2013年6月24日月曜日

6/23日付けの沖縄タイムス誌面

6/23日付けの沖縄タイムス誌面で「わかさ妖怪さんぽ」のことが取り上げられています。


沖縄タイムスさん、こんなに大きく取り上げていただきありがとうございました。

と、いうことで、次回はこども向きの「親子でまわる、わかさ妖怪さんぽ」も企画しています。夏休みの自由研究にもなるようなものを、と考えています。こちらもお楽しみに。

2013年6月19日水曜日

若狭公民館の「あずまファーム」

みなさんはご家庭で、何か栽培をしていますか?
私自身はもっぱら枯らすのが専門ですが、若狭公民館では
ベランダでいろいろな種類の植物が育っていますよ!


ベランダといっても、ただのベランダじゃありません。
ここは「あずまファーム」という農園です。
今日も、バジルの収穫がありました。
このバジル達は、バジルソースになる運命です。
バジルソースに興味がある方は、チキンなど持って
若狭公民館に来ることをオススメしますよ!


ハンダマーもお昼時間に、美味しいお料理に変身して登場したことがあります。
ハンダマーの上手な料理法が知りたい方も、ぜひ若狭公民館まで!


食べられるものも、食べられないものも育っている姿をみているだけでも楽しいです。
みなさんもぜひ、ベランダでファーム、やってみて下さいね!(真)






2013年6月18日火曜日

わかさ妖怪さんぽ


 去る6月14日と15日の二日間、市民講座「わかさ妖怪さんぽ」が開かれました。若狭公民館職員のわたくし、小原が企画したのですが、その経緯はこんな話から始まりました。

 若狭公民館の下地館長と地元の歴史などについて話をしていたときのことです。ふと、耳切坊主の話になりました。耳切坊主とは若狭の護道院にいた怪僧で、妖術を使って金品を巻き上げたり、女たちをたぶらかしていましたが、首里の大村御殿にいた北谷王子に最後は退治されてしまうという、昔話の登場人物です。
「それがさ、その護道院の井戸が若狭に残っているんだよ」と下地館長。
「ほんとですか!」そんな話は初耳です。てっきり護道院跡は、過去にダイナマイトで爆破されてしまったユーチヌサチ跡にあって、現在はなくなってしまっていると思ったからでした。

 そこでさっそく見に出かけたのです。
 果たして井戸はそこにありました。外見はコンクリートで固められていましたが、中をのぞくと石積みの遺構が残っていました。

それを見ながら下地館長は、ぼそりとこんなことを言ったのです。
「小原さん。耳切坊主ってのは悪者扱いされているけれども、僕にはどうしてもそんな風には思えないんだよね」
「それはどうして」と私。
「若狭の人たちの間では耳切坊主の話はタブー視されていて話をしない時期もあったんだけれど、でも悪く言っている人はあまりいないんだよね」

 そこで図書館などで資料を片っ端からあさりました。すると、いくつかの文献には、黒金座主(耳切坊主となった人物の僧侶名)は実は高名な僧侶であった可能性もあるという事が書かれていたのです。

 また「おきなわの民話百選」(沖縄県生活福祉部/刊)という本には「黒金座主のお化け退治」という、黒金座主が主人公で化け物退治をする話まで載っていました。ここでの黒金座主は怪僧なんかではなく、昔話に出てくる典型的な善人のお坊さんでした。


 しかもその後、護国寺の名幸住職に取材させていただく機会が会った時に、黒金座主のこともあわせて聞いてみました。




「それがですね。黒金座主のことについてはあまりわからんのです」と名幸住職。「戦争で貴重な資料がすべて焼けてしまったもので。今の本殿下の駐車場の下に貴重な資料を納めた倉庫があったのですが」




