2018年7月27日金曜日

広報わかさNo.96 「まちの宝:上原史子さん」

2ヶ月に1回発行している「広報わかさ」
今年度から紙面を増やして発行しています。
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ブログ掲載が遅くなってしまいましたが、
今日は「まちの宝」として地域の方々を紹介している記事をご紹介します!
(紙面では書ききれなかった部分もご紹介しますよ ^^)

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広報わかさNO.96 (まちの宝:上原史子さん) 

 「アロハ(相手を尊敬する心)」を体現する地域の花



 ハワイアンフラを愛する93歳の上原さん。「カプア マッエオッレ 上原」というハワイアンネームを持つフラ歴30年のベテランです。


始めたきっかけは60代の頃にぎっくり腰を経験したこと。
病院の先生に「腰を動かす運動をしなさい」とアドバイスされ、踊りが好きだった上原さんはフラに挑戦することに。今では「フラは生き甲斐!フラを通して元気を伝えたい!」と精力的に活動されています。


 沖縄戦のさなか目の前で家族全員を失い、一人だけ生き残ったのだそう。
深い悲しみを抱えながらも、幼い頃から「困っている人がいたら、見ないふりするな!(手助けしなさい)」と教えられたことや、「苦しい時こそ、それを宝にする」持ち前のポジティブさを大切に生きてきたといいます。


 若狭公民館で長年続いているフラのサークルを立ち上げたのも周りから「作ってほしい!」と頼まれたのがきっかけなのだそう。
自分自身では恐れ多いと思っていたけれど、誰かのためになるならと恩師に懇願したといいます。
今でも、舞台などで踊る姿を観た方から「元気になった!」と涙を流しながら言われることがあり、「自分でも人の役に立てる!」と嬉しさを感じるといいます。

 
 数年前には脚を骨折し「95%車イスになる…」と言われながらも、「残り5%になればいいじゃない!」と意欲的にリハビリに取り組んだ結果、見事に回復し、今も舞台に花を咲かせる上原さん。
フラを始めるきっかけを与えてくれた病院の先生と尊敬するフラの恩師、そして『アロハ(相手を尊敬する心)』を大切に、サークルメンバーをはじめ、周りの人に支えられて楽しく過ごしていることに感謝しているそうです。

 
 そんな上原さんの姿は本当に輝いていて、少女のような笑顔がとても魅力的。ぜひ、踊る姿をご覧になってみてください!

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