将棋といっても、駒も盤も、そして駒の動かし方も全く違います。
中国の将棋に近いものですが、琉球に入ってきてから、独自の進化を遂げたようです。
入門書のフロク、紙製の象棋の駒(タマ)と盤(バン)。
さっそく遊んでみました。
勝敗を決したのは、
「 一番偉い駒、『帥』と『将』の間に、他の駒が無い状態で対面させてしまうと負け」
という、普段の将棋で聞いたこともないようなルールによって、でした。
王様同士で、目を合わせたら負ける、ということでしょうか。
動きもルールも目新しくて、面白い!
そんな象棋があんまり面白かったので、若狭公民館で象棋入門の講座を行なうことにしました。
先生は、最初に読んでいた入門書を著された、仲村顕さんです。
さっそく先生をお招きして、講座の打ち合わせ…
先生に、本を読みながら遊んだ時のことを話すと
「象棋は、将棋というよりチェスに近いんですよ。だから、将棋をやったことの無い人の方が、先入観がなくて覚えやすいんです」
...なるほど。
先生が、本物の象棋駒と盤を持ってこられました。
ちなみに、「必ず手前が赤の駒」というきまりがあるのだとか。
やはり紙製とは質感が全く違います。
「駒を『パンッ!』と盤におく音も象棋の魅力なんですよ」と講師の仲村さん
いかがでしょうか。
本当に面白い象棋の歴史と遊び方がわかるこの講座、参加したくなりませんか…?
お申込み、お待ちしています。
市民講座 「象棋 沖縄に古くから伝わる将棋の歴史と魅力」
[第1回] 11月14日(水)19:00~21:00 象棋を知るーその歴史を学ぶ
[第2回] 11月21日(水)19:00~21:00 象棋で遊ぶ 基礎編
[第3回] 11月28日(水)19:00~21:00 象棋で遊ぶ 応用編
講師
仲村 顕 さん
象棋普及会代表、「はじめての象棋-沖縄の伝統将棋-」著者。
1973年那覇市生まれ。城岳小学校、古蔵中学校、那覇高校卒業。1997年沖縄大学卒業。沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員。
著書に「ヒストりゅ~ 琉球・沖縄の歴史」(共著・琉球新報社)など。
ご参加希望の方へ
定 員 20名(申込が必要・定員を上回った場合は抽選)
対 象 全3回受講可能で、那覇市に在住・在勤・在学の方
(年齢は問いませんが、中学生以下は保護者同伴)
会 場 若狭公民館2F 和室
受講料 無料
申 込 若狭公民館へ電話・来館で受付
受付期間 10月15日(月)~11月9日(金)
・本講座は、県民カレッジ連携講座です。
主催・お問い合わせ
那覇市若狭公民館
tel 098-891-3446
(月~金曜日 午前9時~午後5時)
〒900-0031 那覇市若狭2-12-1