2023年8月25日(金)~ 26日(土)に「なは防災キャンプ'23夏」が開催されました。
子どもたちも的を狙って楽しんでいました。 |
「もしもカード」とは自分のことや家族との決まりごとなどを書くことにより、普段からイザ!という時の対応を考えてもらうことをねらいとして毎回受付時に記入してもらっています。 |
受付も終わり、防災キャンプスタートです。
主催者「にじいろ会」の東恩納さん |
特製保冷パックを作成してくれました |
次に防災キャンプに関して、(一社)災害プラットフォームおきなわの宮平さんより説明がありました。
防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。
①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する
日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。
JVOAD 明城事務局長 |
今回の防災キャンプには東京から特定非営利法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)からも2人の参加がありました。
JVOADは災害時の連携・サポートを全国ネットワークで繋いでいる組織です。(詳しくはこちら)
防災士・災害ソーシャルワーカー 稲垣 暁 氏 |
オリエンテーションが終了し、防災さんぽのスタートです。
防災さんぽのガイドはいつもお世話になっています防災士・災害ソーシャルワーカーの稲垣さんです。
稲垣さんから、防災さんぽを始める前に以下の地域情報が提供されました。
・この地域は災害のリスクは少なく資源が多い。
・もともとは米軍基地だった場所が整理されて銘苅新都心地域は作られた
・土地は安定しており、液状化の問題もないし、地盤も固い場所に建てられている。
・沿岸部や安謝川近辺から避難してきた方々の避難所となり得る場所になる可能性がある。
・市営住宅の屋上には畑があり、年中作物が収穫できるのは強みになるだろう。
備蓄倉庫の案内は那覇市防災危機管理課の源河さんが行っていただきました。 |
【関係・協力団体】
主催: 新都心銘苅にじいろ会/ 那覇市若狭公民館
共催:那覇市防災危機管理課/災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会 / 新都心銘苅市営住宅自治会
協力: 那覇市地域包括支援センター新都心