2023年4月22日(土)~ 23日(日)に那覇市立曙小学校で「なは防災キャンプ'23春」が開催されました。
レポート1はレクレーションから防災さんぽ(こちらから)
レポート2は避難所についてのグループワーク。(こちらから)
レポート3は夕飯、そして、防災絵本の読み聞かせ。(こちらから)
レポート4は避難者運営会議の様子(こちらから)
レポート5では、ラジオ体操、朝食、そして、ふりかえりについてお届けします!
翌朝、23日(日)AM 6:00
点灯する前に徐々に体育館が明るくなり、参加者も身支度を始めていました。
6時半からは曙小学校グラウンドで元旦以外はラジオ体操で健康づくりと交流を行っている「曙願寿会」の皆様とのラジオ体操です。(曙願寿会について取材が来たときのブログはこちら)
まだ眠そうですが、みんなでグラウンドへ向かいました |
朝日を浴びながらのラジオ体操 |
まだ眠そう |
「曙願寿会」はラジオ体操が終わった後にダンスや踊りで身体を毎日動かしています。
今回は参加者もみんなで行いました。
ラジオ体操も終わり、曙願寿会代表でもあり、パーラー公民館初代館長、そして、曙小学校区まちづくり協議会名誉会長でもある上原美智子さんから挨拶がありました。
その一方、曙小学校体育館では、曙小学校区まちづくり協議会の皆様が那覇社会福祉協議会から提供していただいたアルファ米とみそ汁を取り分けていました。
美味しくいただきました。ありがとうございます! |
朝食を食べた後、各テントや宿泊場所を周りながら、どのような防災道具を持ってきたか、宿泊などを持ってきたかを共有しました。
ダンボールワークショップで作成したダンボールトイレを紹介してくれました |
パーテーションを初めて活用した方々が多くいました |
体育館を活用して、雨風を防ぐことができたのですが、蚊の対策ができなかったので、多くの参加者が蚊に悩まされたと口にしていました。
充電式の扇風機やライトを持ってきている参加者もいました。 |
宿泊テントなどを紹介してもらったあとは、今回の防災キャンプの振り返りを参加者で行いました。
震災経験者:今までの災害時だと役所も閉まり、避難所で代表者がいないこともある
・避難者がそれぞれの適材適所、特性をもって、避難所を運営していく
・阪神・淡路大震災に当時高校生だった参加者が避難所に避難した際に一人の男性が1日目と2日目との夜に勇気を出して声を出して、「このままだと大変なことになる。ここの避難所のリーダーを任せてほしい」と発言し、そこからの避難所がうまく運営できたことを経験した
防災キャンプ参加2回目
・前回の反省を活かして、持ってきたけど使わなかったり、前に使ったものを使うことがなかったり、毎回毎回気づきがある。
・パーテーションが居心地がよかった
・朝のラジオ体操がすごくよかった。凝り固まった身体をほぐした。
・人との交流を大切だと思った
ペットと一緒に参加された方
・蚊にさされた以外は快適だった
・ペットが参加できたのは今回少数派だった
小学生参加者
・簡易ベットを始めて活用した
・夜は寒かった。季節に合わせた暑さ対策、寒さ対策は必要だと思う
与那原から参加者
・眠れた子どもと眠れなかった子どもがいた
・寒かった
・与那原で防災キャンプすることができれば
・代表者会議を決めるやり方とかが大事
・防災グッツがみんな揃えてきてびっくりした
まちづくり協議会の皆様
・みなさんと協力できたことがよかった
・避難所が開設された時に決めることが多くてびっくりした
・お客さんとしてではなく、自分も運営者として参加していきたい
・今回はなかったが、電気などは使えるとしたら電気の場所は争いの種になるんではないか
初めて防災キャンプに参加者
・早く家に帰りたい
・子どもたちに教える前に自分達(大人)の防災知識が足りないことが多いと感じた
・初めて防災キャンプに参加して、初めて防災について考えた
・何を持ってこようか考えた(S字フックや充電型の扇風機など)
・地元に持ち帰って防災キャンプを行いたい
・防災キャンプに参加することが必要。参加するのにも勇気がいる
・草履とかも必要
・日頃からの訓練が災害時に繋がると思う。日常からの生活に防災を取り入れたい
・テントの組み立てをかんばりたい
・他の地域にいって防災キャンプを開催できるキッカケを作ってくれてありがとうございます。
・防災についてのことが知れてよかった。この経験を次に活かしていきたい。
・曙小学校の先生たちが那覇市から配備されているパーテーションの場所がしらないことにびっくりした
・備蓄倉庫が津波避難がある可能性がある
・災害時に誰が避難所を開設するかが大事
・日常的に防災グッツなども揃えていきたい
・若いみなさんが頑張ってくれて嬉しい
・地域の高齢者が少しづつ地域防災について興味ができている気がする
・一人一人必要なものは違う
・みんなで協力していくことが必要
・生活空間をみんなで考えながら常に変えていきたい
・石嶺小体育館での防災キャンプをやっていきたい
振り返りの動画(こちら)
ご参加ありがとうございました |
主催:NPO法人地域サポートわかさ / 那覇市若狭公民館
共催:一般社団法人災害プラットフォームおきなわ / 曙小学校区まちづくり協議会 / 那覇市立曙小学校 / 那覇市社会福祉協議会
協力:一般社団法人HDC人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa