2020年11月16日月曜日

若狭町村拝み

若狭町村(現在の若狭1丁目、若狭2丁目)では、女性たちによる「村拝み」が毎年2回旧暦の4月1日と10月1日に行われています。戦後、婦人会が継承して実施するようになり、現在は若狭1丁目婦人部と若狭2丁目婦人部とが合同で行い、西暦奇数年は若狭1丁目婦人部、偶数年は若狭2丁目婦人部が担当して祭祀の準備を実施しています。

今回11月15日(日)に行われた「村拝み」参加させていただきました!




雪の崎(ゆーちぬさち)からスタート






割り線、ビンシー(沖縄の御願で欠かすことのできない、お酒や米類、地域や家によってはお塩などを入れる木の箱)・果物やお饅頭のお供え物をもって各所を回ります。


つづいては龍柱へ(今回は若狭2丁目側)



つづいては波上宮崖下(波の上市民ビーチ北西側)へ



海の彼方のニライカナイ・神の産室といわれている洞窟・波上宮後方の崖の上にある苗代五臓御嶽を拝みます。



次に、若狭シーサーと下の井戸があるマックスバリュ若狭店へ


シーサー火の神は「火返し、波返し、風返し」といって、火事を防ぎ波や台風を防ぐ大切な拝所。今のシーサーは3代目、実は先代の2代目若狭シーサーは若狭公民館の2階にいるんですよ。



次はユーナヌカー(松山公園内)へ



若狭の人たちの飲料水として大切にされ豆腐作りにも使われていたところです。


そして最終地の護国寺



御本尊の聖観世音菩薩を拝み、左右の諸佛を拝む。

最後にみんなで記念撮影を


お天気に恵まれとっても暑い1日でしたが、みなさん元気に村拝みされていました。

はじめて参加させていただいたのですが、地域を守ってくださっているお礼と、これからもよろしくお願いします。とお祈りしました。

参加させていただきありがとうございました!

(石田)