2014年4月30日水曜日

若狭の史跡・拝所・神社MAP

若狭公民館には普段からいろんな方が訪ねてくるのですが、ときおりこんなお客様がいらっしゃいます。

「すいません。若狭のウタキを教えて欲しいんですけど」

ウタキとは御嶽とも書き、ウガンジュ、もしくは拝所ともいいます。地元の神様にウートートー(お祈り)する場所のことです。公民館は開かれた公の場所ですので、そういったお客様にも対応します。

若狭地域は歴史が古く、ウタキや史跡、井戸などが沢山あります。そこで初心者にもそういったものが理解できるように、手作りですが簡単な地図と説明を作りました。

若狭にはここに載っているよりももっと多くの史跡があるのですが、有名な場所はだいたい載っています。欲しい方は公民館の窓口にいらしてから「ウタキマップってありますか?」とひっそりと言って見て下さい。


2014年4月16日水曜日

三角公園/松山・若松拝所

松山にある若松公園(通称、三角公園)には、松山・若松拝所というものがあります。ここは昔から地域の拝所として拝まれてきました。拝所の横には井戸もありますが、これは本物の井戸ではなく、昔別の場所にあって拝まれていた井戸を移転して持って来た感じです。





沖縄では井戸というのは神の宿る崇拝の対象として存在しており、水が出なくなったあとも、このように形だけ復活させて、拝まれることが良くあります。

また公園のはずれには、こんな歴史的なベンチがあります。いつ作られたのか分かりませんが、かなり古い物のようです。アサノセメント、金城キク商会、沖縄青年会議所、琉球石油の文字が見えます。今時、こんなコンクリートの椅子はありません。



三角公園の中には、いろんな歴史が少しずつ詰まっています。訪れた際には、目を凝らして色々探してみてくださいね

2014年4月15日火曜日

若狭ちむどんどん太鼓

 若狭ちむどんどん太鼓は、沖縄の伝統芸能「エイサー」をとおして地域の子供たちの健全育成につとめています。1998年に結成され平成23年度からは「若狭公民館の地域こども教室」として活動をしています。現在、若狭小学校、天妃小学校、那覇中学校の子供たち28名が所属し、若狭一丁目自治会の会長でもある岸本麗子先生が代表者として子供たちの指導にあたっています。
 日頃の練習の成果を地域の祭りや自治会の敬老会などで皆さんにお披露目していることもあって、地域住民のスター的存在にもなっています。また、県外の子供たちとの交流会や毎年夏に開催される「一万人エイサー踊り隊(国際通りで開催)」などにも参加しています。
 
 
エイサーを踊ってみたい!とお思いの子供たち、まずは体験からどうぞ。。。練習日に若狭公民館までお越しください(^。^)

こちらは、練習の風景です。毎週火・木曜日の5時~6時、公民館3階ホールで練習しています。

4月12日に、中学1年生のメンバー7名が那覇市子ども会育成連絡協議会の「子ども会功労者賞」をいただきました。どうもありがとうございました。

 

 

2014年4月14日月曜日

平成26年度 職員紹介!

平成26年度の職員紹介をホームページにアップしました。



今年度は、3年前(平成23年度)に務めていた平良恒次館長が再び赴任しました。
業務委託を受けているNPO法人地域サポートわかさの職員は昨年度と同じメンバーで臨みます。
職員一同、市民の皆さまの学習の機会と場を提供し、楽しく憩える地域に根ざした公民館運営を心がけます。
どうぞよろしくお願いします!

(写真左上から) 小原 猛 / 安次富 恵 / 宮城 潤
真喜屋 志保 / 館長 平良 恒次 / 東 澄子 


今年度、若狭公民館長に赴任しました平良 恒次(たいら こうじ)と申します。
平成23年度に1年間だけ若狭公民館長をしておりました。2度目の赴任となります。
若狭公民館を離れ行政内部で業務をしていても、若狭公民館のすばらしい評判を聞いてうれしく思っていました。
縁があって再び若狭公民館長に赴任できたことを心から喜んでおります。
若狭公民館を通して若狭地域の活性化に尽力をつくす覚悟であります。今後ともよろしくお願いいたします。

館長 平良 恒次

2014年4月11日金曜日

おきなわ伝説紙しばい

今年の若狭公民館は、地元の人々や伝承などと密接に関連するような事業を行っていこうと考えております。そういうわけで、昨年より展開しています「おきなわ伝承紙芝居」シリーズ、今年は本格的に展開していこうと考えております。