 こんなところにも第二次世界大戦の暗い影が・・・。
「しかしですね」と名幸住職は話を続けました。「先代(名幸住職のお父様)が戦争前に、歴代の住職の名簿の中に黒金座主という表記を見たと言っていたんですよ」
 これは歴史的なことです。なんと怪僧と呼ばれていた黒金座主は、首里王朝ゆかりの護国寺の住職だったのです。
 なぜそんな位の高い寺の住職が、妖術使いの怪僧となって人々をだましたのか。そしてなぜ今まで子守唄になってまで語り継がれるのか? 護国寺の住職は王朝から任命されなければなれなかったはずなのに、それほどまでに高名な僧侶が、なぜあのような妖怪変化になってしまったのか。


©琉球新報/小原猛/ミキシズ りゅうPON
連載「琉球妖怪大図鑑」より「耳切坊主」(禁転載)


 いくつかの資料には興味深い記述があります。「球陽」の外巻として編集された「遺老説伝」の口語訳(1960年初版)には、黒金座主はもしかしたら首里王朝と政治的な対立をして、粛正された可能性がある、というようなことが書かれてありました。

 つまり、王朝もしくは北谷王子と政治的な対立の末、殺されてしまい、あのような話がわざと流布されたのではないか、という可能性です。

 そしてもう一つの着目すべき点は、あの語り継がれる子守唄です。あの歌の中で、耳切坊主は何人にも増えるのです。そしてこどもの耳をぐすぐす切りにくるという、なんともおぞましい、子守唄とは思えぬ展開をします。あれでは人を恐怖に陥れるだけで、子守唄としての機能はまったく果たしていません。

 もしかしたらあの子守唄および耳切坊主の伝説は、政治的対立により粛正されてしまった黒金座主を慕っていた若狭の人々が、復讐のために考えついて、わざと首里周辺で流した一種の恨み節のようなものではなかったのかと、推測されるのです。

 まあこれも一つの説です。事実は沖縄戦と一緒に、護国寺の地下書庫の中で焼けてしまったのです。もしかしたら永遠に解明されないかもしれません。

 そのような経緯で、若狭に伝わる耳切坊主の話を調べて行ったのです。
 また調べて行くうちに、若狭地域には妖怪変化の話がいくつも残っている事に気づきました。

 潮渡橋のたもとに現れたと言われている仲西ヘーイ。呼んだ人は必ず神隠しにあうと言われています。
 海の近くにあった豚の屠殺場近くに現れたといわれるワーマジムン(豚の妖怪)。
 今でも動いていると伝えられる、奥武山公園近くにある小高い山、ガーナームイ。
 久米三十六姓の末裔であった鄭大夫の前に現れた牛マジムン。
 辻に夜な夜な現れては、小禄のがじゃんびら坂まで乗せてくれと人力車に手を挙げたジュリマジムン(遊女の幽霊)
 なんなんだ若狭って地域は!と、怪談をいくつも取材してきた私も、さすがに驚きを禁じ得ませんでした。

 そんな話をまとめて、講座としてみなさまに紹介してみよう、それによって若狭という地域の歴史も見えてくるのではないか、という趣旨で企画されたのが「わかさ妖怪さんぽ」という講座です。またそこに沖縄妖怪の歴史や系譜、キジムナーの名前の変遷や生態なども盛り込んで、わかりやすく説明するようにしました。おかげさまで二日間で72名もの参加者があり、テレビ局二社も含めてマスコミ五社の取材を受けました。








 一日目の講座では、若狭公民館で職員小原が沖縄の妖怪の歴史について資料をもとに説明を行い、二日目は若狭公民館を機転として、鄭大夫の唐守森から波の上、護国寺をまわって、火返し(ヒーゲーシ)のシーサーのあるケンサヤー跡(シーサームイ)をまわってから、護道院跡井戸、そして夫婦瀬公園をまわってから、最後は潮渡橋で皆様を代表して私が「仲西ヘーイ!」と絶叫して、幕を閉じました(笑)

 沖縄の妖怪については、まだまだしゃべり足りないところがあります。今回は定員にすぐ達してしまったので、多くの皆様にお断りをいれなければならなかったことを心苦しく思います。また近いうちに、第二回も行いたいと思いますので、その節はまた、よろしくお願い致します。(小)


2013年6月17日月曜日

夜のクルーズ船


若狭に先日、クルーズ船が来ていました。夜見ると、まるで動くコンドミニアム!

