那覇市立曙小学校)(2023.04.22~23)レポート0

 2023年4月22日(土)~ 23日(日)に那覇市立曙小学校で「なは防災キャンプ'23春」が開催されました。



曙小学校体育館を会場に宿泊をしながら、疑似避難所体験を行いました。

詳しいレポートを作成しました!

レポート1はレクレーションから防災さんぽ(こちらから)

レポート2は避難所についてのグループワーク(こちらから)

レポート3は夕飯、そして、防災絵本の読み聞かせ(こちらから)

レポート4は避難者運営会議の様子(こちらから)

レポート5では、ラジオ体操、朝食、そして、ふりかえりです(こちらから)


主催:NPO法人地域サポートわかさ / 那覇市若狭公民館

共催:一般社団法人災害プラットフォームおきなわ / 曙小学校区まちづくり協議会 / 那覇市立曙小学校 / 那覇市社会福祉協議会

協力:一般社団法人HDC人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa

2023年2月3日金曜日

なは防災キャンプ'23冬(松山公園)(2023.01.28~29)レポート3

  1月28日〜29日の日程で「なは防災キャンプ' 23 冬 (松山公園)」を開催しました!会場は若狭地域で津波一時避難場所となっている『松山公園』です。

レポートその一は(こちらから)

レポート一では、防災士・災害ソーシャルワーカーである稲垣 暁 氏をガイドに松山公園の資源や課題について話をした後に、公園内を散策する「防災さんぽ」について書いています。

レポートその二は(こちらから)

レポート二では初めて那覇市より特別に許可をもらい、実証実験として焚き火を行いながらのふりかえりや夜のテントや持ち出し品などを書いていきます。


レポート三では、2日目のラジオ体操、朝食そして、一夜を通しての振り返りを行っています。


二日目


2日目の朝です。この日は昨日の雨空とは違い気持ち良い朝日があがってきました。
それでも、起きてきた人たちからは「寒かった」「眠れなかった」との声。
「熟睡できた」という方もいましたが、疲れている顔が多かった印象です。

早速起きてきたみなさんでラジオ体操を開始。


ワンちゃん達も暖かくして夜を過ごしていました

ラジオ体操を終えて、それぞれで朝食。

何かを温めている様子

ソーセージを温めていました。お湯はスープとコーヒーにしたそうです。

寒い朝にはコーヒーを飲む方が多かったです。

身体を暖めて、朝食をいただいた後に一夜を通しての振り返りを行いました。

太陽の日差しが気持ち良かったです


宿泊を通して

感想

・避難所体験というが楽しくないと続かない、避難所生活の中にも楽しさを取り入れていきたい。

・夜中に雨が降っていて、寝具が濡れててびっくりした。

・今回の宿泊を通して、キャンプ道具などを皆様のを参考に揃えていきたい。

・水を節約しようと工夫した。ご飯も温めるものや食べるものを工夫した。

・宿泊をしてるとゴミがでてしまう。食品のゴミがなかなか大きく長期化したらゴミの処理を考えないといけない。

・次は暑い時の防災キャンプにも参加したい。

・本当の災害時はもっとテントや人の密度が高くなるだろう。

・みなさんのキャンプ道具などは羨ましいと感じたが、災害時はたくさんは持っていけないと思う。

・防災キャンプの数をこなすことでだんだんと過ごし方がわかってくる。

・いろいろと防災キャンプに関して用意してきたが、自分のテントは快適ではなかった。

・ランタンなどの明かりは上からあったほうが、楽だと感じた。夜は吊り下げるような明かりが便利。

・自分の生活や性格を考えて道具を準備したりして、災害時に避難所かまた公園、車中泊など選べるようになっていたい。

・一夜を共にすると不思議と連帯感ができる。実際に避難所で過ごした人たちは別々の場所に行っても情報交換で集まることもあった。

・それぞれの参加者が何かしらのスキルを持っている。みんなのスキルを持ち寄り、活用することで、みんなで避難所生活を生きていく。

・今回のように、宿泊や焚き火はのぼりや掲示などをして自分たちがやっている事業を通りがかりの人や第三者に知ってもらう必要がある。許可や活動を知ってもらうためには必要。



