2025年3月31日月曜日

チームワーク継続!2025年も同じメンバーでスタート!

 令和7年度の若狭公民館は、昨年度と同じメンバーで運営します。


若狭公民館はこれまで、「つどう・まなぶ・むすぶ」場として、多世代・多文化の交流や、防災・福祉・アートをテーマにしたさまざまな取り組みを行ってまいりました。

シニアの居場所である「New!喫茶むすぶ」や「なは防災キャンプ」、中学生と地域がつながる「アート部」、「うみそら上映会」、多文化共生のイベントなど、多くの皆さまの協力を得ながら、多彩な活動を実施することができました。

令和7年度は、これまでの取り組みをさらに発展させ、「みんなに愛される公民館」を目指してまいります。誰かの「やってみたい」が実現できる場所、世代や文化の違いを超えて支え合える場所として、地域の皆さまと共につくる公民館でありたいと考えています。

本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

那覇市若狭公民館長 宮城 潤


ネパール・ニューイヤー パーティ!2025/2082

ネパールの新年をお祝いするネパール・ニューイヤー パーティーを若狭公民館にて今年も開催します!



ここ数年ネパール人のためのネパールのお祭りが開催されたり、ネパール人コミュニティーはますます広がりを見せています。

若狭地域には、多くのネパール人をはじめとする外国人の方が暮らしています。
ともに生活する地域住民ですが、なかなか交流する機会がない現状があります。

そこで、若狭公民館では、お互いの文化や価値観の違いを知って、交流できるようになることを目的に、毎年イベントを一緒に開催しています。

ネパールの音楽やダンス、沖縄の歌三線などで文化交流!
美味しいネパール料理!
ネパール×沖縄 文化交流ゲーム!
民族衣装試着コーナー

楽しい企画が盛りだくさんです。
去年大好評だったネパール・ラップやグループダンスに加え
今年はネパールキッズダンスチームの出演も♪

ぜひ、遊びにきてください!

ネパール・ニューイヤー パーティ!2025/2082

日時:4月13日(日)12時〜15時
場所:若狭公民館ホール
内容:ステージプログラム、文化交流クイズ、ネパール料理販売、各種ブース
   法律・健康相談




「ネパール ニューイヤー パーティー2024/2081」
主催:若狭公民館
共催:沖縄ネパール友好協会(ONFA)
協力:Tamang Society Japan Okinawa Regional  
   多文化ネットワークfuふ!沖縄、NPO法人エデンプロジェクト
   沖縄国際人材支援センターIRESCO、TEAM AMMA
   沖縄県立中部病院、一般社団法人観光危機管理研究所、当山法律事務所


2025年3月24日月曜日

今週は夕方のRBCをチェック!

沖縄の地域活動や文化に触れることができるテレビ番組「沖縄CLIP」に、なんと若狭公民館が取り上げられます!

3月24日(月)から28日(金)まで、毎日18:55〜19:00の5分間、琉球放送(RBC)で放送予定です。

番組内容は、若狭公民館の紹介を中心に、スタッフのインタビューを交えた内容!
地域に根差した活動や、そこで活躍する様々なサークルやイベントが紹介されるので、ぜひお見逃しなく!

インタビューを受ける﨑枝さん

放送スケジュール

  • 3月24日(月): 朝食会

  • 3月25日(火): 喫茶むすぶ、童謡と唱歌の会

  • 3月26日(水): ジュニアジャズオーケストラ

  • 3月27日(木): アート部と三線サークル

  • 3月28日(金): 多文化カフェとネパールニューイヤーのお話

放送後は、沖縄CLIPのHPサイトYouTubeにもアップされますので、番組を見逃した方も後から視聴できますよ!

地域の皆さんが集まる若狭公民館で行われるイベントや活動の数々、そしてその背後にいる私たちの思いが伝わる内容となっていると思います。
これを機に、若狭公民館や地域の活動に関心を持っていただけたら嬉しいです。

ぜひ、ご覧ください!


