ナイトウォークの翌日、3月21日に比嘉座による沖縄的芝居『わーわー』を上演しました。
昨年大好評だった「比嘉座わかさ公演」。
今年は新作、しかも1時間20分という大作です。
『わーわー』は、本土の人を「人間」に、沖縄の人を「豚」にたとえて描かれた、失われていく言語(豚語)の研究者とその家族の物語。
会場は満席。
老若男女問わず、実に幅広い世代の方々に足を運んでいただきました。
舞台前の茣蓙を敷いた特別席には、こども達。
子連れの観客が多いのに驚きました。
終了後は、会場をロビーに移動して座長・比嘉陽花のひとり芝居。
アーティスト・平良亜弥さんの作品「灯」の前で、「きーんかいふるわーはったんわらび」を上演しました。
その後は同じ場所で「比嘉座とゆんたく茶会」。
比嘉座と観客の皆さんが、しまくとぅばのこと、お芝居のことをざっくばらんに話し合いました。
お芝居を観て得た感動を誰かと共有したい、沸いてきた疑問を尋ねたい、と予想以上に盛り上がり、それぞれの意見や思いをきくことができました。
比嘉座の皆さん、本当に素晴らしいお芝居ありがとうございました。
そして、「比嘉座わかさ公演」を盛り上げようと「比嘉座の写真展」を同時開催してくれたアーニュ編集部の皆さんもありがとうございました。
比嘉座『わーわー』は、4月1日に「アルテ崎山」にて追加上演が決定したそうです。
若狭公民館での公演を見逃した方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
追記:
今回の「比嘉座わかさ公演」では、比嘉座のDVDを販売しました。
その売上げの30%を東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付していただきました。