若狭公民館では昨年11月に「ぼ~っとしないでVOTEしよう!」と題し、選挙について考える講座を行いました。
今夏に参議院議員選挙が予定されており、選挙権が18歳に引き下げられて初の選挙となります。若年層の政治への関心が年々薄れてきてると言われる中、今回若狭公民館では選挙や政治について理解を深めてもらおうと、沖縄県立小禄高等学校に出前講座を実施いたしました!
講師は昨年に引き続き、新田 繁睦さん(一般社団法人daimon 副代表)
今回講座を受けるのは3年生の1クラス40名。今日の目的について話した後、5人1組で、まちづくりゲームを行います。
「まちづくりゲーム」とは参加者が「架空の島」の住人になり、限られた予算の中から学校・空港・病院など島に必要な設備はなにか、またどこに配置するか?などを考え、そこから見える課題について話してもらいました。生徒の皆さんもとても楽しそうに取り組んでいました!
空港や病院など沢山設備を作ろうとしていたら「これじゃ税金高くなる!!」とまとめる子がいたり、「コンビニとスーパーは必要だね!あと焼肉屋も!」と施設を増やす子がいたり。。笑
ある生徒は公民館を設置していたので理由を尋ねたら「人が集う場所には必要でしょう!」との答えが!それぞれ各グループ特色があり、なかなか興味深いと思いました!
次に各グループから代表者を選んでもらいました。
それぞれの島のヴィジョン、どんな特徴があり、またどういった施設が必要かなどをまとめて政策を考えました!考えた政策を各代表者に出てきてもらい立ち合い演説会を行いました。
それぞれの演説を聞き、各自チェックシートを用いて政策を見比べます。
そこから自分はどの島の政策がいいと思ったか投票してもらいました!
投票している間、新田さんの方から投票率の推移などからみえてくるものを話していただきました。
開票作業も行い、投票結果を発表しました!
1位は同率8票で2名!新田さんが、本来の選挙ならこの場合はくじ引きで当選者を決めると言うと
生徒から「えぇ~!!」と驚きの声があがりました。
最後は小禄高等学校の生徒から講師の新田さんへ感謝の言葉で締めくくりでした!
今回、実施まで急な日程だったにも関わらず快く引き受けてくれた講師の新田さん、
小禄高等学校の玉寄先生並びに教職員の皆さん、3年生の生徒の皆さんには感謝もうしあげます!
ありがとうございました!
※小禄高校のホームページでも講座の模様が紹介されています!
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(小)