2011年3月25日金曜日

涙の若狭小卒業式

3月24日に若狭小卒業式があり、2クラス70名余りが
学び舎を巣立っていきました。
式では女子児童の半数が泣いている状況で、
先生方、父兄、関係者も、もらい泣きしていました。
笑い、涙、感動ありのいい卒業式でした。

2011年3月22日火曜日

【比嘉座わかさ公演】新作『わーわー』

ナイトウォークの翌日、3月21日に比嘉座による沖縄的芝居『わーわー』を上演しました。
昨年大好評だった「比嘉座わかさ公演」。
今年は新作、しかも1時間20分という大作です。

『わーわー』は、本土の人を「人間」に、沖縄の人を「豚」にたとえて描かれた、失われていく言語(豚語)の研究者とその家族の物語。



会場は満席。
老若男女問わず、実に幅広い世代の方々に足を運んでいただきました。



舞台前の茣蓙を敷いた特別席には、こども達。
子連れの観客が多いのに驚きました。



終了後は、会場をロビーに移動して座長・比嘉陽花のひとり芝居。
アーティスト・平良亜弥さんの作品「灯」の前で、「きーんかいふるわーはったんわらび」を上演しました。



その後は同じ場所で「比嘉座とゆんたく茶会」。
比嘉座と観客の皆さんが、しまくとぅばのこと、お芝居のことをざっくばらんに話し合いました。



お芝居を観て得た感動を誰かと共有したい、沸いてきた疑問を尋ねたい、と予想以上に盛り上がり、それぞれの意見や思いをきくことができました。

比嘉座の皆さん、本当に素晴らしいお芝居ありがとうございました。
そして、「比嘉座わかさ公演」を盛り上げようと「比嘉座の写真展」を同時開催してくれたアーニュ編集部の皆さんもありがとうございました。

比嘉座『わーわー』は、4月1日に「アルテ崎山」にて追加上演が決定したそうです。
若狭公民館での公演を見逃した方は足を運んでみてはいかがでしょうか。


追記:
今回の「比嘉座わかさ公演」では、比嘉座のDVDを販売しました。
その売上げの30%を東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付していただきました。

第16回ナイトウォーク

3月19日から20日にかけて、中学生対象のナイトウォークを実施しました。
参加したのは、那覇中学校と上山中学校の生徒約80名。

歩き始める前に、諸注意と準備体操を行います。
館長からも気合の一言。
「がんばるぞ!」「オー!」



午後9時、いよいよスタート。
若狭〜豊崎〜西崎〜名嘉地〜真玉橋〜一日橋〜金城ダム〜安里〜泊〜若狭の32kmを一晩かけて歩きます。
歩き始めはまだまだ余裕。
今年はクイズラリーも盛り込み、みんなのやる気が一層高まります!



途中、疲れてくると愚痴も多くなりますが、それでも友人同士励まし合い、どうにか完歩できました。
ゴールでは、グループごとにチェック。



到着するとホッと一息。
地域の方々がうどんを作ってくれました。
おいしくいただき、元気を取り戻す人、つかれた~とつぶれる人、さまざまです。



解団式では、完歩賞として、賞状とグループごとに撮影した写真の贈呈。
そのほか、クイズラリーの商品としてオリジナルステッカーつきのクリアファイル。
疲れているけど、最後はシャキッと。



みなさん、おつかれさまでした。
歩いているときはつらいけど、友人同士で励ましあいながら完歩したときの達成感は、よい思い出となるでしょう。

このナイトウォークは、ウォーキング協会の有志、他の公民館スタッフ、地域の方々など多くのスタッフにより支えられています。
今年も事故や大きなトラブルがなく無事終了できたことに、あらためて感謝いたします。
皆さん、ありがとうございました。

2011年3月18日金曜日

被災地支援と防災について(facebookページ)

そうそう、まだ報告していませんでした。
「facebook」というSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に若狭公民館ページを作成しました。

まだ立ち上げたばかりでうまく活用できていないのですが(使い方自体をよく理解していない。。)、よろしければのぞいてください。
また、アカウントをお持ちの方は「いいね!」をクリックしていただけると嬉しいです。