2025年3月19日水曜日

天妃小学校区まちづくり協議会(2025年3月)

那覇市立小学校の卒業式と、県立高校の合格発表があった3月18日、天妃小学校区まちづくり協議会の運営委員会が開催されました。

会議では、各組織からの年度末の報告と次年度の展望について議論されました。




山内会長の挨拶では、小学校卒業式や高校の合格に伴うお祝い等で欠席の連絡がいくつかあった旨と年度末の忙しい中出席された皆さんへのお礼、次年度の役員体制について変更を予定していることの報告がありました。
 


また、体制変更と合わせて、役員会と運営委員会の持ち方についての提案もありました。
・役員会    毎月第2月曜日 19時〜(会場:久米一丁目自治会実務所)
・運営委員会    隔月(奇数月)第3火曜日 19時〜(会場:上山中地域連携室)
その他、緊急を要する事項が発生した場合は、都度会議を召集するとのことです。

運営委員会は隔月(奇数月)開催にし、偶数月に各行事を実施する方向で計画を立てるということでした。


各団体からの報告は以下の通り。

<PTA>
・こども110番や頑張りノートの配布など、子どもたちのための活動報告。

<おやじの会>
・毎月第3金曜日の夜間パトロールの実施状況と、那覇ハーリーへの参加予定が報告。
・岩村さんを中心に「ゾーン30プラス」のプロジェクトチームを結成し、取り組む。

<日本文化経済学院・NPO法人沖縄国際人材育成センター>
・先日、学生の発表会を若狭公民館で行った。次は、地域の皆さまにも案内したい。
・英語でのプログラミング教育や外国人コミュニティとの連携について報告。

<天妃小学校 平良校長先生>
・卒業式の成功と、教職員のチームワークの素晴らしさが語られました。
・別の小学校に異動になるということで、地域の皆さまへこれまで支えていただいた感謝の思いを伝えていただきました。

<若狭公民館>
・今年度上山中学校で実施した「なは防災キャンプ」や外国人居住者との交流促進について報告。
・413日のネパール・ニューイヤーパーティーについても告知案内。

<まちづくり協働推進課>
・天妃小まち協の補助金の会計報告が素晴らしい。
・垣花小で実施した防災危機管理課主催の「防災運動会」について、開催の提案がありました。

<各自治会>
新旧会長の交代や地域活動の継続について報告があり、330日の「じゅり馬まつり」の開催案内がありました。

<那覇市社会福祉協議会>
「なは社協だより」と「ゆるっと通信」が配られ、子どもの居場所ネットワークと地域の見守り隊の取り組み、CSWの増員について報告がありました。


その他、運営委員会の会場となっている上山中地域連携室の管理について、オンライン申請やキーボックスでの対応などに変更になる旨の報告もありました。



4月は運営委員会はないので、次回は5月の総会ということになります。


【令和7年度 天妃小学校区まちづくり協議会 総会】
日時:5月20日(火)19時〜
会場:上山中学校地域連携室



(館長)

2025年3月17日月曜日

若狭公民館の券売機が新札・新コイン対応なりました!

 


3月12日(水)についに若狭公民館の券売機も新札・新硬貨の対応になりました。

利用者の方々にはその都度両替をしたり、旧のお札や硬貨でお支払いしていただいていました。

利用者が使いやすい公民館を目指しています。

全ての意見をすぐに対応するのは難しいと思いますが、引き続き利用者の方々の意見や感想をお聞きして対応していきたいと思います。

よろしくお願いします。

(崎枝)

2025年3月14日金曜日

第34回なはまちサロン

 3月13日、那覇小学校区まちづくり協議会(通称:なはまちサロン)の第34回の情報交換会が開催されました。



今月のなはまち逸品(地域のお菓子で関係性を深める)は、外間製菓所「ちんすこう」でした。
創業者が彫って作った型を今も利用しており、材料にはラードやピーナッツバターを使用していてリピーターも多いそうです。



