2012年10月15日月曜日

"料亭" からみる戦後那覇の成り立ち!? 講座「那覇の歴史を知る」Vol.1のお知らせ

市民講座 那覇の歴史を知る
Vol.1 「戦後那覇における料亭の立地展開」 11月9日 午後7時~9時


「戦後、那覇の街は戦前と大きく様相を変えた。戦前中心だった西町・東町から、国際通り・牧志へ…」
と、ここまではよく聞くお話。

でも、どうして中心地が移ったのでしょう。
米軍の接収? 人口の急増? そういえば、様々な都市計画もあった。。。などと色々な理由が挙げられます。

今回、若狭公民館では、「料亭」の存在に着目して、戦後那覇の成り立ちを巡る秘密を解き明かす講座を行います。
そう「料亭」とは、あの高級なお料理を出してくれて、さまざま集まり、時には密談、そしていろいろな"遊び"が楽しめると話しに聞く、あの料亭です。

題して、「戦後那覇における料亭の立地展開」、講師は、立命館大学教員の加藤政洋さん。


・・・講師のお名前を見て、ピンと来たかたもいらっしゃるかもしれません。
加藤さんは、昨年「那覇 戦後の都市復興と歓楽街」と題する本を著されています。





市民講座 那覇の歴史を知る
Vol.1 「戦後那覇における料亭の立地展開」 

2012年11月9日(金) 午後7時~9時

講師 加藤 政洋 さん (立命館大学教員)

定員 50人(申込が必要・先着順)
受講料 無料
お申込 若狭公民館へお電話、または直接ご来館ください。(月~金 午前9時~午後5時)
受付期間 10月15日(月)~11月9日(金・当日)

主催・お問合わせ 那覇市若狭公民館
TEL 098-891-3446 (月~金 午前9時~午後5時)
〒 900-0031 那覇市若狭2-12-1



お申込み、お待ちしています。






~担当者のひとりごと~

 ある時読んでいた「花街 異空間の都市史」という本。

「花街」という存在から、各地の都市の歴史を調べた本は、まるでその街を探検しているかのよう思える、面白い本でした。

 その本の著者が、今回講師を務める加藤政洋さん。その加藤さんが、那覇の戦後史を描いた本「那覇 戦後の都市復興と歓楽街」を著したと聞き、これはぜひ若狭公民館で講座を、とお願いしたところ、快く引き受けて下さいました。

「料亭」という存在から見た戦後の那覇、果たしてどのような街なのでしょうか。今まで誰も見ていなかった視点からの、那覇の戦後史。講座が楽しみです。


久しぶりに図書館から借りて読み返しました。やっぱり面白い!
第七章「謎の赤線を追って―鹿児島近郊の近代史―」がお気に入り、です。



(一柳)