2010年6月10日木曜日

社会教育指導者研修会

6月9日、糸満青少年の家で沖縄県社会教育指導者研修会が開催されました。
若狭公民館からは、館長、宮城、上江田、徳嶺の4名が出席。
しっかり勉強してきました。



研修会は開会行事の後、県教育長生涯学習振興課社会教育班長から、本県の社会教育事業等についての行政説明がありました。

県の生涯学習施策を確認したところで、いよいよ服部英二先生(国立教育政策研究所 社会教育実践センター長)の講演です。



「近年の社会教育行政 ~学校・家庭・地域住民の動向協力~」
がテーマです。

私たち公民館職員をはじめ社会教育に携わるものの立ち位置を確認したあと
生涯学習社会における社会教育行政について、示唆に富んだお話をしていただきました。

講演の内容も素晴らしかったのですが、お話が終わったあと三線を弾いていただけたのが印象的でした。
三線は、国立沖縄青少年交流の家で所長をされていたとき、地域の方に誘われてはじめて、新人賞まで受賞されたとか。

赴任先でその地域の伝統文化に触れ、習得するという姿勢に生涯学習の原点を見たような気がしました。

三線をはじめたいきさつをお聴きすると、なりゆきというか地域の方に巻き込まれた、というようなお話だったのですが、
そのお話を聴きながら、“巻き込まれ上手”は地域づくりコーディネーターに必要な要素なのかもしれない、と思いました。
(宮城)