事務局からは、那覇市に令和6年度の報告書を提出した旨と次年度予算についての提案がありました。
また、掲示板差し替え時に声をかけてもらったり、親子で見ている様子があって嬉しかったとの声もありました。





那覇小学校教頭からは、年度末のスケジュールについて共有がありました。
3/18    卒業式
3/19    修了式と離任式
3/24 地域連携室の活用について、予約システム導入の説明会


なは文化芸術劇場なはーとからは、これから行われる催事への案内がありました。
・演劇教室 受講生募集中!
 募集期間 3/1〜5/9  講座スケジュール 7/1〜7/6
・東京サンシャインボーイズ「蒙古が襲来」 5/3・4・5
・沖縄不思議ザダン怪 5/18
  ↑ 若狭公民館の元職員・小原猛さんが出演します!
・TEAM SPOT JUNBLE戦後80年企画「星見草」 6/21・22
 ↑ なは防災キャンプ内で取り組んだ「防災×演劇」でお世話になっているTSJの企画!



続いて、那覇市社会福祉協議会より。
毎月発行している「なは社協だより」3月号を見ながら取り組みの説明。
3月号の特集は「なは 子どもの居場所ネットワーク」です。
2014年から始まった取り組みの現在までの流れなどが掲載されています。
詳しく知りたい方はこちらから。→ 子どもと地域をつなぐサポートセンター糸



PTAからは、2月28日に開催した「なは防災キャンプ'25冬」の報告と「なはっ子スポーツ大会」に向けた取り組み状況の報告がありました。
「なはっ子スポーツ大会」は、3月20日(木・祝)9時〜12時開催で、PTAと子どもたちが主催。
体操も子どもたちが自ら考えたものを用意しているそうです。



レイモンド保育園の先生で、沖映通りの防災に取る組む「ななほしてんとうむし会」メンバーでもある知念さんからもお話がありました。

レイモンド保育園は「かりゆしのつどい」を予定していて、卒園児のお祝いも兼ねて、ゲームコーナーを用意しているそうです。

そして、ななほしてんとうむし会は、3月16日に開催される東京大学主催の地域課題解決のアイディアコンペ「COG‼︎チャレンジオープンガバナンス」のセミファイナリストとして、東京大学でプレゼンを行うとのこと。
オンライン投票もあるそうなので、ぜひ、チェックして応援してください!




くもじ地域自治会からは、久茂地川に掲揚する「鯉のぼり」についてのお知らせ。
コロナ禍で中断していたものが再開です。楽しみですね!



なはまちサロン副会長の平中さんからは、対話型アート鑑賞の提案がありました。
対話型鑑賞に魅力を感じて取り組み始めているそうで、現在は学びの期間でもあるので、無償でファシリテーションを引き受けていただけるそうです。
興味のある方は、お声かけください。



那覇小学校校長先生からは、以下のお話がありました。
・進級・進学を控え、子どもの成長がとても感じられる
・先生方も子どもたちの夢をしっかり見て、成長をとらえてくれているのがよくわかる
・地域の皆さんとも会話が増え、つながりを感じられてよかった
・日本人だけではなく外国の子もいて交流もできて素晴らしい
・6年生を送る会で6年生は送られるだけではなく一緒に取り組む姿勢がありよかった
など。



若狭公民館からは、
・「カミングアウトのいらない未来へ 保護者のための性の多様性講座」の報告
オーキッドバウンティ贈呈式の報告とあわせて「全国パーラー公民館サミット」(11/22〜24)の予告
・「なはまちサロン 一座建立」にて、各職員が奮闘していること
などについてお話ししました。



会議のメモはこちら。



次回は、4月17日(木)19時〜 です。
どうぞお気軽にご参加ください!

