修学旅行先として人気のある沖縄。
歴史や文化、自然体験など、様々なプログラムが組まれているようです。
先日、若狭公民館にも「エイサー体験をしたい!」ということで、修学旅行で岐阜県から来県した4人の女子高生が来てくれました。
公民館でもエイサーの練習をしている団体がいくつかあるのですが、彼女たちの来館が平日のお昼あとだということもあり、エイサー団体を紹介するのは難しい…
そこで、長年子どもエイサーの指導をしてきた、公民館職員が対応することになりました!
「せっかくだから、エイサーの衣装も着せてあげたい!」 ということで、普段、公民館で練習している子どもエイサー(若狭ちむどんどん太鼓)さんの衣装を借してもらいました。
衣装を着て大太鼓を持ったら、さっそく体験開始!
琉球国祭り太鼓のDVDで「ミルクムナリ」の雰囲気と動きを観ます。
もちろん、彼女たちにとっては、太鼓を持つのも曲を聴くのも初めて。
太鼓の持ち方やバチの回し方のコツを伝えて、とりあえず見よう見まねで踊ってみます。
感のいい子たちで、やってるうちにだんだんとサマになってきました!
1時間ちょっとという短い時間でしたが、エイサーの楽しさを感じてくれたようでした♪
伝統エイサーや創作エイサー、地域や担い手によって想いや形はいろいろありますが、
沖縄の重要な伝統行事、そしてエンターテイメントの代表格となっているのは確か。
太鼓の音やジカタの音楽、ヘーシの声や手踊り・チョンダラーの動き…
老若男女関係なく、魅了されます。
大切にしたい沖縄の文化ですよね。
久しぶりに踊ったエイサー。
指導した職員も私も、「筋肉痛になるかも…」笑
と言いつつ、やっぱり楽しい時間でした!
※ちなみに、今回使った曲「ミルクムナリ」の意味。
『ミルク』は弥勒(みろく)の意で、『ムナリ』はインドネシア語で踊り。
弥勒が踊る、豊年の踊りの意味だそうです。
ー レファレンス共同データベース(国立国会図書館、 提供館:沖縄県立図書館)参照