寒さについて

・夜はアルミの活用ができて下半身は暖かった。顔がでていたので、寒かった。子どもはよく寝ていた。

・寒さを考えて、エアーマットを用意したが、足元がものすごく寒かった。

・風向きを考えてテントを建てるとそれほど寒くない。

・寝袋はダイソー商品だったが、よく眠れた。

・湯たんぽはすごく役に立った。

・顔が寒くなると思ったので、ネックウォーマーなどを巻いて眠れた。

・火に当たりながら食べた鍋が美味しかった。

・湯たんぽがすごく快適、買うなら大きいほうを購入すると保温が長持ちした。

・家で事前にテントを建てたり、宿泊してみたりと練習をしていたが、一夜ずっと公園のテントにいると寒くなってしまった。



ペットに関して

・ペットが不安だったのか、寝ている途中に起こしてきて大変だった。

・ペットがいるので、災害時は避難所には宿泊は難しいと考える。テントと車中泊のようなスタイルも考えていきたい。


次回は春に予定しています。

場所と日時が決まりましたら情報共有しますので、ご参加ください。


宿泊した皆様、おつかれさまでした!


レポートその一は(こちらから)

レポート一では、防災士・災害ソーシャルワーカーである稲垣 暁 氏をガイドに松山公園の資源や課題について話をした後に、公園内を散策する「防災さんぽ」について書いています。


レポート二では初めて那覇市より特別に許可をもらい、実証実験として焚き火を行いながらのふりかえりや夜のテントや持ち出し品などを書いていきます。

レポート二はこちらから

報告動画を作成しました(こちらから



主催:NPO法人地域サポートわかさ / 那覇市若狭公民館

共催:一般社団法人災害プラットフォームおきなわ

助成:おきぎんふるさと振興基金

2023年2月2日木曜日

なは防災キャンプ'23冬(松山公園)(2023.01.28~29)レポート2

  1月28日〜29日の日程で「なは防災キャンプ' 23 冬 (松山公園)」を開催しました!会場は若狭地域で津波一時避難場所となっている『松山公園』です。

レポートその一は(こちらから)

レポート一では、防災士・災害ソーシャルワーカーである稲垣 暁 氏をガイドに松山公園の資源や課題について話をした後に、公園内を散策する「防災さんぽ」について書いています。


レポート二では初めて那覇市より特別に許可をもらい、実証実験として焚き火を行いながらのふりかえりや夜のテントや持ち出し品などを書いていきます。



公園内では原則焚き火は禁止されています。ですが、災害時、電気やガスなどのライフラインが途絶えてしまう可能性があります。そういった状況の中で、焚き火は暖をとる事 ができ、調理ができ、明かりにもなる実用的な側面、そして人と人をつないでくれる効果 があります。しかし、便利な世の中になり、 火を扱った事のない子どもや大人も増えてい ます。もちろん火は危険な側面もあるので、 遠ざけてしまいがちですが、火に触れない事 もイザという時にはリスクになりえる為、防災キャンプでは正しく火の扱いを学ぶ機会を作ります。

