先日、波上宮で行われた例大祭に参加してきました。
例大祭とは、毎年決まった日に行われる最も重要な祭祀なのだそうです。
波上宮では5月17日。今年は火曜日にあたりました。
県内企業、各団体等、地域の代表の方々が数多く参加されていました。
雅楽の音色と神聖な空気が流れる中で祭祀が行われました。
この日の天気は雨。
ですが、公民館から波上宮に向かう時間には雨もやみ、祭祀の間、そして公民館へ戻る時間まで降らずにもってくれました。
祭祀が始まり、穀物や野菜、優美な舞踊などが奉納され、これまでの日頃の感謝とこれからの恵をお祈りしました。
波上宮は琉球八社の第一の神社として尊崇されてきました。
鼻のように海に突き出た地形から鼻城(はなぐすく)、花城(はなぐすく)ともいわれ、ニライカナイに近い場所として、豊漁と豊穣の祈りの聖地、拝所として始まったといわれています。
(資料提供:波上宮 年代不明)
祭祀の後には、隣の神宮会館にて、みんなで会食しながら、波上宮の紹介ビデオを鑑賞しました。
琉球八社の首座を占める波上宮。
最近では、観光客の方も多く訪れる場所となっています。
沖縄に住んでいても、なかなか訪れることができなかったのですが、公民館で勤めるようになって、こうした機会をいただくことができました。
沖縄の歴史や地域の歴史に触れることのできる時間は、とても大切な時間だなと感じます。
訪れたことのない方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。