2022年2月7日月曜日

報告:台湾のコーパオでお昼ご飯

2月6日(日)に、NAHAで世界旅行第四弾「台湾のコーパオでお昼ご飯」を開催。15名の方にご参加いただきました。


第一弾はベトナム(8月)、第二弾はネパール料理(10月)第三弾はインドネシア料理(12月)をとりあげた世界を旅するオンライン料理講座「NAHAで世界旅行」の最終回でした。

今回が在沖40年で、若狭公民館で行われている台湾民俗舞踊サークルの講師、張本秀麗先生に台湾のもち料理、コーパオと、きゅうりの漬物を教えていただきました。


台湾は、沖縄からの直行便で1.5時間でつける沖縄から最も近い外国です。LCCで数千円で行けることもあり、気軽に行ける海外旅行先として人気です。
旅行に行っても、文化的な話を聞いたり、家庭料理を食べたりする機会はなかなかないかと思います。
今回はお盆などの際に作られるもち料理コーパオと、簡単にできるきゅうりの和え物涼拌黄瓜(リャンバンファングア)を作って台湾の文化についても伺いました。

粿包とは、もちにさまざまな具材を包んだ料理をいいます。台湾語で書くと粿包(コーパオ)ですが、粿を調べると米粉をさすようです。
今回は、もち粉に砂糖と海苔を加えた生地で、2種類の具材で包み蒸しあげました。


今回も事前に撮影した動画を見ながら講座当日はZOOM、先生からアドバイスをいただくかたちで開催しました。
これまでより工程が多く、駆け足になってしまいました。追いつけなかった〜!という感想もありましたが、なんとか完成できた方もいてよかったです。
もちを作るときの水の調整が難しかったというご意見もいただいたので、レシピ動画では、その辺も丁寧にお伝えしてバッチリ作れるような動画に仕上げます。
今回は失敗してしまった〜という方もぜひまたチャレンジしてみてくださいね。

出来たコーパオの写真もいただきました!すごく美味しそうです。




コーパオには、少ししょっぱい味付けの餡を入れるのがオススメだそうです。今回は豚肉餡と切り干し餡の2種を教わりましたが、緑豆を塩と生姜であんこの様に炊くのもオススメだそうです。
仕上げはシソで包みましたが、クワで包んだという参加者もいました。良いアイデアですね!
レシピ動画も公開しています♪すごく美味しいのでぜひ、作ってみてください。


今回は台湾では春節(旧正月)の最終日にあたっていたため、春節のお話もうかがいました。台湾では大晦日に家族でご馳走を食べ、お年玉を渡すそうです。年が明けたら初詣に行くなどして過ごし、嫁いだ人が実家に挨拶に行くのは2日に決まっているのだそうです。似ていますが、ちょっとした違いが面白いですね。

先生が春節に食べるおやつを作ってきてくださいました♪あずきの入った甘いおもちを春巻きの皮で包んで揚げたものと、小麦粉をつけて揚げたものです。すごく美味しかったです!

                     

茶器のセットでお茶も入れていただきました。お茶を入れるとこを見逃したー!という方がいたので簡単に説明します。


【台湾茶の入れ方】

茶器にお湯をかけて温めます。

急須にお茶を入れてお湯を注いで1分ほど蒸らしたらまず1杯。お湯を注いだ分はそそぎきります。(5-6gに150ccくらい)甘い香りでやさしいお味です。
5杯まで、味の変化を楽しんで飲むようです。先生は3杯目が美味しいよ〜とおっしゃっていました。調べてみると、5杯目まで楽しんだ後はパックに入れて水出しアイスティーにできるそうです。(水は800ccくらい)
茶葉を購入された方はぜひ、お試しください。


秀麗先生、ご参加の皆さん、ありがとうございました!

4回にわたり開催したNAHAで世界旅行ですが、4カ国の料理をおそわって 、文化についてのお話を伺いました。国によって食べるものも文化もだいぶ違いました。
講座の準備のために、それぞれの国を調べるたびに、その国に行きたい気持ちでいっぱいになり、悶々としながらスライドを作成していました。
少し知ると興味がわき、もっともっと知りたくなりました。
近くのコンビニで働いている在住外国人の方は、どんな国から来たのでしょうか?興味がわいたらちょっと調べてみてはいかがですか?きっと楽しいことがおきますよ。(sato)