2009年8月24日月曜日

成人講座「Let’s go vote(投票)!」開催しました!

8月23日、成人講座「Let’s go vote(投票)!」を実施しました。
第45回衆議院選挙を1週間後に控え、選挙ムードが高まる中で、市民一人ひとり、特に若い世代が選挙への意識を高め政策判断能力を身につけるためにこの講座を企画しました。

「選挙」をテーマとした講座なので難しそうな印象があったことと、朝10時から午後4時までと長時間の講座だったため、はじめは申込者が少なく不安も大きかったのですが、いざやってみると20~30代の受講者を中心に13名の参加がありました。

午前中は、まちづくりのシュミレーションで、話合いにより政策を作っていき、投票によって代表者を決めることなどを体験しました。
受講者は、ゲームを通してまちづくりの主役は自分たち市民一人ひとりであることを再確認できたようです。

まちづくりシュミレーションの様子


その後、若狭地域について、それぞれのイメージや地図などの情報から気づいたこと、思ったことを話し合い、午後のまち歩きに繋がるように意識付けをしました。

まち歩きの前に、お昼は選挙啓発アニメーション「うるまでるびのGO!GO!選挙」(財団法人明るい選挙推進協会)をみながら公民館職員が作ったカレーをみんなでいただきました。
(おいしすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました)

午後はみんなで若狭地域のまち歩き。
コースは、松山から若狭のまちを通り、若狭海浜公園へ。
泊大橋から波之上橋にかけて橋の上を歩きながら現在すすめられている那覇西道路、大型旅客船バース等の建設工事をみました。
それぞれの視点で気づいたことやまちの課題を見つけていきました。

波之上橋から工事現場をのぞく


この時期の日中に一時間外を歩くのはかなり体力を消耗します。
少し休んだ後、若狭まち歩きの振り返りをしながら、それぞれが気づいた若狭地域の課題や解決方法について話し合いました。
普段若狭地域に来ることがほとんどないという受講者も多かったのですが、それぞれするどい視点で、さまざまな意見が出されました。

上記のような流れで、日常生活と地域の課題が繋がっていること、その解決策を考えるために話合いが必要で、話合いの場(議会)に代表者を送るために選挙が必要だということをあらためて意識しました。

選挙や投票の意義を確認したあと、衆議院選挙沖縄一区の候補者インタビュー動画をみました。
受講者それぞれが熱心に聞いている姿が印象的でした。

候補者インタビュー動画を熱心に見る(聞く)受講者


「選挙や政治にあまり関心が無かったけど、まちづくりはそれぞれが主体的に関る必要があることに気づいた。投票によって代表者を選ぶには、主体的に地域のビジョンをもつことが必要だと感じた」
など、参加者から気づきの多い講座だったという声が聞こえてきたので嬉しかったです。

皆さんも、8月30日の投票日はお忘れなく投票所へ足をお運びください。
(当日用事が入っている方は、期日前投票をお勧めします)


おまけ。
投票日一週間前に実施した選挙についての講座ということで、新聞、テレビ等多くのマスコミが取材に来てくれました。 (館長)