市民講座「わかさ妖怪さんぽ」14日、15日の二日間に渡って開催され、好評をいただいたのですが、護道院跡井戸からユーチヌサチに向かって歩きながらの一コマです。

わかさ妖怪さんぽの模様は、あとでまたご報告致しますね。(小)


2013年6月11日火曜日

親子ふれあい教室「パンケーキお茶会」

6月8日(土)14:00~

親子ふれあい教室「パンケーキお茶会」、幼稚園から小学生の11組の親子が参加しました。
アレンジ自在で広がる魅力いっぱいのパンケーキ、今回は、基本の生地に別の食材を入れて2種類のパンケーキを作りました。


どんなパンケーキができるかな?ワクワクしますネ。

 とにかく 混ぜるのが大好きな子どもたち。。。
途中、ホットプレートの電源が切れる・・・というアクシデントもありましたが、
出来上がったパンケーキをみんなでおいしくいただきました。


パワフルな子ども達にてんわやんわの時間でしたが、親子で作ったパンケーキの味は格別だったことだと思います。
参加者の皆さん お疲れ様でした(^。^)

2013年6月10日月曜日

若狭みんなの放送局!

放課後こども教室『こども放送局をつくろう!』の活動が6月より始まりました。
2回目の活動日だった先週の土曜日、放送局の名前が決まりました!

『若狭みんなの放送局』です!

これからの活動、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
『若狭みんなの放送局』は、ブログとFace Bookページもあるので、そちらも是非ご覧下さいね!

間もなく本格的に番組が始まります。
そのCMも作りましたので、そちらもお楽しみに!!







2013年6月5日水曜日

若狭公民館にピカソ現る!!

4月に若狭公民館に来て、早2ヶ月。
公民館の常連さんとも、だんだん顔馴染みになってきました。

こどもたちも、どうやら2人の新人がいることをチェックしていたようで、
そろそろ警戒を解いたのか「新しい人?」と話かけられました。
そして、おもむろに絵を描きはじめたのですが…。

ピカソか!?
私をチラチラ見ながら描いてできたのがこれです。
衝撃を受ける私を尻目に
「そっくりー!!」と盛り上がっていました。
全然似てないと言えないところが、いやはやなんとも…。
次回作にも期待しています。(真)

2013年6月4日火曜日

【2013年6月】波の上緑地公園


みなさん、こんにちわ。若狭公民館の東澄子です。
沖縄は青空いっぱいの、すばらしいお天気に恵まれました。
今日はあまりにもステキなお天気に、朝から洗濯物を干しちゃいましたが、でも一応、梅雨なんですよね。



さ〜て、私はどこにいるのでしょうか?
画面に目を凝らして、探してみて下さい。



ここは波の上に新しく出来た、波の上緑地公園という場所です。
入り江のようになっている場所では、ダイビングの講習なども予定されているようです。
またバーベQなども出来そうですので、新しいファミリースポットとなること間違いなし。
まだ一部工事をしているところもありますが、夏休みには家族連れでにぎわうと思います。

さてさて、正解はここにいました。ウォーリーを探すより簡単だったのではないですか?(笑)



ぜひみなさんも波の上緑地公園、一度、訪れてみて下さい。ステキな思い出になると思いますョ。

ちなみに「波の上緑地公園」といいましたが、実際は正式な名前はまだついていないそうです。名前を公募するという案もあるそうなので、みなさんも何か良い名前を考えて下さい。


2013年6月3日月曜日

アミーチが「らくら」で紹介!

6月2日発行の「らくら」に、若狭公民館で定期的に活動している混声合唱団アミーチが紹介されています。

らくらvol.36(2013.6・7月号)

「団塊世代にオススメ趣味サークル」というコーナーに掲載されています。



アミーチだけではなく、各公民館で活動するサークルも掲載されています。

那覇市の各公民館には、市民の生涯学習のサークルがたくさんあります。
なにかチャレンジしたいことがある方は、まずは公民館に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

(宮城)


→ 混声合唱団アミーチについて紹介したブログはこちら。