2012年1月15日日曜日

復帰講座打合わせ

今年は沖縄県の日本復帰40周年です。
昨年より開催している復帰についての勉強会「復帰あの頃を知る」シリーズの第4弾開催が決定しました!


第1回、第2回は、復帰っ子連絡協議会が主催し、若狭公民館は会場を提供しているだけでしたが、第3回からは合同で開催しています。
これまで、復帰を推進した方、復帰に消極的だったといわれる保守政治家、反復帰論を唱えた思想家、それぞれの立場から「復帰」についてお話しいただきました。


第4回の今回は、報道カメラマン(復帰当時は学生写真家)として沖縄の激動の社会状況を写し続けてこられた山城博明さんをお迎えして、当時の写真をスライドショーでみせていただきながら現場の話を伺います。

先日(1月10日)、山城さんに来館いただき、講座の打ち合わせとスライドショーの機材チェックを行いました。
機材チェックをしながら、コザ暴動や通貨闘争、復帰賛成派・反対派それぞれの集会の様子、5.19ゼネスト、全軍労、皇太子火炎瓶事件、沖国大米軍ヘリ墜落など、、、復帰前から復帰後、関連する最近の写真まで全101枚のスライドをみせていただきました。

衝撃的な写真の数々、そして現場に立ち会った方ならではのお話、とても興味深く、講座当日がとても楽しみになりました。
ぜひ、多くの方に参加していただきたいと思います。
下に、チラシ画像と講座の詳細を貼付けます。


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 =復帰あの頃を知る=その4
 「写真で知る!激動の時代」
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沖縄県本土復帰40周年を迎え、あらためて「復帰」について多角的に学ぶことを目的に実施している勉強会「復帰あの頃を知る」シリーズの第4弾です。
今回は、報道カメラマンの山城博明氏をお迎えし、復帰前後の沖縄を写した写真のスライドショーとその写真にまつわるお話を伺うことで、激動の社会状況を知ることをねらいとしています。

【日時】2月4日(土)16時~18時
【場所】那覇市若狭公民館 2階 第1研修室
【講師】山城博明(報道カメラマン)
【参加費】無料
【問合せ】098-891-3446
     info@cs-wakasa.com
【主催】那覇市若狭公民館・復帰っ子連絡協議会

※尚、講座の様子はUSTREAM中継を行う予定です。
 会場まで足を運ぶことのできない方は、こちらでご視聴ください。
→ http://okinawa-am.net/ustream/index.html
【協力】OAM(沖縄オルタナティブメディア)

<<講師プロフィール>>
1949年生まれ。宮古島市城辺字新城出身。
沖縄大学在学中に沖縄の日本復帰闘争、安保闘争、学園紛争などの写真を現代の眼(1971年8月号)、世界写真年鑑(1971~2年・平凡社)などに発表した。卒業後、読売新聞西部本社に入社。現在琉球新報社写真映像部に所属するカメラマン。
1990年度、19991年度と二年連続九州写真記者協会賞を受賞。1993年から那覇市、東京、仙台、札幌、山口で写真展「琉球の野鳥」「中国野生のトキ」を開催。
1998年、写真集「報道カメラマンが見た復帰25年OKINAWA沖縄」を出版。同年7月、沖縄銀行「平成10年度おきぎんふるさと振興基金」を受賞した。1999年9月、中国漢中市で開かれた世界トキ保護検討会議場で外務省協力により写真展「中国野生のトキ」を開催。2003年5月、那覇市リウボウホールにて写真展「天tinpao蛇」開催。
ライフワークで沖縄の自然、アジアの野鳥(中国野生の朱鷺、韓国、台湾、香港のクロツラヘラサギ)の撮影を続けている。
http://tenpau.com/

【会場案内】
那覇市若狭公民館
http://naha-kouminkan.city.naha.okinawa.jp/wak-kou/about/access.html
※駐車場がありませんので、車でお越しの際は近くの有料駐車場をご利用ください。





→ 前回の講座「復帰闘争と反復帰論」(講師:川満信一)の様子はこちら。