2019年7月31日水曜日

ウクレレ講座、全5回終了!

7月中の毎週火曜日の午後に開催した「ウクレレで弾き語り講座」、いよいよ千秋楽を迎えました!
全5回のことをブログにまとめます♪長くなると思いますがお付き合いくださいませ〜

まずは初日。30名の受講者が集いウクレレ講座スタート!参加者はほぼウクレレ初心者。「楽器は持っているけど弾いていなかった」という方や、「楽器を持っていないけど挑戦してみたい!」、といういずれかの方がほとんど。皆さん緊張した面持ちのなか初回がスタートしました。

初回では、講師の名城先生に自己紹介をしていただきましたが、せっかくなんでと1曲ハワイの曲を歌ってくれました。

初日。先生自己紹介。

歌う名城先生。
先生の歌や、時折とばすジョークによって一気に初回の緊張感がほぐれました。

さて、初回ということで、まずはじめにウクレレの”楽器”について学びました。
スタンダードウクレレとコンサートウクレレの違いや、参加者が持参したウクレレをもとに製作会社や製作年代の違いなどを説明してくれたりと、様々な側面から楽器のお話をしてくれました。


楽器の種類や歴史のお話のあとは、早速ウクレレを弾くことに。
まずは4つの弦それぞれの音の説明。弦の順番や1弦〜4弦それぞれの音についてレクチャーをうけ、その後早速弾いてみました。



まずはCコード、Amコード・・・。

ぽろ〜ん
そしてFコード、G7コードと続きます。初日に4つのコードを習うとは思いませんでしたが、皆さん弾いています。



弦を押さえる手を確認しながら、ぽろ〜ん
そんなこんなで、1日目で「もりのくまさん」や「ケメ子のうた」などをさっそく弾き歌い。けれども参加者の皆さんしっかり弾き歌っていました。


そしてあっという間に2回目の講座。
まずは前回のコードのおさらいをして、それから曲に移ります。
弦を弾く指の形を教える先生

熱心な男性陣グループ

そして熱心な女性陣グループ
この日は「ハッピーバースデー」の歌や「森のくまさん」、「てぃんさぐぬ花」などを弾き語り。3〜4つのコードが弾けると、一気に弾き語りできる曲が増え、「えー!この曲ってこんなにシンプルなコードで弾けるんだー!」などの発見もありました。

また講座の中では「弱起(アウフタクト)」や拍子、長調・短調などの理論的なことも、先生がわかりやすく説明してくれました。

さ、お次は3回目。3回目ともなると、講座が始まる前から皆さんポロンポロンとウクレレを弾きだして自主練習をする姿が。参加者同士も打ち解けてくるころです。

ノリノリで弾く人、手元をしっかり確認しながら弾く人と様々ですが、「今回のメンバーはみなさん上手です!」by 名城先生ということで、次々に新しい曲に挑戦しました。

3回目ともなるとメンバー同士のおしゃべりも弾みます。



3回目に挑戦したのは「知床慕情」。この曲は7つのコードを使って弾きます。
出てくるコードをおさらいした後、いよいよ弾き語りです。コードと歌詞を目で追いながら、右手と左手は別々の動きをする・・・。←こうやって書くと弾き語りってすごいことをしているな〜、まさに脳トレですね。

ちなみに知床慕情では、新しい奏法「アルペジオ」が登場。一拍目の音を1弦から順にポロロンと弾くあれです。3拍子を「ポロロン、じゃん、じゃん」と奏でながら知床慕情を弾き語りました。


お次は4回目。いよいよ残すところあと2回、という回では、講座開始後からすぐに前回のおさらいです。テンポよくコードのおさらい、曲のおさらいと進んでい行きます。

4回目に挑戦した新曲は「月の砂漠」。短調でちょっぴり物悲しい曲ですが、ウクレレで弾き語るとそんな物悲しさも和らぐような。

この曲では新たなストロークを伝授していただき、右手の動きにダウン・アップ両方を用いて弾きました。ダウンは慣れているものの、アップとなるとどの指でどんな風に弾いたらいいかな〜、というのを先生に教わりながらみんなで挑戦です。だんだんと難しくなりますが、励ましあいながら頑張ります。


そしていよいよ5回目、最終回。毎週みなさんと顔を合わせて5回目にもなると、公民館スタッフも「今日で最後か・・・(寂)」という気持ちに。。
さて、最終回もまずはコードのおさらい、そしてこれまでやった曲のおさらいです。


みなさん真剣なまなざし

最終回で習った新曲は「童神」、そして「今日の日はさようなら」の2曲。
「童神」は、歌詞がうちなーぐち、コードの数も多く、1拍ずつでコードが変わったり・・・と今までのなかで難易度の高い曲でした。それに加え分散和音の奏法も加わり、手も頭も大混乱(笑)ですが、全員で弾き語りをすると、綺麗な童神が響き渡りました。

先生いわく、童神は日本語バージョンで歌ってみたりもしたけれど、やっぱりうちなーぐちがしっくりきたということで、講座でもうちなーぐちの歌詞をチョイスしたそうです。
(ちなみに、赤ちゃんに童神を歌ってあげると、どの子もみな泣き止むんだとか。)

そんな小話を挟みつつ、先生がふと童神を弾き語ってくれたので、思わず参加者は聴き入り、聴き終えたあとには拍手が湧きおこりました。

「な〜くなよ〜や〜へいよーへいよー…」皆さん聞き入っています。

そして最後の最後は「今日の日はさようなら」に挑戦。これまで習った割と弾きやすいコードで弾ける曲ですが、分散和音を入れると難易度があがります。それに「♪ま〜た〜あ〜う〜ひまで〜」という歌詞が、心に沁みます。

この曲を最後に「ウクレレで弾き語り」講座全5回が幕を閉じました。
参加者みなさん熱心で、皆勤賞の方も多く、もしかしたら今回の参加メンバー有志でサークルを立ち上げるかも?!という案も浮上中。講座は終わったものの、参加者の今後の取り組みが楽しみです!

講師の名城先生、毎回ユーモラス!かつわかりやすい!ウクレレ講座をどうもありがとうございました!(公民館スタッフとして参加した私もちゃっかり楽しんでしまいました、てへへ)


最後に若狭公民館で現在活動中のウクレレサークルのご案内★

毎週月曜、午前10時〜12時までの間「若狭ウクレレサークルMili Mili」さんが活動を行なっています。講師は今回の講座講師でもあった名城孝之郎先生です。まずは見学してみたい、でもOK!気になる方はお気軽にお問い合わせください。

それから、今回の講座メンバーで新たなサークルを立ち上げる、ということがもしも決まったら、改めてお知らせいたしますね♪


- 完 -