今回、那覇市との調整の上、実証実験として初めて公園内での焚き火が許可されました。




最低気温が28日-29日と沖縄では珍しい一桁台という寒い中、雨もちらほら降っており大変寒い環境での防災キャンプ。

焚き火の準備にとりかかります。縄を細かく分けながら、綿のようなものを作り着火しやすいようにしていきます。



何度かファイヤースターターをトライして、ようやく着火させることができました。

前回の「なは防災キャンプ'22秋」の参加者も、ファイヤースターターの使い方がよくわからないとの話をしていたので、普段からの練習も必要かもしれません。


なかなか着火させることができない


着火することができました

寒い夕方、焚き火が始まると自然に人が集まります。

焚き火を囲んでの振り返りをすることができました。




防災さんぽでの感想

  • 社会福祉協議会として、ボランティアセンター設置訓練をこれからも行っていきたい。
  • 公園の木の利活用方法がわかった。
  • 思っていた以上に松山公園は広かった。
  • 思っていた以上に海抜が低かった。
  • 津波が起こったら、公園に逃げなければと思ったが、考えが変わった
避難所について
  • ペットを連れていると避難所に入るのは難しいし、避難所ではペットにもストレスがあるので、公園での宿泊という選択肢が増えそう。
  • 避難所に入ることができる収容人数と市民の数が違う。たくさんの市民と観光客が公園に避難することになるだろう。
  • 外で宿泊すると思った以上に身体に負担がかかる。
  • 支援力もそうだが、受援力がどれぐらいあるかで、復興のスピードが変わる。
  • 災害時は自分が何ができるのか、何ができないのかを知ることが大事。
  • 極寒だとトイレ・食事・寝床が大事。暖をとるやり方が大事。
  • 那覇市防災危機管理課は尽力しているが避難所には入れる人はすくない、備蓄されている物資はもっと少ない。
  • 松山公園にはネズミがたくさんいる。災害時には害獣、害虫がもっと増え、その影響で感染症などが広がったりもする。
  • 社会福祉協議会として、避難所のニーズ調査、何が求められているか知りたい。
  • 自分だけ良ければよいということはない、みんなで助け合って過ごしていきたい。
  • 普段なら寒かったら、雨が降ってたら、宿泊を止めるが、今日はその選択ができない。
  • 沖縄は車の保有率がとても高いので、給電もできればテントと車の併用をして過ごす避難生活も考えられる。
その他

  • 那覇市防災危機管理課は尽力しているが避難所には入れる人はすくない、備蓄されている物資はもっと少ない。
  • この防災キャンプをキッカケに昔買った防災セットを初めて開けてみた。
  • 初めて災害時にどうするかについて家族で話合った。
  • 災害があったらそこからが始まり。
  • 県外からの支援が来る方は木造住宅の扱いには慣れているが、沖縄県のほとんどの住宅は鉄筋コンクリート。災害時に住宅の瓦礫解体や輸送は米軍基地の設備が必要になるかもしれない。
  • 身近な沖縄文化を活かしていく、マングローブで炭を作る沖縄文化もある。
テーブルホワイトボードに振り返りを記入していく




防災さんぽの振り返りも行い、それぞれで夕食を自己完結させた後は参加者の宿泊テントを訪問しました。
参加者が冬の季節に何を考えて防寒グッツやテントをもってきたかを共有していきました。

参加者の小学生は初めて薪を焚べる作業を体験

雨具のカッパがそのまま宿泊テントになる

湯たんぽを購入してきたそう

焚き火の周りにはいつでも人がいて暖をとっていました

その他は、エアーマットを用意してきたり、コットを用意して地面と直接接しないように工夫をしている方が多かったり、銀のアルミを巻いて自分の体温で保温をする方もいらっしゃいました。

レポート三では、朝のラジオ体操から1日のテント避難を体験してからの振り返りを行います。

レポート三は(こちらから)


報告動画を作成しました(こちらから




主催:NPO法人地域サポートわかさ / 那覇市若狭公民館

共催:一般社団法人災害プラットフォームおきなわ

助成:おきぎんふるさと振興基金


2023年2月1日水曜日

なは防災キャンプ'23冬(松山公園)(2023.01.28~29)レポート1

1月28日〜29日の日程で「なは防災キャンプ'23冬(松山公園)」を開催しました!会場は若狭地域で津波一時避難場所となっている『松山公園』です。


桜が咲いていました


比較的、高台で地盤も硬いことから津波警報が流れると津波から一時避難する場所となっています。

11月に行われた総合防災訓練(その報告ブログはこちら)でも参加者からの振り返りで意見があり、

・指定避難所の天妃小学校へ移動が困難な場合は一時避難している箇所で止まる選択もあるだろう

とのことでした。

高齢者や赤ちゃんなどの介護や支援が必要で移動が困難な場合は一時避難場所での滞在も考えられることから松山公園での宿泊も考えることができます。

防災さんぽや一泊2日の宿泊を通して、松山公園内に備えられている資源と課題について学びました。



まずは、「防災キャンプ」ってなに?という人もいると思いますので、簡単に説明します。

防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。

①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する

日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。  

まず、最初は受付にて防災キャンプを行う上で大切にしている「もしもカード」や「わたしにできること」を参加者に書いてもらいました。


受付は出張パーラー公民館


「もしもカード」は自分のことや家族との決まりごとなどを書くことにより、普段からイザ!という時の対応を考えてもらうことをねらいとして記入してもらいました。
さらに、避難所でのニーズ(避難者に足りない物や知識・手助け・etc...)と「私こんなことができます」(避難者ができること、例えば英語ができます、とか、医者です、とか、お手伝いができます、etc...)について、受付にて申告していただき、その内容を掲示・マッチングを行いました。




