2010年3月17日水曜日

『比嘉座わかさ公演』詳細情報

来る22日(月、振替休日)に実施する『比嘉座わかさ公演』の詳細情報をアップします。

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   地域連携事業『比嘉座わかさ公演』
~はじめてぃうがなびら。比嘉座やいびーん。~
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若狭公民館では、3月22日(月、振替休日)に地域連携事業として公民館ホールにて演劇集団『比嘉座』の公演を開催します。
地域にお住まいの高齢者や身体の不自由な方など、遠くまでお芝居を観に行くことのできない方々も気軽に足を運べる公民館で、生のお芝居を楽しんでいただくことを目的としています。
また、芝居を通して、芸能・文芸などの沖縄文化の基層を成す“しまくとぅば”に触れ、考える機会となればとも思っています。

■■日時■■
平成22年3月22日(月)振替休日 15時~(2時間程度)

■■場所■■
若狭公民館 3階 ホール

■■料金■■
入場無料

■■演目■■
【沖縄的短編芝居『しまくとぅばも戦世も語れない2009』】
・「遺言」
 世代間のギャップを抱えながらともに生きるおばーと孫の姿を描いたお話。
・「フェンス」
 米軍基地のキャンプを挟んで出会った女子高生と軍作業員のおじさんのお話。
・「ぱちろまぬぱぴる」
 実話を基に創作した、石垣市白保方言の一人芝居。
・「伊波の魔法使い」
 祖父の戦争体験を語ることに挑戦したうるま市石川伊波方言の一人芝居。
・「まぶいぐみ」
 「遺言」の続編。

【比嘉座の『歌劇』】
・「帽子クマー」
 戦前の沖縄では、パナマ帽を編む内職が盛んに行われていました。帽子を編みながら交わす3人娘の会話劇。台詞をのせる曲はもちろん「帽子クマー」です!!
・「豆腐協奏曲」
 舞台は総菜屋。シチグヮチ(お盆)の注文の重箱をつくるために、店は大忙し。そんな中、重箱の中の豆腐と昆布が恋に落ちてしまう。「スーキカンナー」「海のちんぼうら」「十九の春」「浜千鳥(ちぢゅやー)」「めでたい節」のメロディに台詞をのせた切ない恋物語です。

■■比嘉座メンバープロフィール■■
比嘉陽花:
1982年うるま市石川伊波生。沖縄をテーマにしたオムニバスの演劇作品『しまくとぅばも戦世も語れない』を創作・比嘉座メンバーとともに県内各地で上演。絵画、絵本の創作も行っている。
照屋寛文:
1982年うるま市具志川生。ものまねコントが得意。レパートリー:平良とみ、田中まき子、中村玉雄、沖縄市市長、市原悦子・・・。
山里紗葉:
1984年那覇市生。沖縄に生きる等身大の女性の姿を一人芝居(歌芝居)として創作。『Tomika Tailorノ キオク』『もしもしかんしょうさん』『Snow と みてる 空』wanakio2008等で上演。
香取光一郎:
1974年大阪生。主に、アコーディオン・ピアノ演奏家として県内外で活躍中。NPO沖縄ちんどんや同好会の主要メンバー。アコーディオン弾き語りによる歌声喫茶風ステージも行っている。