喫茶むすぶ⑫ 「大切な方への絆ノート」

  令和５年度の若狭公民館シニア学級喫茶むすぶ 第12回は、「大切な方への絆ノート」でした。
今年の振り返りをしながら、自分の人生の振り返り。
第一生命保険会社さんを講師に招き「大切な方への絆ノート」の活用をお勧めしました。
終活ノートやエンディングノート、捉え方によっては、後ろ向きに悲観的に感じることもあるでしょう。テーマが重いかな〜？と心配していましたが、予想とは裏腹に絆ノートの活用にあたる項目に、意見やアイディア、各々の体験談で話は大いに膨らみ盛り上がり、なかなかページが進まない状態でした。

年金手帳や健康保険証、公的書類の記号や番号を書面上に控えておくこと、保管場所を記入しておくことの勧めには、「書き記したこのノートの存在や置き場所を忘れたりして〜！！」と大笑いです😃
Web関連の名称やID、パスワードなどの情報管理は、シニアのみなさんのみならず若い方にも共通することですね。デジタル遺品とならないように普段から考えることは大切です。

暮らしの多様化に伴い核家族化、長寿で高齢化社会、大切な方といつまでも一緒に過ごすことができるとも限りません。大切な方へ想いを伝えたい、絆を深めていきたいと考える方もいらっしゃると思います。

家族関係図は、親族関係の繋がりを伝えるきっかけに、大切な方と一緒に記入するのもいいですね。
自分史では、これまでの歩みを整理したり、これからの人生を豊かにするために思い描いたり、前向きな気持ちになりますね。

健康・医療・告知・介護・お葬式やお墓のこと、これから少しずつ全て記入したら、思い残すことなく人生を謳歌しましょう！！
いつ何時のために、備えあれば憂いなしですね。
もしもの時に伝えて欲しい連絡先リストは、私も今からすぐに記入しようかな？と思った外間です。
みなさんも書き残すことは、しっかり書いて、人生を大いに楽しんでほしいと思います。

まずは、健康第一！！
頭をフル回転させたら、次はちゃーがんじゅう体操（介護予防体操）です。
みんなの元気が一番。今日も喫茶むすぶは、笑顔と笑い声があふれていました❤️

☆参加者の声☆

・介護などのお話が聞けて役にたった。
・知るべきことがまだまだ多い。もっと勉強したい。
・和気あいあいと勉強しながらも他の人の考えも知ることができとても有意義な時間でし　　　　　　た。これからの残りの人生、早めに終活していきたいと思います。
・モヤモヤしていただけのことが具体的に考えなければと思いました。
・難しい生涯のテーマを気軽に考えさせられたことに感謝しております。
・夫の死を機に全ての整理をし身一つになり余生を過ごしております。
・みなさんの体験や考えを聴き、あらためて考えさせられる事が多かった。

「喫茶むすぶ」次回は、12月15日の14時～16時　「お正月飾り作り」です。

以前開催して好評だったおり紙でお正月飾りを製作しましょう。
ご参加お待ちしています。

喫茶むすぶはシニア向け居場所づくりを目的として、月に2回、第1,3金曜日の14時から開催します。毎回、お茶を楽しみながらゆるりと行います。　　　　　　　　　　　　　　　　 

お茶代として参加費100円！ご興味のある方はぜひご参加してみてください。