ここは、若狭公民館情報をアップするほか、皆様からのご意見やご提案をいただく場として活用できればと考えています。

さっそくですが、震災の被災地支援と防災について意見交換するディスカッションボードを設置しました。

ちょっとした思いつきでも結構ですので、ご意見いただけると嬉しいです。

→ facebook若狭公民館ページ(ファンページ)

→ facebook若狭公民館ページ(ディスカッションボード)

2011年3月16日水曜日

東日本大震災被災地への支援に関するお知らせ

那覇市NPO活動支援センターブログに「東日本大震災被災地への支援に関するお知らせ」がアップされています。

参考になるので、そのまま貼り付けています。

情報元「那覇市NPO活動支援センター」ブログはこちら。
→ 那覇市NPO活動支援センター

ーーーー以下、貼り付けーーーー

被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々に対し、心よりお悔やみ申し上げます。

3月11日に発生した東日本大震災支援に関してのお知らせです。

【3月16日更新】更新情報には【new】をつけています。

【新着情報】
沖縄県民と事業者の皆さまへ~救援物資のご提供について~【new】
沖縄県が物資提供についてのお知らせをHPに公開しました(3/16)
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=60&id=23930&page=1

企業の皆さまへ ■災害支援物資の提供をお願いします■【new】
日本財団 CANPANプロジェクト 東北地方太平洋沖地震支援物資一覧(2011年3月15日)
企業を対象とした物資募集を日本財団が開始しました。
https://canpan.info/open/news/0000006470/news_detail.html

【new】献血に関しては3月13日現在の在庫率100%で、殺到すると保存期間(血液の保存期間は21日間)の問題からせっかくの血が無駄になることも予想されます。タイミングをみて、血液センターに問い合わせてから行動してください。
http://okitiki.ti-da.net/e3306253.html(タイムス記事から)

盛岡復興まちのたね通信【new】
まち&しまのたね通信ネットワークの盛岡復興まちのたね通信で盛岡の状況が写真でアップされています。
http://morioka.machitane.net/

みらいファンド沖縄「募金預かり支援」【new】
日本財団CANPANプロジェクトと連携した寄付支援が行われています。
<こんな場合にご活用ください>
募金活動したけれど、寄付先に悩んでいる/募金をしばらく続けるけれど、口座を開設することができない/本土の金融機関への振込は手数料が高いので、一緒に送金してもらえないか/インターネット寄付には抵抗がある/何より、被災地でがんばるNPOを応援したい!
http://miraifund.org


------------------------------------
■今は控えてほしいこと

1.被災地へのボランティアに今すぐ駆けつけるのは控えましょう

未だ余震や津波、家屋倒壊などの危険も多く、現段階においてはボランティアが現地で活動することは難しいです。被災地のニーズに合わせることが必要で、募集情報を確認して参加するのが最低限のルールとなります。広域にわたる被害が出ていますので、今後、長期にわたる支援が必要となってきます。今は焦らず、情報を確認してください。

2.被災地への物資の送付は控えましょう
大量の物資が届くと、現地ではその分類に追われ、ただでさえ混乱している現場にかえって大きな負担となります。必要な物資は現地からのニーズがはっきり把握できるまで送らないでください。

※企業からの物資提供は日本財団が受付開始しました。詳細は以下の「○物品寄付受付」をご覧ください。

■今、被災地に行かなくてもできること

1.寄付をする
寄付を送るのも非常に有効なボランティア活動のひとつです。寄付金は、被災者個人に直接配分されたり、現地で支援活動をするNPO/NGOに配分されたりします。

--全 国 --
○赤い羽根共同募金(中央共同募金)義援金募集
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/60/

○日本赤十字社 義援金・救援金募集
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html

○Yahoo!基金「東北地方太平洋沖地震」
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

○日本財団 CANPANプロジェクト 東北地方太平洋沖地震支援基金
クレジットカードにて、一口2000円から募金することが可能です。
https://canpan.info/index_view.do

○イーココロ!東北地方太平洋沖地震への緊急支援のお願い(募金・寄付)
救援活動を行う団体から、支援したい団体を選び、
1000円単位でクレジットカードにて寄付が出来ます。
http://www.ekokoro.jp/urgency/urg-14.html

○Just Giving Japan
JG手数料+クレジットカード等決済手数料はチャリティ・プラットフォーム&JustGivingが全額負担し全額上乗せ寄付(マッチングギフト)されます。寄付金は全て、緊急災害支援CIVIC FORCEに届きます。
http://justgiving.jp/