(館長)

第10回 曙小学校区まちづくり協議会・定例会 参加

 


3月13日(木)18:30~より第10回曙小学校区まちづくり協議会定例会が行われました。

学校側からの報告としては3月3日に「おにぎりの日」または「お弁当の日」ということで、こどもたちに家でおにぎりを握って学校にもってきてもらうという活動を行なったみたいです。

自分の食べるものを自分で作るということで食育と自立に繋がる活動となったということを伝えてくれました。


PTCAからの提案で、5月3日出走予定の那覇ハーリーを去年に引き続き今年も「曙小学校区まちづくり協議会」で登録することで進んでいるそうです。(去年の様子はこちら



また、曙での防災キャンプの話やパーラー公民館開館の話などの話し合いが行われました。


また、曙小学校の新入生に向けて、いつも曙の子ども食堂やパーラー公民館の時にお手伝いしてくれるジョーさんが新入生キーホルダーを手作りで作ってくれています。
学校側にお渡ししたあとに、校長先生から子どもたちに渡される予定となっています。

今年度の活動が曙まち協広報誌に掲載されています。



ご参加された皆様、お疲れ様でした。

次回4月の新年度初めての定例会は令和7年4月24日(木)となっています。


(崎枝)

2025年3月11日火曜日

昨年度のNew!喫茶むすぶ✨ふりかえり

月に2回、シニアの居場所として開催しているNew!喫茶むすぶ
お茶をのみながらゆっくりとすごしながらも、毎回ちょっとした学びのある居心地のよい居場所をめざしています。


参加者には得意なことがある方が多いことから
主体的に学びあえる場を目指しています。

2024年度後半の取り組みを紹介します。

ペーパークラフト(11月)

6月にも開催したペーパークラフトですが、今回はお正月かざりの折り紙を置く台を作成しました。影山さん(参加者)が材料のカットなどをしてきてくれるので1日で完成させることができました。



ペーパークラフトはその後は続けたい人が続出で、公民館を活用してモノづくりが行われています。職員はミニむすぶと呼んでいます。


おりがみ(12月)

折り紙が得な角田さん(参加者)からかっこいい鶴と、亀、へび(干支)の折り方を3日間で取り組みました。難しいので1週間たつと忘れてしまって最後は角田さんにお願いしていました!



正月あそび(1月)

喫茶むすぶに集う人は、地元の人や、離島出身、県外出身などルーツはさまざまです。
お正月の過ごし方や、お雑煮、おせち料理も違う事から季節の行事についてはみんなでお話しします。皆さんご家族に囲まれてのんびりされたようです。
後半はお正月あそび。
みんなでかるた大会は大盛り上がり!想像以上に楽しかったです。


バルーン講習会(2月)

公民館まつりの装飾もかねたバルーン装飾体験。
ここ数年参加されている方もいるので、皆さん上手でした!
お祭りに遊びにきても自分たちが作成したバルーンアートを見て、より楽しい気持ちになれたのではないでしょうか?

今年の公民館まつりバザーの販売担当もむすぶのメンバーで行いました!

調理実習(2月)

今年度二度目の調理実習は琉球料理。
イナムドゥチがたべたい!とのリクエストがあり、クーブイリチーと合わせて豪華なお昼になりました。



レコード鑑賞会(3月)

もちよりレコード鑑賞会。音楽を聴いて昔話に花が咲きました!レコードには付録がついていたようで「懐かしい!」と盛り上がりました。


職員りりかの推し・中島みゆき話には、参加者が聞き入る場面もありました。

賀数仁然歴史講座(3月)

昨年度も行って今年もぜひ!というリクエストが多かった講演会。知っている話でも賀数さんから聞くとより楽しく聞こえてくるのはなぜでしょうか?通常の倍以上の参加者で大好評でした。


次年度もさまざまな学びの時間を皆さんとすごせるのを楽しみにしています。(sato)












2025年3月10日月曜日

次年度に向けて、うみそら実行委員会開催しました!

