寒い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザも流行っていますので、手洗いうがい、食事、睡眠でしっかり予防いたしましょう!
さてさて、子育て勉強会パート2のご報告がすっかり遅くなったしまいました…(>_<)
実はすでにパート3も終了しましたので、そちらも後日ご報告いたしますね。
まずはパート2から!
パート2の内容は高学年のお子さんについて。
講師は塾講師をなさっている高江美奈子さん。
そして、講座のコーディネーターをしていただいている佐渡山要さん。
内容は高学年の…としていますが、それに限らず、とても興味深いものでした。
男女別の子どものほめ方や、教育のあり方、子どもと大人で言葉の認識に違いがあることなど、たくさんのお話を伺うことができました!
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子どもは褒められると嬉しい!(大人もですが!笑)
でも、ただ褒めるだけでなく、もっとよくみてみると、男女で違いがみえてくるそうです。
例えば。。。
男の子は身近な人(家族など)から褒められるとより嬉い!
女の子は第三者(家族以外の大人や友達)から褒められるとより嬉しい!
などなど。
また、できることから目標設定し、「続けること」を褒めるといい習慣ができる。
3つの目標(できること2つ、高いもの1つ)を設定してモチベーションを上げる。
褒めるときは「い・え・や・す」で!
え → えらいね‼︎
や → やるねー‼︎
す → すごいね‼︎
大人の側もちょっと意識して、褒め方を工夫するとおもしろい違いがみえてきそうですね!
逆に子どもを叱るとき。
「怒る」と「叱る」は違うのです。
怒るは感情に任せて怒っている側の言いたいことを外に出す行為。
叱るは相手のことを考えて、冷静に事を判断し行動の改善を求める行為。
叱るときは声のトーンを下げ、相手に復唱させると、なぜ叱られていいるのかがよりわかってもらえる。
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褒めると叱る。
どちらも大切なことですが、バランス良く。
何が子どものためになるのだろうと考えること自体、大人にとっても大きな学びになるのかもしれませんね。
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子どもと大人で言葉の捉え方に違いがあるということもおっしゃっていました。
例えば ”みる”
大人は「ちゃんとみときなさいよ。」とか
「きちんとみなさい。」とか言いますが、
その意図は「きちんと手順や方法を観察して覚えなさい。」とか
「理解しなさい。」とかですよね。
でも、子どもにとっては、単純に映像として「みる」なのです。
そこで両者に差が生じる。
「ちゃんとみなさいって言ったでしょ!」
(意味するところは「なんで理解してないの!」)
と言ってみても、
子どもにとっては「ちゃんと(映像として)見てたし!」となる…
他にも ”きく” ”やる” ”きれい” なども捉え方に差がでる。
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こうして、改めて言われるとおもしろいですね!
こんな場面に遭遇したとき、「あー!これか!」と心の中でニヤリと納得しそうです。
コニュニケーションでよく誤解をまねくのが、
こちらが当たり前だと思っていることを相手も同じようにわかっているだろうと思ってしまうことが起因だったりします。
子どもと向き合うときも一緒ですね。
自分と他者は違う人間。
違いがあるからこそおもしろい発見があったり♪
佐渡山さんからは、「他者の力を借りることも大切」というお話がありました。
親が子育てを完璧にしなくては!と頑張りすぎて苦しくなるより、うまい具合に他者の力を借りることが親にとっても子どもにとってもいいことがある。
特に男の子は「お母さんに甘えたい」という気持ちが強いため、いくら母親が叱っても響かないことがある。
ある程度外に出す(地域活動に参加させる、塾や部活にいれるなど)ことで、親以外の大人に接しながら厳しさや人との関わりを学ぶことができる。
子どもが成長する環境をつくるために他者の力を借りることは大切なこと。
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今回は試食タイムもありました!
西平みゆきさんにみそ玉を作っていただき、みんなで試食♪
おにぎりも持ってきていただき、心もお腹も満たされました!
みそ玉とはなんぞや?とおおもいの方!
簡単に言えば、「手作りインスタント味噌汁」です!
市販の味噌にワカメや乾燥ねぎ、お麩などを混ぜてコロコロと丸めたものです。
何個か作って冷蔵庫に入れておけば、食べるときにお湯をかけるだけで味噌汁ができる。
簡単便利なアイディアです!
公民館で中学生が通学合宿したときもみんなで作って朝食にしましたよ!
今回も充実した講座となりました!
ご参加くださったみなさん、講師の先生方、ありがとうございました!