10月8日(日)に科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー「ホバークラフト」を開催しました!
なぜなにレクチャーとは、トヨタ自動車の社員が子どもたちを対象に行う科学工作教室。「モノづくりの大切さ」「科学の楽しさ」を伝える活動です。
今回作った「ホバークラフト」は、圧縮した空気で浮きながら走る陸も走れる高速船です。
複数あるプログラムの中から今回は7年ぶりに「ホバークラフト」を選びました。7年前に来てくれた技術者の方もいらっしゃいました〜。
最初にホバークラフトの仕組みを下敷きで実験!ピタッとおいたら全く動かない下敷きですが、空気をふくませるようにふわっとおくと滑り落ちるんです。
ずっと滑らせるにはどうしたらよいでしょうか?
「空気を送り続ける!」とすぐに答えた子もいました。すごい!
穴を開けた下敷きの上から風船で空気を送ると、下敷きは最後まで滑り続けることができました。
話だけではピンとこない子も目で見て確認することで、なんとなくではなく、しっかりと仕組みを理解して工作に取り組むことができました。目で見て確認できるアイテムをちゃんと準備しているトヨタさん、さすがです。勉強になりました。
つづいて今の原理を使って人が乗れるサイズのものを作るにはどうしたらよいか、みんなで考えました。
下敷きサイズのものがいくつあると100 キロのものをはこぶことができるのか考えることで、工作が実際に使えるものづくりにつながっていることがイメージすることができました。本当に素晴らしい〜。
しかも掃除機で空気を送る人が乗れるサイズの装置も持ってきてくれました!
実際に乗ることができます。子ども4人乗ってもすいすい動く〜♪
工作と同じ原理で人が乗る大きさのものが出来ることが体感できました!
わくわくの気持ちたっぷりでホバークラフト工作がスタート!
完成した人から実際に走らせました。
空気で走る車は想像以上に早くてびっくり!
走らせると同時に自分も走らないと間にあわない上、出来によって右に曲がったり左に曲がったりするので、大騒ぎでした。
車が左右に曲がってしまう場合は、並行や水平などを意識して、丁寧に作るとまっすぐに走るそうです。調整した人もいました。
やってみて、考えて、実験して、体感して、実際に作って、動かす!
たった2時間で頭と手と身体をフル稼働!たくさんの知恵と技術を学ぶことができました。
ものづくりのコツは、子ども時代からの工作から始まっていることを感じることができました。
参加してくれた子どもたちの中から将来、トヨタでものづくりがしたい!と思った子も出てくるんじゃないでしょうか。トヨタ自動車の技術者の皆さんから、ものづくりのコツや楽しさを直接学べる本当に貴重な機会となりました。
トヨタ技術者の皆さん教えていただいてありがとうございました!
ご参加の皆さんお疲れさまでした!(sato)