3月10日(月)うみそら実行委員会の今年度最後のミーティングが行われました。

まずは、2024年度の振り返りから。メンバー同士でよかったことや感じたことを話し合いました。



🎬 昨年度のうみそら上映会、こんなことがありました!

  • 射的や輪投げなどの縁日コーナーが、思っていた以上に盛り上がってよかった!

  • 上映中にも遊びに来る子どもたちがいて、ルールづくりの必要を感じた

  • たくさんの人がうちわで涼めたのは、小さな工夫の成果かも

  • 虫が多かったので、次は蚊取り線香を準備したい…

  • 受付の誘導係がいると、もっとスムーズになりそう

  • 回を重ねるごとに、みんなが自分の役割をつかんできていてよかった

  • 雨の日でも、雰囲気を工夫して楽しくできたのが印象的

  • 子どもがもっと楽しめる映画も選びたいね、という声も

  • バイオリン演奏もすてきだった

などなど…。ひとつひとつの経験が、次につながる大事なヒントになりました。


📢 うみそら実行委員会、仲間募集中!

「何かやってみたい」「地域のことに関わってみたい」
そんな気持ちを持つ高校生や大学生、大人のみなさんを、うみそら実行委員会ではいつでも歓迎しています!

  • 月2回くらい、集まって話し合っています

  • 1回ごとの時間は長くありません。気軽に参加できます

  • お菓子や軽食がある日も…?(まかないおにぎりの噂も)

  • 活動に参加すると、ボランティア証明書ももらえます!






🔍 周知方法についてもみんなで考えました

  • チラシはもっとわかりやすく、場所や時間も明記しよう

  • InstagramやTiktokも活用していきたい

  • 学校広報・掲示・口コミなどのルートも検討中です

2025年3月7日金曜日

琉球新報に掲載されました。2025年「オーキッドバウンティ」贈呈式

 3月6日付の琉球新報に、「オーキッドバウンティ基金」の贈呈式が琉球新報に掲載されました。第31回目となる今年は沖縄県の13の個人・団体が選ばれ、若狭公民館の指定管理者、NPO法人地域サポートわかさが受賞しました。レポートはこちら





ぜひ、一読ください。
掲載ありがとうございます!

2025年3月6日木曜日

ボランティア募集中!ネパールのイベント!

 ネパールのお正月を祝うネパール・ニューイヤー パーティーが4/13に開催!
皆様、予定をあけておいてください♪

地域で暮らす人々とネパール人で文化交流しながら新年のイベントを祝う
「ネパール・ニューイヤー パーティー 2025/2082」では
一緒にイベントを盛り上げてくれるボランティアスタッフを募集しています♪


ネパール料理づくりは、12日(土)18時〜21時
             13日(日)8時半〜11時に開催!

地域で暮らすタマンさんとチキンカレーと豆カレー、ライスプディングを一緒に作りましょう♪

スタッフミーティングは毎週木曜日18:30から若狭公民館で行います。
ご参加ご希望の方は、若狭公民館までお問合せください。(sato)

2025年3月5日水曜日

上映会&トークイベント「はざま」


3月1日、移民の子どもたちの母語教育をテーマにした上映会とトークイベントが開催され、外国にルーツのある子のサポートをしている方、児童館や日本語学校関係者、移民関係者など60名の参加者がありました。


トヨタ財団の助成を受けて制作されたドキュメンタリー映画『In Between-In Search of Native Language Spaces-はざま - 母語のための場をさがして-』の鑑賞とクロストークを通じて、外国にルーツのある子どもの母語教育について考える貴重な機会となりました。


第一部は映画上映
https://dept.sophia.ac.jp/is/iac/news/docs/news20240823_585145927.html
映画については上記サイト参照

