2024年3月29日金曜日

なは防災キャンプ'24冬(なは市民協働プラザ)(2024年3月19日-20日)レポート2

 2024年3月19日(火)~ 20日(水・祝)に「なは防災キャンプ'24冬」が開催されました。

場所は那覇市指定避難所の『なは市民協働プラザ』です。


防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。

①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する

日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。  

レポート1では避難所開設の受付から炊き出しまでの様子。(こちらから
レポート2では、能登半島地震被災地支援報告からテント設営です。



夕食後は一般社団法人災害プラットフォームおきなわ(DMPO)の4人による、能登半島地震被災地支援の報告がありました。



能登半島の地図や映像、写真を活用して被災地の現状から災害プラットフォームおきなわ(DMPO)が行った支援について説明してくれました。
動画にて報告を公開しています。(YouTubeはこちら




被災地支援報告の間、子ども達はダンボールで部屋を作ったり、キッズスペースで遊んだり、楽しく時間を過ごすことができました。


ダンボールトイレも座ってみたりしました



報告後は会場にパーテーションを配置して避難宿泊場所として活用しました。

パーテーション設置場所については、あえて事前調整を行わずに実験的に設置してみて、課題や気づきを得ることにしました。


研修室にみっちり張られたパーテーション

同じ研修室でもパーテーションを使用せずに床で寝る選択した方もいました


出口の向きがバラバラになったり、家族構成や年代、地域などが把握できずに困ったりしました。また配置位置が固定されていないため、パーテーションがぶつかっている場所があり、その影響で出入りの道が窮屈になっている箇所がありました。



「避難所開設キット」では、参加者の受付番号と設置したパーテーションを照らし合わせる想定でしたが、かわいい表札が書かれており、ほっこりしましたが、中にどなたがいるのかがわからない状況でした。


レポート3では2日目の防災さんぽと振り返りについてレポートします。(こちらから


【関係・協力団体

主催:那覇市若狭公民館

共催:那覇市防災危機管理課 / 那覇市まちづくり協働推進課 / 那覇市銘苅小学校区まちづくり協議会 / (一社)災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会

協力:(一社)人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa / 那覇市地域包括支援センター新都心 / 新都心銘苅市営住宅にじいろ会