○ジャパン・プラットフォーム
http://www.japanplatform.org/top.html

--県内--
○みらいファンド沖縄「募金預かり支援」【new】
日本財団CANPANプロジェクトと連携した寄付支援が行われています。
<こんな場合にご活用ください>
募金活動したけれど、寄付先に悩んでいる/募金をしばらく続けるけれど、口座を開設することができない/本土の金融機関への振込は手数料が高いので、一緒に送金してもらえないか/インターネット寄付には抵抗がある/何より、被災地でがんばるNPOを応援したい!
http://miraifund.org

○沖縄タイムス 義援金受付窓口一覧
http://www.okinawatimes.co.jp/note/110311eq_donation
支社・支局は現金のみ、本社のみ現金書留も可

○琉球新報 義援金受付窓口一覧
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174619-storytopic-22.html
現金のみ(現金書留も可)

○沖縄テレビ
http://www.otv.co.jp/info/touhoku-jisin/index.html

○琉球朝日放送
http://www.qab.co.jp/
現金のみ受付。日本赤十字社沖縄支部を通じ現地へ送る。

○琉球放送
http://www.rbc.co.jp/extraabout.php?ABOUTshinsai
日本赤十字社沖縄支部を通じ現地へ送る。

○FM沖縄
http://www.fmokinawa.co.jp/sien/index.html
FM沖縄にて現金を受付ている(3/31まで)。使途は未定。

2.献血する
被災地では多くのけが人の治療に大量の血液が必要になります。この様な災害の場合、他の圏域から血液を被災地に送ることにより、周囲の血液ストックが不足する可能性があります。皆さんの体調が許すようなら、献血センターに立ち寄るのもひとつの支援のかたちです。

【new】献血に関しては3月13日現在の在庫率100%で、殺到すると保存期間(血液の保存期間は21日間)の問題からせっかくの血が無駄になることも予想されます。タイミングをみて、血液センターに問い合わせてから行動してください。
http://okitiki.ti-da.net/e3306253.html(タイムス記事から)

○日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/donation/index.html

3.メッセージを送る

東北地方太平洋沖地震 被災者の皆様へ応援メッセージを(署名TV)
http://www.shomei.tv/project-1711.html

------
○物品寄付受付
沖縄県民と事業者の皆さまへ~救援物資のご提供について~【new】
沖縄県が物資提供についてのお知らせをHPに公開しました(3/16)
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=60&id=23930&page=1

企業の皆さまへ ■災害支援物資の提供をお願いします■【new】
日本財団 CANPANプロジェクト 東北地方太平洋沖地震支援物資一覧(2011年3月15日)
企業を対象とした物資募集を日本財団が開始しました。
https://canpan.info/open/news/0000006470/news_detail.html

福島県災害対策本部 物資班 電話024-521-1908
http://bit.ly/gTfSUv
※企業等からの義援物資のみ受付(個人は受け付けていない)

○街頭募金マニュアル
NPO法人ブレーンヒューマティーが街頭募金活動の経験を踏まえ、街頭募金マニュアルをまとめ公開しています。
http://d.hatena.ne.jp/brainhumanity/20110313/p3

○災害ボランティア情報
・ボランチュネット(沖縄県ボランティア・市民活動支援センター)
http://volunchu.net/
・現在の防災ボランティア関係情報(内閣府)
http://www.bousai.go.jp/vol/
・全社協 被災地支援・災害ボランティア情報
http://blog.goo.ne.jp/vc00000
・ボランティア情報募集(eボランティア・ネット)
http://www.e-volunteer.ne.jp/
・東北地方太平洋沖地震のために、わたしたちにできることまとめ(greenz.jp)
http://greenz.jp/2011/03/12/jishin/


■要援護者支援に関わる情報

○多言語情報

・FMわいわい(いろいろなことばでおしらせをよむことができるWEBサイトです)
http://www.tcc117.org/fmyy/index.php

・NHKオンライン(16言語のオンデマンドラジオ放送)
http://www.nhk.or.jp/

・多文化共生マネージャー全国協議会(多言語への翻訳支援に役立つサイトです)
http://blog.canpan.info/tabumane/archive/40
*情報は刻々と変わります。適宜、最新の情報をウェブサイトなどで確認してください。

