2023年6月20日火曜日

報告:ネパール献血者協会2周年

 6月13日、14日にネパール献血者協会の2周年記念イベントを開催しました。

ネパール献血者協会は2年前、世界献血者デーの6月14日に発足されました。
一人のネパール人留学生が献血をしたことをSNSで発信したことから広がった活動で、現在は沖縄県だけでなく、日本中に活動範囲を広げています。


ネパール献血者協会1周年記念イベントについてはこちら

今回は二日にかけて開催しました。
13日は、沖縄県赤十字センターの協力でパレットくもじ前にて献血を啓発するポスターを持って立ちました。

ネパール献血者協会メンバーの他、那覇市社会福祉協議会、NGOセンター、高校生ボランティアなどが参加しました。

生憎のお天気で予定していた時間を短縮して終了してしまいましたが、歩く人々だけでなく、バスからもこちらを伺っている様子が伺えました。




14日はネパール献血者協会の報告会を若狭公民館にて開催しました。
開会の挨拶はネパール献血者協会のサビタさん。

1周年記念イベントの際、活動を広げていくことを宣言したネパール献血者協会がどのように活動を広げているのか代表のラフルさんより、スライドを使って報告していただきました。


ネパール献血者協会が目指すゴールは、
□定期的に献血するネパール人を増やすこと
□47都道府県に献血グループをつくること
□年に献血イベントを2〜4回開催すること

伝えたいことは
□献血はいつでも、どこでも、誰でもできる
□ひと家族にひとりの献血者
□住んでいるところで献血をする

この1年間で東京、福岡、大分、神奈川、千葉、大阪、埼玉、愛知の8県で献血したそうです。県外で献血する際は、SNSで呼びかけ、その土地で暮らすネパール人に呼びかけています。一緒に献血けできなくても、後日献血をしてもらい活動の輪を全国に広げています。

ネパール献血者協会の活動報告の後は、グループに分かれて、報告を聞いての感想や、外国人が献血がしやすくする為にはどうしたらよいか、自分たちにどんなことができそうか等についてグループで話あってもらいました。

 

1周年の時もそうでしたが、参加者は外国人と関わる機会が多い方や、外国人支援に携わっている方、献血に関係するお仕事をされている方が多いため、具体的な意見や感想が出やすく、その後の活動や支援につながっていくように感じられました。

ネパールの皆さんのお話を聞くと、カフェや映画に行くような感覚で、献血に行くような印象を受けました。私たち出来ることを考えていきたいです。

ご参加していただいた皆さんありがとうございました。
今後の活動がますます楽しみです!

二日間に渡り、ボランティアで参加してくれた皆さんには、司会や受付、チヤ(ネパールのミルクティー)づくりでサポートしてもらいました。ありがとうございました!