昨年は「ザン(人魚)」(石垣島)、「ヨナタマ(人面魚)」(宮古の下地島)、と展開していきましたが、今年は地元若狭の伝承を紙芝居にしてみました。その第一弾が「耳切坊主(ミミチリボージ)」です。若狭の護道院にいたと言われる怪僧、果たしてその正体は・・・

地元の伝承を子どもたちにバトンリレーできるような、そんな感じで作成しました。文は若狭公民館の小原猛、絵は前館長のつかやまつよしさんが担当しています。

そして実は今日もう一作、「鄭大夫(ていたいふ)と牛マジムン」も完成しました。こちらも近々お披露目できると思います。ご期待下さい!



2014年4月3日木曜日

津波避難ビル

若狭公民館は那覇市の津波避難ビルに指定されています。本日その表示案内板が設置されました。

おりしもチリ地震が本日発生しました。1960年のチリ地震では、沖縄でも津波被害が発生しています。日頃から防災に対して意識を向けることは重要だと気づかされる出来事でした。

若狭公民館を通りかかった時は、せひともこの表示板にも注意を向けて下さいね





2014年4月2日水曜日

朝食会にきませんか?

若狭公民館でかれこれ7年ほど続いている『朝食会』。
毎月1回開催されていて、この間ずっと途切れたことがないのです。

継続の秘訣はズバリ“ゆるさ”です。


 職員も全員参加じゃなく、来たい人が来る。開始時間も、だいたい8:30。とにかく無理はしない。そして一品持ち寄りが条件だけど、その一品だって、そんな気合いの入ったものじゃなくてOK。スーパーで買った漬物でも一切お咎めなしです。





だけど、続けていればある時気が向いた人が来れるから、と朝食会の発起人にして皆勤賞の喜屋武さんがおっしゃっていました。
この喜屋武さんの持ってきてくれるおかずが毎回すごーくすごーく楽しみで、完全に頼りきっています。なので私自身は安心して漬け物を持っていけるという…。

皆さんも、気が向いたとき是非遊びにきて下さいね!
今月は4月26日(土)に開催予定です。
ゆるゆるとお待ちしていますよ〜。




那覇地区公民館連絡協議会 円卓会議に行ってきました!

先日、那覇市中央公民館で「若者の目に映る公民館・自治会とは?」というテーマの円卓会議があったので、行ってきました。

結論から言うと実に意義深く、得るものの多い会議でした。
参加者も多く、こういったテーマに人が集まっていることにも驚きました。


どの辺りが意義深いと感じたかというと、公民館や自治会の未来について本当に真剣に考えている方々が着席者に多かったため、「じゃあこれからどうしたらいいのか」という話がされていたところです。




そもそも、のところでは「自治会や公民館は若者の目に入っていないのでは」ということや「若者に本当に来て欲しいのか?」など根本から問うシーンもありました。
確かに、多くの若者にとって「自治会や公民館ってなにしてるところですか?」という感じだと思います。わからないものは使いようがないし、用がない所には行かないのは当然ですよね。

私自身、公民館勤務なので公民館のことはある程度わかるつもりですが、自治会のことはほとんどわからないのが事実です。
なので、この日一番の収穫は「自治会は何のためのものなのか、どんなことができるのか」を知ろうと思えたことでした。わかれば、可能性についても考えることができると思うのです。


会議の途中で、グループで話し合うコーナーがありました。
お題は「公民館や自治会がどうだったら行きますか?」
私の加わったグループでは
「親しい人や、付き合いのある人から誘われたら行くかも」という意見や「自分に関係があると思えることをしていたら行く」などの意見がでました。

また、自治会などに行くと労働力にさせられてる気がするという声や、付き合いが面倒に感じる事もあるなどの、実際に参加している若者の本音も聞けました。
「絆」「つながり」というと聞こえがいいけど、しがらみでの苦労は大きな課題かもしれません。

しかし多くの課題を抱えているとは言え、自治会も公民館も意味なく存在しているものとは思えません。
時代の移り変わりとともにスタイルを変えていき、中心にいる人々が本来の役割を十分に認識し運営していく上で、多くの方が関わっていくと明るい未来があるんじゃないかなと思いました。
(真)



※以下、新聞掲載記事です。クリックすると拡大表示されます。

沖縄タイムス(2014.3,24掲載)

 琉球新報(2014.3.25掲載)