・東京都国際交流協会 「災害時の外国人支援」
http://www.tokyo-icc.jp/information/howto.html
在日外国人支援団体などに伝えてください。 たくさんの言語で翻訳されています

・Japan earthquake how to protect yourself
http://nip0.wordpress.com/

・各大使館情報
http://www.mofa.go.jp/mofaj/link/embassy/

○NPO法人アレルギー支援ネットワーク
http://www.alle-net.com/bousai/touhoku_taiheiyo.html

※随時、情報更新していきます。

■情報源

○Google Crisis Response 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
http://goo.gl/saigai

○東北地方太平洋沖地震 情報源等のまとめ
http://www.ekokoro.jp/ngo/news2795.html

○3/11 東北地震に関する情報(facebook コミュニティ)
http://www.facebook.com/0311earthquake.info

○東北地方太平洋沖地震(Yahoo!ニュース)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/2011sanrikuoki_eq/?1299827315

○津波最新情報(Yahoo!ニュース)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/tsunami/

○盛岡復興まちのたね通信【new】
まち&しまのたね通信ネットワークの盛岡復興まちのたね通信で盛岡の状況が写真でアップされています。
http://morioka.machitane.net/

■消息確認
○「Person Finder (消息情報): 2011 日本地震 」
日本語、英語、韓国・朝鮮語、中文語(簡体)・中文語(繁体)
http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja

○安否情報 教育テレビ・NHKFM 受付
電話03-5452-8800 050-3369-9660 050-3369-9680

○災害用伝言ダイヤル171 番の使い方。「171+1+自宅の電話番号:伝言吹き込み」
「171+2+自宅の電話番号:伝言の再生」

○facebook 安否情報交換
http://www.facebook.com/jishin.info#!/jishin.info
英語サイト
http://www.facebook.com/pages/Japan-Tohoku-earthquake-information-english/209841732364382

(宮道)

ーーーー以上、転載でした----

2011年3月15日火曜日

ご支援いただきました

「台湾民俗舞踊サークル」の皆様からも支援金がありました。

他にも「募金箱ができてよかったさー」など支援したい気持ちや声が、公民館に届きます。
被災地は飲み水がない、寒いなど。大変な思いの方が多いと思います。
一日でも早く、普通の日が取り戻せることを願います。

育英会に寄付しました。

3月14日若狭公民館利用団体連絡協議会が、那覇市育英会に金一封を寄付しました。
写真は右から、糸数那覇市育英会常任理事、岸本若狭公民館利用団体連絡協議会長、津嘉山若狭公民館長です。
那覇市育英会は、夢の実現のために頑張っている優秀な若者への経済的支援のため、奨学金給付を行っています。寄付金も財源にあてているので、大変ありがたいと話していました。

2011年3月14日月曜日

募金箱設置しました。

本日、「東北地方太平洋沖地震」の災害支援義捐金を呼びかける募金箱を公民館の事務所カウンターに設置しました。

一人ひとりが少しずつ協力することで大きな力となります。

皆様のご協力お待ちしています。

ゆいまーるfor東北

3月12日、急遽行った「震災について考える会」。
そこに参加していた学生が呼びかけ人となって同日夜、「沖縄から東北で起きた地震への支援をしよう!」と学生主体の会議が持たれました。

参加者は約40名。
その様子はUSTRAM(インターネット動画共有サービス)で同時配信しており、その視聴者は約30名。

私(宮城)もその会議を視聴しました。
はじめ、議論は行ったり来たりを繰り返していたようでしたが、次第にまとまっていきました。
視聴しながら、参加者の根底にある「被災地の方々の支援をしたい!」という想いが重なっていくのを感じ、頼もしく思いました。

彼らは、この集まりを「ゆいまーるfor東北」と名付け、早速翌日(13日)から募金活動を行っています。
13日テンブス館前で行った街頭募金では多くの学生が参加し、25万円の寄付が集まったそうです。

その様子は、本日の沖縄タイムス、琉球新報の両紙に掲載されています。

また、早速「ゆいまーるfor東北」ブログを立ち上げているので、ご紹介します。


→ 「ゆいまーるfor東北」のブログはこちら。

→ 沖縄タイムスの記事はこちら。

→ 琉球新報の記事はこちら。

ツイッターでは、ハッシュタグを #okieq としています。 

東北地方太平洋沖地震被災地支援について

3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震を受け、12日に予定していた「AKF2011」は、会場の久茂地公民館が津波警報による避難地域となっていたため、急遽26日に延期になりました。

