2024年4月3日水曜日

沖縄・津波警報にて若狭公民館3階ホールを解放

4月3日、台湾東部沖で起こった地震の影響で午前9時ごろに沖縄県全域に津波警報が発令されました。その警報を受け、若狭公民館3階ホールも解放し、避難者を受入れました。



若狭バース近くの護岸工事や近隣住宅の工事をしている方々が避難してきました。



護岸工事の作業員が避難途中で会ったというクルーズ船の旅客も一緒に避難。
状況が飲み込めていないようだったので、英語ができる職員が状況を説明しました。


もちろん、地域住民も避難しています。
自治会役員や民生委員の方が、1階に住んでいる独居高齢者に電話をしたり、直接訪問して避難を促したようです。



一般の避難者は67名。
公民館・図書館職員、清掃員11名。


合計78名が若狭公民館の3階(ホール・ロビー)に避難しました。


ホールでは、津波情報が常に確認できるようにラジオをつけていたほか、携帯のテザリングでインターネットに接続しYouTubeのライブ配信を観れるようにしました。




1階の図書館、2階の公民館それぞれ事務所を閉鎖し、職員も3階に避難していたため、緊急連絡ができるように、防災用無線トランシーバー、蓄電池、そして長期化したときのために飲料水を3階に上げて備えました。


10時40分ごろ、津波警報から注意報に変わり、正午には避難指示が解除されたので、午後からは通常開館しました。



2024年4月1日月曜日

【2024年4月 花柄模様】

 【2024年4月 花柄模様】

今月のイラストは昭和レトロな花柄模様。
懐かしい!と思った方は若狭公民館までお知らせ待ってます♪



令和6年度がスタート!

4月1日です。
令和6年度がはじまりました!


若狭公民館では新職員を迎え、新たな気持ちでスタートをきりました。
継続的に取り組んでいる子ども、シニア、外国人などの居場所に加え、防災キャンプやうみそら上映会など人気のある取り組みは、今年も行います!
皆さんの声を聞きながら、魅力ある講座やイベントを随時開催していきたいと思っています。

今年度もよろしくおねがいします。


2024年3月29日金曜日

なは防災キャンプ'24冬(なは市民協働プラザ)(2024年3月19日-20日)レポート3

  2024年3月19日(火)~ 20日(水・祝)に「なは防災キャンプ'24冬」が開催されました。場所は那覇市指定避難所の『なは市民協働プラザ』です。



防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。

①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する

日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。  


レポート1では避難所開設の受付から炊き出しまでの様子。(こちらから

レポート2では能登半島地震被災地支援からテント設営。(こちらから

レポート3では2日目の防災さんぽと振り返りについてレポートです。



20日の2日目朝はラジオ体操からのスタートです。



宿泊したペットたちも一緒にラジオ体操に参加しました。



朝食の時間です。受付ではボランティアの方々がお湯とアルファ米を配布しました。お湯を活用してスープやコーヒーを飲む方や持ってきたパンなどを食べている方もいました。





朝食後は各自家から持ち出してきた物資をお披露目する「持ち出し品シェア」タイムです。




持ってきた物資や持ち出し品がそれぞれ違うために、参加者も興味深々で各自のテントを回りました。




「持ち出し品シェア」の時間にRBCiラジオ『アップ!!』にてコーナーを持っている
防災士で災害ソーシャルワーカー稲垣暁さんとのラジオ中継もあり、なは防災キャンプについてお話ししていただきました。


持ち出し品シェアの後は防災さんぽです。ラジオ終了後に駆けつけた稲垣さんのガイドで、
なは市民協働プラザの周辺をさんぽしながら、災害時のリスクや資源などを確認しました。


災害ソーシャルワーカー 稲垣 暁さん




なは市民協働プラザの横ではヤギが飼育されており、その影響で雑草が生えずに雑木林にならないような工夫がされています。



プラザの横にある立体駐車場は台風接近の暴風域時は無料で駐車場が解放されるようになっています。

稲垣さんは昨年の台風時に一時避難したそうです。立体駐車場は雨風を遮り、車中避難する際には一つの選択肢としても良いとの話がありました。

ちなみに、暴風警報が解除されると有料になるそうなので、気をつけましょう。




なは市民協働プラザの真横にある那覇市消防局です。

那覇市防災危機管理課の源河さんは、
那覇市消防局から出向職員ということもあり、消防の役割や出動のタイミング、消防車の種類など詳しい説明をしていただきました。



防災さんぽが終わっての振り返りでは、下記のような意見がありました。



・(宿泊者)子どもや赤ちゃんが夜泣きで眠れなかったので、持ち出し品に耳栓を加えると良いかもしれないです。

・(宿泊者)宿泊場所を決める際は人が通る動線を作ることを優先する必要がある。

・(宿泊者)日帰りと宿泊は全く違う経験になると感じた。

・(宿泊者)深夜になるごとに寒くなった。

・(那覇市防災危機管理課より)テントに関しては、パーテーションは熱中症対策で屋根がついていないテントを採用した。

・(なは市民協働プラザ職員)働いている施設でも知らないことが多く勉強になった。


参加された皆様、ありがとうございました!





