2011年11月28日月曜日

「第15回若狭地域文化祭」報告

10月29日、第15回若狭地域文化祭が無事終了しました。
今年は、会場の若狭海浜公園のすぐそばにある旅客船バースに寄港する定期船「スーパーアクエリアス」今年最後の寄港日にあわせて開催しました。

若狭地域文化祭では、バザー等に加えてさまざまな展示ブースも出店しています。
今年初参加は「グッジョブ運動」のブースです。
沖縄県が進めるキャリア教育の一環「グッジョブ運動」。
小学生対象に「ジョブシャドウィング」を実施しています。
今年度は、若狭小学校でも行うとあって、地域の方々にも理解を深めてほしいと出展しました。

NSPC(那覇シーパラダイス協議会)の活動紹介ブース

「あけもどろ緑の会」

医療法人陽心会の協力で救護班をかねた「健康相談コーナー」も設置しました。

各バザーも大盛況だったようです。
毎度おなじみの「地域サポートわかさ」による沖縄そば。
おいしいと評判です。

若狭小学校野球部「若狭マリナーズ」の焼き鳥も好評です。
お父さん、お母さん方も頑張っています。

頑張っているのは大人だけではありません。
若狭小学校「地域ふれあい教室」の大正琴の子どもたち、「いらっしゃーませー!」と大きな声で客寄せ。
その元気な声につられてついつい余分に買ってしまいます。

昨年度から設けている「こどもイベント広場」。
舞台以外でも楽しめる場を用意しています。

ボーイスカウト那覇16団の協力を得て、大掛かりな竹の遊具(武器)を作って遊びます。

若狭児童館もこの日は館を閉めて「移動児童館」としてお祭り内でオープンしています。
「おかしつり」「的当て」「グランドゴルフ」「島ぞうりとばし」と、普段とはちょっと違う外遊びを満喫しています。
大人も混ざって本気の勝負も、やっぱり子どもの方が強いみたい。

今年は「沖縄福祉保育専門学校」にも協力していただきました。

その専門学校生が運営する竹のドームのなかでは、、、

子どもたちに読み聞かせをしています。

若狭地域文化祭、さまざまな催しがあり盛り沢山なのですが、やっぱりメインは舞台発表です。

その充実した舞台を観るために、多くの来賓の方が駆けつけてくださいました。

地域婦人部と各保育園による「かぎやで風」で幕開けです。

おなじみ「若狭ちむどんどん太鼓」のエイサー。

会場は大入り。多くの方にご来場いただきました。
獅子舞は子どもたちに人気です。

沖縄福祉保育専門学校の学生さんたちも舞台、そして舞台下まで使ってお遊戯をしてくれました。

上山中学校からも旗演舞で参加です。

かわいいバレリーナ。

旅客船でショーを行っているマジシャンが、助手のレディー・カカを引き連れて登場。
観客を舞台に上げてのパフォーマンス。大いに盛り上がりました。

日が暮れるまで舞台は続きます。
若狭公民館の講座から生まれた「ベリーダンスWAKASA」のメンバーも魅せてくれました。

この若狭地域文化祭は、地域住民による手作りのお祭りです。
会場設営から運営まで、さまざまな業者、事業所の方々の協力のおかげで成り立っています。
ご協力いただいた皆さまに実行委員長から感謝状が手渡されました。

最後は、辻町、若狭松山の両旗頭の競演です。
大トリらしく迫力ある演舞で締めていただきました。



毎度ながら、このような大きなお祭りを手作りで開催することのできる若狭地域の底力に感心します。
それだけ、地域に対して熱い思いを持っている方が多いという証拠でしょうね。
このような地域で活動ができることを誇りに感じます。
(宮城)