震災が起こって直後、フォーラム(AKF2011)では、被災地支援について若者の視点でできることを話し合うのはどうか、という意見も出ていました。
しかし、延期が決定したので、AKFとは別に何名かで集まって被災地支援について話し合うことにしました。

AKF延期が決まったのが当日10時半頃。そこからツイッターやfacebookで「震災について考える会」(当日午後3時~、にぎわい広場)の集まりを呼びかけ、急だったにもかかわらず27名の人が集まりました。



集まったのは、震災の情報をテレビやツイッターなどでみながら、いてもたってもいられない、自分たちができることを考えたい、いますぐにでも行動を起したい、という方々。
呼びかけがツイッター等だったため、学生など若い人が多く、家族や親戚が被災地にいる、という方もけっこういました。

まず、それぞれが自己紹介をし、被災地支援への思いを共有したところで私たちがどのような支援ができるのかを考えました。

そこでは、支援には段階がある、という話がありました。

那覇市NPO活動支援センターには、
「今すぐにでもボランティアに行きたい!」
「寒いだろうから毛布を送りたい!」
という相談がきているそうですが、そういう方々にしばらく待つことをすすめているそうです。

ボランティアや物資は、現地での受入れ体制が整っていないとかえって負担になってしまう。
それまでは、現地からの要望に応えられるように準備をしておくことが必要だということでした。
また、近隣地域と沖縄県などの遠距離からの支援のあり方も必然的にかわってくるだろう、という話も出ました。

今、現地で必要なものとして考えられるものは、輸血用の血液。
ただし、血液は鮮度が重要。
一度献血した人はしばらく(成分献血・量などによって間隔は異なります)献血できなくなるため、今だけではなく、定期的に献血を呼びかける必要があることなども確認しました。

印象的だったのは、阪神大震災を経験した神戸出身者の「イベントや購買の自粛はやめてほしい」という意見です。
日常生活を普段どおり送ることができる地域の方には、できるかぎり普段どおりに生活してほしい、つまり、経済の流れをとめないでほしい、ということです。

むしろ、売上げをあげて義捐金を集めるチャリティイベントにするなど、前向きな支援の形を目指してほしいとのことでした。
また、被災地のものを買うなど、日常生活の中でできる支援についても考えました。

しばらく話し合っていると、阪神大震災の被災者でその経験を生かして市民防災教育を実践している稲垣暁さんも駆けつけて下さいました。



また現地への支援と同時に、沖縄から現地へ向かうボランティアへの支援についても考える必要があります。
現地の情報や支援の方法を取りまとめて、情報発信したり、物や人の交通整理をすることも重要という話がでました。

今回の集まりでは、被災地支援と同時に、自分たちの防災についても見直す必要があるということも話し合われました。
若狭公民館は海に面した地域にあり、津波に見舞われる可能性もあるので、津波を想定した防災訓練や緊急時対応などの仕組みづくりをしていかなければならないと感じています。

今回の集まりは、今後も定期的に行う予定です。
次回は、4月9日。場所は若狭公民館にて。

次回の詳しい日程や、今回の議事録は出来次第、このブログでもアップします。

(宮城)

2011年3月10日木曜日

若狭小感謝状贈呈式

本日(3月10日)、若狭小学校の全体朝会で「感謝状贈呈式」がありました。

近隣自治会長はじめ、交通安全指導員、民生員児童委員、部活動指導者、近隣の公共施設長など、若狭小学校および児童にかかわる多くの人に感謝状が贈られました。

感謝状を贈られる方は約70名、平日の午前ということもあり参加できない方も多かったのですが、それでも30名あまりの方が出席。
若狭小学校が多くの地域の方々によって支えられているのをあらためて感じました。

若狭公民館からも、津嘉山館長、宮城、東が出席しました。
下の画像は、崎浜校長から感謝状を受け取る津嘉山館長。

2011年3月8日火曜日

冬のトム・ソーヤが雑誌「おきなわいちば」掲載されました!

