先日、大学生から「生理の貧困」について学ぶ機会がありました。
講師は、沖縄キリスト教学院大学で活動するLadybirdのみなさんです。
この講座は那覇市社会教育指導員の研修会として開催されました。
社会教育指導員とは、公民館で行われる講座の企画・運営をする専門職です。毎月、さまざまな学び合いを行っています。
若狭公民館では、全員で講座の企画・運営を行っているのため、全員が公民館職員という位置付けになっていますが、指導員連絡会にも参加しています。
Ladybirdは、大学の授業をきっかけに「経済的な理由などで生理用品を購入できない女性や女の子がいる」という現実を知った学生たちによって立ち上げられた団体です。
生理について、身体の仕組み、心の話、痛みや大変さなど、さまざまな視点から分かりやすく伝えてくれました。
なかでも印象的だったのは「お金」の話です。
これまで意識したことがなかったのですが、生理にかかる費用が思っていた以上に大きいことに驚かされました。
意見交換を通して状況の違いを知ることで、困りごとを伝えやすくなったり、自然な会話が生まれたりするのではないかと感じました。とても大切な学びだと思います。
講座では、実際にナプキンを手に取り、色水を垂らしたときの肌触りや重さなどを確認しました。
小学生の頃、生理の話は女の子だけが集められて行われていた記憶があります。
しかし今では、男女一緒に学べる小学校も増えてきているようです。
隠さなくてもよいことを隠してきたことで、かえって言いづらくなってしまったのかもしれません。
Ladybirdでは、男女関係なく生理について話せるようになり、助け合える社会になってほしいという思いを持って活動しています。
大学生が課題解決のために行動している姿は、本当に素晴らしいです。
この活動がさらに広がっていくよう、これからも応援していきたいと思います。(sato)






































_251208_6.jpg)





















_251208_8.jpg)
_251208_19.jpg)