わたしにできること、わたしのこまりごと

今回はキャンプ初心者でテントを持っていない方がいて、こまりごととして書いてくれたり、テントを余分に用意していたりと、できることやこまりごとのマッチングをすることができました。

防災さんぽ

松山公園を参加者と一緒に散歩をしながら、公園内の防災機能について学ぼうと防災士・災害ソーシャルワーカーである稲垣 暁 氏をガイドに行いました。


防災さんぽの様子

松山公園は大昔は孤立した島だったそう。そこから埋め立て化が進み今の那覇市になりました。

防災さんぽ前に稲垣さんから松山公園についてのアドバイスがありました。

・津波避難一時避難場所になっていますが、標高は15m以下になっています。今では公園より高い建物は多いので、建物内にいる方は垂直避難(屋上に上がる)などの避難するなど様子を見ながら行なって欲しい。

・公園に避難した後も注意しておき、近くの那覇商業高校へ避難する用意もしておいたほうが良い。

・災害時に避難所や建物内は避難者で溢れ、屋根がある場所には人がいる状況になる、公園での宿泊は実は最後の選択だったりする。

・災害時は遺体安置所が決まるまでの仮安置所として公園が活用された事例がある。

・災害時は大火災があったが、公園内には火災は燃え広がらなかった。

・公園では炊き出しや、物資配給場所・支援の拠点となる場合が多い(人が集まりやすい、ガレキなどが落ちてくる心配がない)。

・公園での支援のやり方は多様で、マッサージや紙芝居を読みきかせがあったり、法律相談所を作ったりなどがあった。

・松山公園周辺は多くのホテルがあり、チェックインとチェックアウトのやり取りが毎日繰り返されている。災害発災時には多くの観光客が公園に集まるという可能性は十分にある。

・災害時は公園のトイレはたくさんの人で溢れてしまう。流れないトイレは汚物やゴミが散乱し、感染症の原因にもなる。


災害時に高齢者や障がい者の方々も避難所に入れずに多く避難していたのですが、特に多かったのが、外国籍の方々が公園に避難していたそうです。同じ国の方々で集まり、避難していると別の国の方々との衝突なども起きたこともあるとの話がありました。



松山公園の自動販売機は災害対策用にはなっておらず、災害時には使用不可になる可能性が大きいですが、最近の自動販売機は停電時でも自家発電を行ったり、災害が起こったら無料で飲み物が提供される機能がある自動販売機もあります。

災害時に無料提供される対応はコンビニなどでも行われています。


公園内にあるトックリキワタ(ブラジル原産)は那覇市の公園には多く植えられていますが、トックリキワタの実は綿のような素材ができあがるので、ビニールに入れて枕にしたり、下に敷き詰めて地面からの底冷えを軽減させる役割などもあります。
実際に東南アジアではぬいぐるみに使用しているそうです。


防災さんぽの全体動画はこちらから


レポート二では、今回初めて那覇市から特別に許可をいただき、公園内にて焚き火実証実験を行いながらの振り返り、夜のテントや持ち出し品などを書いていきます。

レポート二はこちらから


レポート三では、2日目のラジオ体操、朝食そして、一夜を通しての振り返りを行っています。

レポート三は(こちらから)



なは防災キャンプに取材がきていました。

2月14日午後6時55分放送のQAB「17のたね」(番組HPはこちら)の取材が来ていました。

見逃し配信は(こちらから

NPO法人地域サポートわかさと防災キャンプに関して放送されます!



報告動画を作成しました(こちらから




主催:NPO法人地域サポートわかさ / 那覇市若狭公民館

共催:一般社団法人災害プラットフォームおきなわ

助成:おきぎんふるさと振興基金