2010年8月5日木曜日

若狭を走っていた電車のレール発見!?

高齢者学級「若狭を走っていた電車から歴史をたどる」で取り上げた路面電車、沖縄電気軌道。
松川に電車のレールがあるよ、という話というお話をいただいて早速見てきました。

実は、6月に発刊された「松川字誌」に載っていたのは知ってはいたのですが…。
講座の準備で忙しく、つい後回しにしていました。
松川向上会の富山さんの案内で、見せていただきます。



ある民家の庭先に、それは置かれていました。
以前あった家の軒に、梁にして使われていたようです。

見ると、錆びて朽ちつつありますが、確かにレールです。
軽便鉄道のレールよりも重たい、立派なものです。
路面電車の線路の幅は軽便鉄道よりも広く、内地のJR(旧国鉄)と同じ幅でした。
鉄道はほぼ「線路の幅=より高い規格」という図式が成り立ちますから、レールが立派なの頷けます。



富山さんが、こんな石を見せてくれました。
小学生の頃、電車がかつて走っていた場所の近くにごろごろしていたそうです。
遊んでいたら、お母さんに「漬物石にちょうど良いから持ってきなさい」と言われて、家で使っていたとか。

固くて丈夫そうな石です(あまり沖縄で見たことが種類の無い石でした)。
もしかすると、道路にしかれたレールのまわりにおかれた敷石かもしれません。


こうして案内して下さっている間にも、富山さんにはひっきりなしに電話がかかっていました。
このレールについての取材もあるそうです!

講座をきっかけに、様々な情報が寄せられました。
また、このような発見がありましたら、ブログでご報告致します。

若狭からも何か見つからないかなあ。。。

(一柳)