1月16日に、2018年以降毎年4月に開催しているネパールニューイヤー パーティーの企画ミーティングを行いました。 (2020年は中止、2021年、2022年はオンラインで開催)
今年はネパールビクラム歴2080年にあたります。
ネパールビクラム歴2080年の元旦は2023年4月14日(金)ですが、人が集まりやすい4月15日(土)に若狭公民館ホールにて対面で開催することになりました!
初回ミーティングには、ONFA(沖縄ネパール友好協会)のオジャ・ラクスマンさん、ネパール献血者協会のサハ・ラフル・クマルさん、沖縄NGOセンター、沖縄アーツカウンシルからもスタッフの方に参加していただきました。
オジャさんによると今年はかなりの数のネパール人留学生が来沖したそうで、出入国管理庁の統計によると2022年6月の調査で沖縄に住む外国人では、ネパール人が最多となりました。
ネパールというとカレーやモモなどのフードが楽しみですが、現在の状況ではまだ室内での飲食提供は難しいだろうな〜とという話がでました。
そこで、フードがなくても楽しく参加できる演出を考えていこうということになりました!
どんな人に参加してほしいかオジャさんに尋ねると、来沖したばかりの留学生は沖縄の人と信頼関係を築きたい、同世代の友だちがほしいと思っているそうです。
また、ネパールの人たちはネパールの正装をする機会を欲していて、衣装を着て写真を撮ったりしたいそうです。
ぜひ、楽しくお祭りに参加して、交流を深めながら安心して生活できるようになってほしいです。
【楽しく交流する仕掛け】
・浴衣や琉装の試着
・フォトスポットをつくる
・ネパールダンス、カチャーシーを隣の人と習い合う
・大きなビンゴカードを使ってで質問し合う
・「ナマステ/はいさいタイム」質問の答えを違う国の人に聞く
などの意見がでました。
今後のミーティングで話をつめていきたいです。
沖縄に来た際に困ったことを尋ねると、在住4年目のラフルさんからは食べ物に困ったといいます。
はじめて味噌汁を飲んだ時、水だと思ったそうです!ネパールの味噌汁的な存在であるダル(豆のスープ)のようにご飯にかけてみたら味がしなかったそうです。
また、ネパール人の8割はヒンドゥー教徒ですが、牛肉を食べません。
メニューを見ても料理に含まれる食材がわからないため、ネパールレストラン以外での外食が難しいとか。
また、インスタントラーメンの原材料などを見るとほとんど牛肉が使われているそうです。厳格なヒンドゥー教徒は豚肉や鰹節もさけるそうですから、そうすると沖縄そばも食べられません。食についても私たちにできることを考えたいと思いました。
昨年のオンライン ネパール・ニューイヤー パーティーでネパール文化を紹介してくれた高校生シレスタ・アユシさんにも参加してもらえたら、学生との交流も生まれてやすいのでは?とう話も出ました。次回のネパールニューイヤーパーティーミーティングは1月31日(火)に開催します。(sato)