「冬のトム・ソーヤとハックルベリー・フィン」(2/5)が、雑誌「おきなわいちば」春号に載りました。
 記者さんは、講座の最初から片付けまで丁寧な取材をしてくれました。
記事も、地域文化祭のことや講座の考え方、講師の田端館長(久茂地公民館)の天体望遠鏡、そして子ども達のようすが生きいきと紹介されています。

公民館も一冊頂いたので、興味のある方は声を掛けてください。
表紙です(上江田)。↓

2011年3月7日月曜日

「沖縄県社会教育主事等研究大会」参加しました。

3月3,4日開催の「沖縄県社会教育主事等研究大会」に初日だけ参加しました。

このような研究大会、参加すると勉強になるとわかりながらも、公民館事業と重なることも多く、なかなか参加できないのですが、
今回は、忙しい時期ではありましたが、どうにか時間をつくって、宮城と上江田が参加しました。


会場は北中城村のあやかりの杜。
開会行事のあと、「地域のリーダーの育て方」というテーマのもと<学校><家庭・地域><行政>それぞれの立場から3つの事例発表がありました。



さすがに、それぞれの活動は興味深く熱のこもった素晴らしい発表でした。

事例発表のあとは、6つのグループに分かれて研究討議。



各グループごとに様々な意見が出たようですが、そのなかでも5グループの発表は興味深かったです。

60年代ごろから盛んに活動された子ども会や婦人会(女性会)も80年代でピークを迎え、今は会員の減少やリーダーの担い手が課題となっている。
とここまでは、他のグループと同じような展開なのですが、このあと
「現代の社会状況において、このような既存の組織は果たして必要なのか」
という問いがなされました。
「地域のリーダーの育て方」がテーマで話し合っている中、そもそも「地域のリーダーとは何を指すのか」「どのような役割を担うのか」という原点に戻る本質的な問いは新鮮で、核心を突いたもののように感じました。

リーダー育成が課題となっている既存の地縁組織が果たして来た役割や意義、それを理解したうえで、現代の社会状況に応じた新たな枠組みを提案していく必要性を感じます。

助言者の大城喜江子さん(なはまちづくりネット代表)のコメントも参考になり、公民館という地域の中核を担う教育施設がどのように機能していくべきなのか、あらためて考える研修となりました。

「沖縄県社会教育主事等研究大会」の様子は、なはまちづくりネットの「沖縄県委託事業 社会教育委員等資質向上支援事業」ブログでもレポートが掲載されています。
→ こちらからどうぞ。

月刊公民館3月号に掲載!

月刊公民館(発行:全国公民館連合会)3月号の特集は「全国の優れた館報」。
第3回全国公民館報コンクールの講評と、受賞館から紹介文が寄せられています。

若狭公民館の「広報わかさ」についても、リニューアルの経緯や留意した点について3ページにわたって紹介しています。



また、日本広告協会が発行する「広報」2月号でも全国公民館報コンクールを紹介する記事が掲載されており、ここでも「広報わかさ」が紹介されています。
同時に若狭公民館がホームページコンクールでも最優秀賞を受賞したことも取り上げていただいています。

このように評価され、多くの方に知っていただくことは職員の励みになり活力にもつながるので、嬉しいです。

2011年3月4日金曜日

ありがとうございます。

記者の上間様 カメラマンの下地様 沖縄タイムス様
3月3日の木曜喫茶ダーヴァに掲載ありがとうございます。

整理されてない話を分かりやすくまとめていて、記者はすごい、私以上に全体をつかんでいると感じました。

見てくれた人も多く、身近な人が喜んでくれて良かったです。(館)

3月3日「ひなまつり」

3月3日は、ひなまつり。

公民館事務所前もひなまつりらしく飾りました。
折り紙を使っての飾りつけ、アレンジしたのは職員の東さん。
それをみた利用団体連絡協議会の岸本会長も折り紙を作って参加。



子どもエイサー「若狭ちむどんどん太鼓」の皆さんもひな祭りにあわせて、ちらし寿司作りをしました。



お母さん方が作り、子どもたちも少しお手伝いをしました。
できたちらし寿司は、それぞれで持ち帰ったようです。
皆さん、おいしくいただけましたでしょうか?

「AKF2011」開催!