第二部はクロストーク



映画を観たあと、母語や日本語教育に携わる関係者によるクロストークを行いました。
映画を制作した田中雅子教授(上智大学)は、母語を学ぶことが子どものアイデンティティ形成にどれほど重要かを強調し、地域によって母語教育の支援の差が大きいことを指摘しました。
母語を話せない子どもたちが増加する現状は、将来的に日本で暮らすことができなくなる外国人が増える原因となり得る可能性や、在留資格が不安定な子どもたちにとって、未来を描けない不安は大きな課題であることを教えてくださいました。

村上呂里教授(琉球大学)は、ベトナム人コミュニティーでの支援活動に触れ、日本の小学校での生活に課題のある児童と共にベトナム文化を学ぶ授業を実施した経験を報告。対象となるベトナム人児童が自分の文化を友達に紹介できることで安心感を得たというエピソードを紹介しました。このような授業を通じて、異文化理解を深め、子どもたちの自己肯定感を育む重要性が改めて認識されました。


また、オジャ ラックスマン氏は、沖縄のネパール人コミュニティーでも同様に、ネパール語を話せない子どもたちが増えている現状があり、特にネパールに帰った後の母国がわからないためにおこる課題についてふれ、母語教育の場の創出が地域全体で考えなければならない問題であると述べました。

それぞれが地域コミュニティーが母語の大切さや理解の必要性を強調しました。

参加者からは

・親の在留資格によって子どもが将来像を描けないのは非常に残念です。
・母語が思考のベースになるという言葉が印象に残りました。


会の終わりには、若狭公民館で活動するネパールの子どもたちのダンスクラスのお披露目もありました。活動を行なっているネパール人のアムリタさんも、子どもたちのネパール語教育に苦労しているお話をされていました。



今回のイベントは、外国にルーツのある子どもたちが母語を学び、文化を継承するために必要な支援の重要性を再確認し、地域社会としてどのようにサポートできるかを考える良いきっかけとなりました。(sato)



new!喫茶むすぶ 歴史講演会開催!

隔週金曜日に開催している new!喫茶むすぶでは
3/21に、歴史講演会を開催します!

賀数仁然さんをお迎えしてに「若狭町にみる王国の歴史」についてお伺いします。
普段、喫茶むすぶを利用されていない方もお気軽にご参加できます。
興味のある方は、お電話をお待ちしております。



日時:3月21日 14時〜16時
場所:若狭公民館 第1研修室
参加費:100円(珈琲、お菓子付き)
対象:那覇市在住・在勤・在学で65歳以上ならどなたでも
定員:24名
申し込み:受付中

なは防災キャンプ'25冬(那覇市立那覇小学校)(2025年2月28日)レポート2

  2025年2月28日で「なは防災キャンプ'25冬」を開催しました!会場那覇市の指定避難所に指定されている『那覇市立那覇小学校』です。



まずは、「防災キャンプ」ってなに?という人もいると思います。

防災キャンプとは「防災訓練×キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。
①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する

那覇小学校の先生方、PTAとも会議を重ねて第1部「5年生、6年生と防災かるたとパーテーション設営」、(第1部の様子はこちら)第2部「防災✖︎演劇ワークショップ」の構成で日帰りキャンプで行いました。



子どもたちが集まり、ワークショップ開始です。

昨年同様、株式会社TEAM SPOT JUMBLEさんと名桜大学の松下先生の全面協力のもと、行われました。ありがとうございます。(過去の様子はこちらから

まずはアイスブレイクで全体の一体感を深めていきます。



その後に各グループに分かれて、即興演劇を作っていきます。


子どもたちの意見も聞きながら、構成を決めていきます。

専門的な用語や器具の説明は名桜大学の松下先生から説明がありました

即興演劇スタートです


演劇で災害時を想定して実際に身体を動かして体験することで身になったという声やまた違う役をやりたいなどの声もありました。
ご参加された皆様、ありがとうございました。


【関係・協力団体

主催:那覇市立那覇小学校/那覇市若狭公民館

共催:那覇小学校PTA/那覇市防災危機管理課 /NPO法人地域サポートわかさ /  (一社)災害プラットフォームおきなわ /Team Spot Jumble