【関係・協力団体

主催:那覇市若狭公民館

共催:那覇市防災危機管理課 / 那覇市まちづくり協働推進課 / 那覇市銘苅小学校区まちづくり協議会 / (一社)災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会

協力:(一社)人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa / 那覇市地域包括支援センター新都心 / 新都心銘苅市営住宅にじいろ会  

多文化カフェ・わかさ 継続中!

 多文化カフェ・わかさは、時間を短くして継続中。

毎週さまざまな国の人がおとづれ、さまざまな言語を使った国際交流を楽しんでいます。


最近、トルコ人のエメレさんがよく来られます。
昨日はスタッフあみちゃんの持ってきたひまわりの種におおよろび!
沖縄で買えるの?!と興奮気味だったのですが、残念!台湾で買ったそうです。
トルコ人はひまわりの種が大好きで食べ始めたら止まらないんだそうです。

昨日は言語学者のルベンさんが、新メンバーのエメレさんを歓迎してトルコの国旗を黒板にはったり、トルコの国歌を練習してきたり、のおもてなししていました。
エメレさん喜んでくれて写真をご両親に送りたいって言っていました。

トルコ語は日本語と語順が同じだそうで、単語を覚えたら話すことができそうです。(sato)



なは防災キャンプ'24冬(なは市民協働プラザ)(2024年3月19日-20日)レポート2

 2024年3月19日(火)~ 20日(水・祝)に「なは防災キャンプ'24冬」が開催されました。

場所は那覇市指定避難所の『なは市民協働プラザ』です。


防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。

①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する

日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。  

レポート1では避難所開設の受付から炊き出しまでの様子。(こちらから
レポート2では、能登半島地震被災地支援報告からテント設営です。



夕食後は一般社団法人災害プラットフォームおきなわ(DMPO)の4人による、能登半島地震被災地支援の報告がありました。



能登半島の地図や映像、写真を活用して被災地の現状から災害プラットフォームおきなわ(DMPO)が行った支援について説明してくれました。
動画にて報告を公開しています。(YouTubeはこちら




被災地支援報告の間、子ども達はダンボールで部屋を作ったり、キッズスペースで遊んだり、楽しく時間を過ごすことができました。


ダンボールトイレも座ってみたりしました



報告後は会場にパーテーションを配置して避難宿泊場所として活用しました。

パーテーション設置場所については、あえて事前調整を行わずに実験的に設置してみて、課題や気づきを得ることにしました。


研修室にみっちり張られたパーテーション

同じ研修室でもパーテーションを使用せずに床で寝る選択した方もいました


出口の向きがバラバラになったり、家族構成や年代、地域などが把握できずに困ったりしました。また配置位置が固定されていないため、パーテーションがぶつかっている場所があり、その影響で出入りの道が窮屈になっている箇所がありました。



「避難所開設キット」では、参加者の受付番号と設置したパーテーションを照らし合わせる想定でしたが、かわいい表札が書かれており、ほっこりしましたが、中にどなたがいるのかがわからない状況でした。


レポート3では2日目の防災さんぽと振り返りについてレポートします。(こちらから


【関係・協力団体

主催:那覇市若狭公民館

共催:那覇市防災危機管理課 / 那覇市まちづくり協働推進課 / 那覇市銘苅小学校区まちづくり協議会 / (一社)災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会

協力:(一社)人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa / 那覇市地域包括支援センター新都心 / 新都心銘苅市営住宅にじいろ会  

月刊公民館に掲載!

月刊公民館4月号に若狭公民館の記事が掲載されています。

「公民館をアウトリーチして、公共空間を開く:パーラー公民館のとりくみ」というタイトルで7ページにわたる特集です。
パーラー公民館をはじめ、リッカ!ヤールーキャラバンやネパール ニューイヤーパーティー、ユーチュー部などの取り組みについても牧野先生の視点から、わかりやすく魅力が伝わる素敵な記事です。
牧野先生ありがとうございます!


写真もたくさん掲載していただきました。


そういえば、月刊公民館では、2月には宮城館長が参加したオンラインフォーラムの記事が、3月号にはインターネット活用コンクールの受賞記事が掲載されていたのでした!
お知らせが遅くなってしまいましたが、3月連続で若狭公民館関連の記事が掲載されていました!
ぜひ、バックナンバーまでさかのぼってご一読ください。