昨日(3月3日)の琉球新報に「AKF2011」(明るい公民館フォーラム)の案内記事が掲載されました。

「AKF2011」は、那覇市の公民館全館で取り組むイベントで、青年のための講座・交流事業の一環で行われます。
中央公民館の赤嶺さん、久茂地公民館の嶺井さんが紹介しています。

各公民館での取組みを紹介するほか、お笑い演芸集団FECの山城智二社長の講演、その後若者の現状や課題などについて意見交換します。

若者はもちろん、どなたでも参加できますのでお気軽に足をお運び下さい。

→ 「AKF2011」チラシ(PDF)はこちら。


※記事をクリックすると拡大表示され読みやすくなります。

2011年3月3日木曜日

館長「ダーヴァ」に登場!

本日(3月3日)の沖縄タイムス「ダーヴァ」に津嘉山館長が大きく登場しています!

「公民館長さんのイラスト大人気」という見出しで、館長が原画を持って微笑む写真にイラスト2点が大きく掲載。



津嘉山館長のイラストは本当に大人気。

沖縄本島全ての公立小中学校の学校給食で飲まれている牛乳のパックに記されている「GO家(ゴーヤー)運動」のイラストも館長作成。
他にも若狭児童館の壁画原画や那覇市長の似顔絵など、他の課からの依頼で様々なイラストを描いています。

実は館長、イラスト以外にも様々な特技があるんです。
趣味のギターもなかなかの腕前。

そして何より、イラスト同様やわらくて温かい人柄なので、利用者や地域の方々からの信頼も厚いです。
ダーヴァに掲載されている写真にもその人柄が現れていると思います。

2011年3月2日水曜日

「沖縄県公民館主事等研修会」参加しました。

先週の木~金(2/24-25)、沖縄県公民館主事等研修会に若狭公民館からは宮城、一柳の2名が参加しました。

公民館主事等研修会は、県内市町村の公民館活動に携わるものが一堂に会し、日頃の公民館業務の課題等について協議し、情報交換することで、相互の資質の向上を図り親睦を深めることを目的に毎年開催されています。

今回の研修会テーマは「公民館を拠点とした地域活動の再構築」。

1日目は、開会行事のあと、読谷村社会教育委員 古波倉正氏による講演「民泊・わんぱく・ワンダフル」でした。
数字等のデータに裏づけられた情報とお金では図りきれない価値観の両方が盛り込まれた興味深いお話でした。
何より、以前勤めていた銀行を辞め主夫としての生き方に誇りを持ってお話されている古波蔵さんの表情が最高でした。



古波蔵さんの講演のあとは、若狭公民館と読谷村高志保区公民館の事例発表。

高志保区公民館の松田正彦館長のお話も興味深く、自治公民館としてこれほど精力的に活動し続けているとは、関心しきりでした。



1日目は研修のあと、参加者それぞれの実践や考えていることなどについて遅くまで情報交換してました。

それでも2日目は早起きして名護岳へ。みんなで山登りです。

名護岳登山の案内人は岸本林さん(名護市文化財保存調査委員)です。
自分たちだけで登っていると見過ごしそうな自然の様子を岸本さんの案内によって気づくことができます。



頂上で記念撮影。
天気もよく登りきった達成感もあり、みんな晴れ晴れとした表情です。



忙しい時期の研修ではありましたが、たいへん勉強になりました。
学んだことを公民館活動に生かしたいと思います。

(宮城)


なはまちづくりネットの「沖縄県委託事業 社会教育委員等資質向上支援事業」ブログでも研修会の様子がレポートされています。
→ こちらからどうぞ。

※画像提供:田盛善宏(那覇市中央公民館

2011年3月1日火曜日

「公民館まつり」琉球新報に掲載!

「第19回若狭公民館まつり」の様子が本日(3月1日)の琉球新報に掲載されていました。

オープニングで演舞を披露した子どもエイサー「若狭ちむどんどん太鼓」の子どもたちへのインタビューも載っています。

小さい頃から人前に立つことに慣れている子どもたちは、堂々としていてカッコイイです。
公民館まつりも盛り上げてくれました。


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ハイサイ!琉球新報に紹介されました。

本日の琉球新報の那覇圏版に「地域の魅力を顕在化」というコピーとともに私、宮城が紹介されています。

広報や講座・事業の企画について少しだけ触れています。

正直、照れくさいのですが、このように取り上げていただくことで、地域の方々との会話も生まれ、若狭公民館の活動を認識いただくきっかけになるので、嬉しいです。

(宮城)

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