若狭には昔、デイゴ並木がありました。花期には、真っ赤な花が咲き乱れる百花繚乱の美しさがあったといいます。また今はなき若狭漆器の原料ともなっていたそうです。ところが根が道路にはみだすということで、すべてのデイゴが伐採されたのですが、奇跡的にその一本だけ残されています。先日ブログレポートでも紹介した、シロップドロップさんの紙芝居も、この話を元に構成されています。
ということで、本日天気もよいので、そのデイゴを写真におさめようと出かけてみたら、あれま、ほとんど枯れてしまっていました。
春が来たら新芽が出るのでしょうか。あるいはすでに枯れてしまっているのでしょうか。若狭の歴史を担っているデイゴなだけに、非常に残念です。